2009年11月30日

針穴写真器作家・松原活泉さん

日経新聞 関西版2009年11月30日 夕刊から。
5段、ご本人の撮影中の写真入り記事です。

まつばら かっせん さんは1935年生まれ、
西陣織の工房で51年、主に帯を織った。
11年前にワークショップに行って ピンホールカメラ
の虜になった。120台以上 自作する。
カメラの奥行きは900ミリから12ミリまで いろいろある。
奥行きは 写せる画角や露光時間にかかわる。
奥行きが900ミリだと、通常の露光時間は1時間半、
12ミリだと3秒。
外見はとてもカメラに みえないものを 鴨川の
河岸に据え付け、長い時間をかけて撮るのも
一興らしい。通りがかりの人に 話しかけられ 
説明すると 大抵の人は驚くそうだ。こうした
出会いも、ピンホールカメラの楽しさで、
「ますます、人が持っていないカメラを作りたくなる」。  


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2009年11月30日

ピョンヤンのゲーテ・インスティトゥート・閲覧室を閉鎖

ドイツは北朝鮮と2001年の外交関係を持ち、2004年
7月2日に この国で初めての外国文化施設をして
図書室を開いた。
北朝鮮の希望により約4千の蔵書のうち半分は自然科学
・工学の分野のものだった。
1日の利用者100人というのはソウルのゲーテ・インスティトゥートと同じくらいだった。
ドイツの新聞雑誌も閲覧できたが、それは2007年までだった。北朝鮮は 専門文献だけが必要だということだった。
ゲーテ・インスティトゥートの会長によると、契約に決められた条件が守られなかったため 図書室は閉鎖された。図書室は完璧な党幹部だけしか利用できなかったし、メディアの蔵書には検閲もあった。今後は 映画の分野で協力関係は続く。
下記サイトから:
http://www.faz.net/s/Rub117C535CDF414415BB243B181B8B60AE/Doc~EA0A82CA8677A4B44979B1E2092018656~ATpl~Ecommon~Scontent.html  


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2009年11月30日

野生生物の写真Lone Survivor

http://view.stern.de/de/spotlight/29/popup?page=22#utm_source=stern&utm_medium=kasten-links&utm_campaign=vs_detected

上記のサイトで 写真家Mark V Muellerの写真
「生き残った一頭」が見られます。版画のような
写真です。水不足のアフリカ?  


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2009年11月29日

バイソン(アメリカ野牛)23頭・メキシコに導入

メキシコでは19世紀に絶滅したバイソンが メキシコに戻ってきた。アメリカ南ダコタのWind Cave国立公園にいたバイソン23頭が アメリカ国境に近い牧草地18000ヘクタールに運びこまれた。
2012年までに100頭くらいの群れになると メキシコは期待している。かつて この地域には バイソンの大きな群れが 歩き回っていた。鉄道建設と共に 絶滅が始まった。
下記サイトから:
http://www.n-tv.de/wissen/weltall/Mexiko-siedelt-23-Bueffel-an-article615926.html  


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2009年11月29日

ドイツの子守唄・ダウンロードできる

下記サイトで 毎週 楽譜と音楽を無料でダウンロード
できる。
http://www.zeit.de/kultur/musik/2009-11/wiegenlieder-folge-1
今週の子守唄は「月は昇った」。1790年に生まれた歌。  


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2009年11月28日

アフガニスタン、ソマリアほど腐敗した国は無い

賄賂の効く司法、麻薬、公職を金で買うことなどを
考慮にいれ「透明度・国際」(TI)は毎年 180国を
腐敗が支配する度合いにより 評価している。
尺度ゼロ(最悪の腐敗)から尺度10(ほとんど腐敗がない)まである。
アフガニスタンは尺度1.3で ソマリアは1.1と評価された。
この次に悪いのは ビルマ、スーダン、イラク。
最も腐敗度の低い国は ニュージーランド、デンマーク、
シンガポール、スウエーデンで、尺度9.4~9.2。
ドイツは8.0で14位。
ドイツでは超大企業ジーメンスのスキャンダルが
多くの人を目覚めさせた。
ロシアは2.2で 146位。中国は3.6で、79位。両国とも
改善されている。
ギリシャは0.9下がり、3.8に落ちた。
下記サイトから:
http://www.zeit.de/politik/ausland/2009-11/transparency-korruption-afghanistan-deutschland

★ブログ管理人の蛇足:
アフガニスタンに日本は莫大な金をあげるそうです。
その金はどこへ消えるのでしょう。

  


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2009年11月27日

ドイツ倫理協議会は「赤ちゃんポスト」に疑問を呈する

「赤ちゃんを預けるベッド・窓口」は 母親が新生児を 他人に知られないで 引き渡すための最後の逃げ道だ。ドイツ倫理協議会は匿名で赤ちゃんを引き受けるサービスを廃止するように求めている。子どもには自分の素性(すじょう)を知る権利や 親との関係をもつ権利があるから この方法は倫理的・法律的に 問題があると言う。
窮地にある妊婦や母親には 法律的な支援を知らせて 支援に信頼をもってもらうようにした方がいいと評議会は提議している。それに加えて、一時的な匿名による届出で、子どもの引渡しを法律により可能にすることも提案している。その場合、1年後に母親の名前で 子どもを届けなければならない。
赤ちゃんポストに 女性が新生児を匿名で置いて 去り、養子縁組できるように その子を自由の身にする。この仕組みは ドイツ全土に80弱ある。その大半はキリスト協会が運営する。その他に 約130の病院が匿名での分娩を提供している。
生命を救うことと 子どもが自分の由来を知る権利とを比較検討することは たいへん難しい。
子ども支援組織 terre des hommes によると、手放され 死んでみつかったり 生きて見つかったりした新生児の数は 1999年から減っていない。と言うことは、赤ちゃんポストは 基本的な問題を解決したのでなく、今までに なかった需要を作り出したことになる。

ドイツ・プロテスタント教会評議会議長Margot Kaessmann監督は この勧告を厳しく非難している。
下記サイトから:
http://www.heute.de/ZDFheute/inhalt/26/0,3672,7943578,00.html  


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2009年11月26日

アフガニスタンの子どもの難儀・こども権利条約の記念日に

下記サイトに写真15枚。
http://www.stern.de/fotografie/tag-der-kinderrechte-die-plackerei-der-afghanischen-kinder-1522237.html

写真1. 11月20日で 国連子ども権利条約は20歳になる。ユニセフによると、世界で22億の子どもが基礎的なことに不自由している。
20世紀になっても 子どもの権利は守られていないと言うことを この写真の子も感じている。カーブルのレンガ工場で働く。
2.レンガ工場で子どもが働くのは どこでも見られる。9歳もこの子も毎日8時から17時まで働く。
3.レンガは手作業で作られる。
4.レンガ製造業はアフガニスタンで うまくいっている数少ない業種だ。土地は乾いていて、荒涼としていて、粘土も多い。原料は足で混ぜる。
5.このベッドで子どもは休む。レンガを作る炉の煙突から出る煙が 暖めてくれる。
6.レンガ工場の労働者は1月に200~300ドル稼ぐ。工場主は千個のレンガにつき約45ドル受け取る。
7.この賃金では 多くの家庭が子どもを重労働に送りださないわけにいかない。
8.この国で500万人の子どもが働いている。
9.鉱業大臣は夏に 政府は子どもの重労働い対して 将来は厳しく対応すると述べたが、それが いつのことか言わなかった。
10.2~3年前に ほとんどのレンガ工場は 燃料を木から石炭に変えた。その時から 都市でのレンガ工場の操業は禁止された。
11.子どもは 遠くの工場まで 出かけるのを我慢するか、長い間 家から離れるかである。
12.三つの戦争がアフガニスタンの負担を重くした。石炭、石油、ガス、翡翠、エメラルドなど 地下資源に恵まれているが、基盤(インフラ)が不十分なので 資源は搬出されず、売られることもない。器械も足りない。それで レンガの積み込みも手作業でトラックに投げ込む。
13.建築資材は現場で調達される。
14.レンガ工場で働く子どもの多くは 家庭の借金のために働く奴隷だ。
15.自由を取り戻した子どもも しばしば 一生 障害をもって生きなければならない。粘土に鉛が多く含まれているので 失明する子もいる。重いレンガをひきずって運ぶので、関節の障害がおきる。学校へも行けないから 食うにも足りない低賃金でやって いかなければならない。
  


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2009年11月25日

メラミン入り粉ミルク中毒事件で二人を処刑in中国

この事件で6人の赤ちゃんが死に、30万人の子どもが病気になった。その責任を問われた2人が2009年11月24日に処刑された。
1月に死刑の判決がだされ、北京の最高裁がこれを法的に有効だとした。
メラミン入り粉ミルクは2008年9月に表にでた。
メラミンは腎臓結石を引き起こす。普通これはプラスチック、肥料、コンクリートの製造に使われる。
犯人たちは2007年7月から2008年8月までに770トンのメラミン粉ミルクを製造し、うち600トンを売った。
この事件で合計21人が有罪とされた。
犯行の中心だったSanlu財閥の長は終身刑を言い渡され、約1億1500万ユーロの賠償金の支払いを命じられた。被害児の親たちは この金額では少なすぎると非難している。
2009年9月11日に粉ミルクスキャンダル発覚1周年抗議の日とすることが計画されたが 政府は差し止めた。1年前に粉ミルク製造会社のうちの一社が数百トンの粉ミルクを回収することにした。
下記サイトから:
http://www.dw-world.de/dw/article/0,,4922334,00.html  


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2009年11月24日

両性具有・インターセックス・誰が性について決めるか

(昨日のカキコミの続き)
アメリカの性科学者John Moneyは1950年代に次の原則を立てた:インターセックスの子どもに 養育上の性を割り当て 手術によって事実上の性をつくりだす、これについて子どもには説明しない。

レーナは6歳の時に睾丸を取られた。医師から レーナは癌に罹りやすいと言われた。その他に 思春期に男性的なことが現れる可能性があるとも 言われた。
母のエーバは「今なら そんなに簡単に同意しないだろう」と言う。と言うのは、XY染色体をもつ女性の多くは後になって テストステロンという男性ホルモンの生産が不十分であることに 苦しみ、そしてエストロゲンという女性ホルモンを飲んで苦労するからだ。

Kerstin(34歳)は なぜ飲むのか知らないまま かかりつけの医者からエストロゲンを処方され 飲んでいた。30歳代初めからKerstinは「介護を必要とする人」として認定された。毎朝20グラムのテストステロンを腕に塗る。これがその日一日を生きる力になる。もう2年間この薬を塗って生きている。顎は引き締まり、声も太くなったと言われる。彼女は4年前にやっと 染色体が男性のだと知った。

ハンブルク大学病院のHertha Richter-Appelt教授は
子どもの時に手術した両性具有の人たちと話した。彼女によると 多くの成人は手術するか どうかを自分できめたかったと言っている。手術によって 成人してから重いトラウマを負う人もいる。インターセックスのブルース君は生後8ヶ月で手術を受け、その後 女の子ブランダになった。しかし14歳のとき親はブランダに生まれたときは男の子だったと告知した。その後、男に戻ることにしたが、2004年に38歳で自殺した。
同教授や多くの同僚は 医学的に必要でなければ、子どもの時に手術しない方がいいと言う。なぜなら両性具有は病気でないから。子どもは思春期に性を選ぶなら、選ぶことができる。

レーナの母エーバは初めて染色体XYの女性の自助グループに行った時、驚いた。まったく普通の女性が そこに居たからだ。男勝りの女たちの会ではなかった。しかしまた、この女性たちが 親のついた嘘のもとで、そして秘密めかした振舞いのもとで、どんなに苦しんでいるかも知った。
レーナは今は落ち着いて 女の子の生活をしている。恋人もいるし、いい教育も受けている。母親はすべてを忘れそうになることもあるが、レーナが男のような仕草をするとき 母親は「男みたい!」と思う。
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/leben/783/495113/text/7/  


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2009年11月23日

少女レーナは男の子として生きたい・両性具有

子どもが はっきりした性を持たないで生まれると 嘘・作り事を言い、秘密にしておくことが始まる。そして途方にくれることになる。
レーナは19歳。母親エーバは レーナが生まれた直後から何かおかしいと思っていた。クリトリスは異常に大きかった。しかし医師は心配ないと言った。レーナを連れて医者巡りをした。やっと生後8ヶ月のときに染色体の検査をした医師は「娘さんは実は男です」と言った。
「両性である状態」は今も ほとんど知られていない。
ドイツだけで8万~10万人の「性のはっきりしない人」がいるのに この事は黙殺されている。
アメリカの作家Jeffrey Eugenideによる小説Middlesexは両性具有者Cal Stephanideの物語だ。これは よく売れたが それによって何かが変わったわけでなかった。

南アフリカの陸上競技選手セマンヤのように、このタブーが表に出るのは稀だ。セマンヤは競技の前に侮辱的な性検査を受けなければならなかった。

レーナの母は20歳代の初めにレーナを産み、図書館へ行き、専門書を読み、専門家に尋ね、同じような人を探した。しかし「他に例はない」と言われた。夫婦二人だけで この運命と 共に いなければならないと 夫婦は長年思っていた。最悪だった。

男が女になったり、女から男に変ったりすることは 古代から知られていた。
医師は「性発達障害」DSDと名づけて 性発達の様々な変調を理解している。
生まれつきの はっきりした性に不満な人々(性転換願望者や性転換者)とは異なり、両性具有者の体は女性と男性の両方をもっている。

レーナの両親はレーナをハイデルベルク大学病院に連れて行き、レーナは生後15ヶ月の時にクリトリスを短くする手術を受けた。しかしバレーを習わせても ピンクの服を着せても レーナは普通の女の子にならなかった。幼稚園で 男の子とつかみ合いの喧嘩をしたり、バービー人形の腕を抜いたり、サッカーをしたがったりした。5歳の時に「子どもを生めないと思う」と言った。母親はぞっとした。

レーナが男の子として成長できるか どうか当時は分からなかった。両性具有者の80%以上は 少なくとも1回手術をしている。その90%までが 女性になる手術だ。
(続く)
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/leben/783/495113/text/  


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2009年11月22日

ガザ地区の水のほとんどは飲用に不適

パレスチナのガザ地区の水の90%は塩分が多すぎ、
飲料水として適さない。
淡水の貯水池に地中海の塩水が段々 入りこんでいる。
ガザ地区の水再処理システムも 下水システムも
酷い状態にある。イスラエルは ロケット弾製造に
転用されることを恐れ、これらのシステムの
交換部品の輸入を禁止している。
下記サイトから:
http://www.n-tv.de/politik/Gazastreifen-ohne-Trinkwasser-article600667.html  


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2009年11月21日

スイス・観光客減少

経済危機のため客が減り、スイスでは 山小屋のロマンチックな雰囲気を宣伝し、観光客誘致をしている。
2008年11月から2009年10月までの間に宿泊者は5.7%減った。この冬も減りそうだ。
外国人客は7.6%減っている。英国からの客は20.5%減り、アメリカ客は11.9%減った。
不景気の他に スイスフランが強くなったことも 外国人客減少の原因になっている。
スイスの山小屋は「客を手厚くもてなすスイスのオアシス」だと言う宣伝を 欧州各国でしている。
ネットのHuettenfinderというサイトは 50以上の山小屋を紹介している。
下記サイトから:
http://www.n-tv.de/reise/Schweiz-kaempft-um-Touristen-article574306.html
  


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2009年11月20日

コペンハーゲン市はハッシッシを専売にする意向

2009年9月24日発
コペンハーゲン市の福祉担当副市長はハッシシ(大麻の花の樹脂から作る麻薬)の売買を 市がすることを提案する。この計画では、生産から消費まで全て合法にすることを考えている。市議会の過半数はハッシッシ売買を犯罪でなくすことに賛成している。
ハッシッシを売るのはデンマークでも違法だけれど、首都のクリスティアニア区でクリスマスに出る屋台でもハッシッシを売るのは大目に見られている。
上記の副市長は「禁止は失敗に終わったと言わざるをえない。ヤクザから資金源を奪わなければならない」と述べた。
市の案によると、国による独占的販売を行い、大麻生産と販売を国が規制する。消費者には問題があれば充分に助言を与える。

2001年にデンマークで保守系リベラル政権が生まれ、その時から警察には 断固とした処置をとるように指示されていた。その結果、首都全体に広がったハッシッシの売買は管理できなくなった。ヤクザ同士の戦争が起き、移民が麻薬市場で金儲けをするために抗争を起こした。
この案はスウェーデンの酒類専売会社Systembolagetのようなものである。
オランダで 消費者はハッシッシを合法的に入手でき、一方 売り手は違法市場で入手しなければならない。デンマークの案は これとは違い、生産から消費まで すべてを合法とする。
下記サイトから:
http://www.welt.de/politik/ausland/article4611230/Kopenhagen-will-mit-Haschisch-handeln.html  


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2009年11月20日

スーパーに生徒は入店禁止inドイツ

ラインラントのあるスーパー社長は 中高生徒が あんまり厚かましいので 全ての生徒を3日間 立入禁止にした。
以下社長とのインタビュー:
生徒の振舞いは段々 悪くなってきた。店員も どうしていいか分からなくなったし、私も状況を把握しかねた。生徒は学校の休憩時間に店に来て、商品をその場で食べ、棚に戻したりしている。これは口で盗んでいるので 立派な窃盗罪だ。微罪だけれど腹が立つ。8年生(13歳)も10年生も12年生も こういう事をする。
やるのは総合学校の生徒であり、基幹学校・実科学校・ギムナージウムの生徒は しない。
当社の三つのスーパーのうち一店だけ 生徒の立入りを禁止した。
生徒を差別していると言う批判があったが、家宅不可侵権を行使しただけのことだ。
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/panorama/31/494368/text/
  


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2009年11月19日

洗浄剤がパーティ麻薬として悪用されるinドイツ・動画

BGLと言う洗浄剤は壁に書かれた落書きを消すのに
使われるもので、体に良いわけない。死に至ることも
あるのに、これを若い人はパーティ用薬物として、
飲み物に数滴いれて飲む。
GBLはインターネットで合法的に買えるので、警察に
とって捜査するのが難しい。
極めて危険な傾向だ。
下記サイトから:
http://www.stern.de/wissen/mensch/gefaehrlicher-jugendtrend-putzmittel-wird-als-partydroge-missbraucht-1521589.html  


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2009年11月18日

孤児院から強制労働へinオーストラリア

2009年11月16日発。
ある女性は4歳のときに英国から連れ去られ 豪州の孤児院に入れられた。この女性について英国のケースワーカーMargaret Humphreysは 22年前に初めて聞いた。ケースワーカーは彼女の手助けをするうちに、数千の英国の子どもが同じ運命にあったのを知った。子どもは英国の児童施設から豪州へ送られた。公式には「もっと良い生活」ができるようにと言われて 連れてこられたが、実際は安い労働力として使われ、しばしば虐待された。
これは「良い白人を増やす」ためだった。

20年経ち、英国でも豪州でも 議会がこれについて調査し、子どもの輸出が知られるようになった。豪州の首相は11月16日にこのことについて議会で謝罪した。約千人の犠牲者が首相の謝罪を聞いた。

豪州原住民の子どもが親から離され、国立養護施設に入れられたことについて、昨秋 首相は謝罪した。今回は英国からの子ども(3歳~14歳)約7000人について首相は謝った。

17世紀から英国の緒組織(救世軍やキリスト教会も)は子どもを最初は 北米へ 後に アフリカ、カナダ、ニュージーランド、豪州に送った。大英帝国の「優れた白人の人口」を増やすためだった。
1900年から1970年の間に英国から豪州に3万人の子どもが送られた。19世紀初めからでは 15万人の子が豪州に送られた。それらの子の多くは親が死んだので もっと良い生活のために 遠くへ行くと言い含められていた。しかし大半の子は養子に迎えられるのでなく、孤児院に入れられ、充分に世話されず、しばしば虐待された。
安い労働力として農場や道路建設現場で働かせられた子もいた。

「皆さん方が子どものときに家族から離され、施設に送られ、施設で虐待されたことについて 許していただきたい。身体的な苦痛、魂の消耗、愛情・優しさ・配慮・世話の無い 冷ややかな環境で生活されたことについて、許していただきたい」と11月16日に首相は語った。

ケースワーカーのハンフリースさんと英国に「子ども移住者公益財団」がこれらのデータを集めた。
ハンフリースさんによると 最も幼い子は3歳で豪州に送られた。大半の子には「あなたがたは孤児になって、親は もういない」と後で告知された。多くの子は肉体的・性的・情緒的虐待を受け、自尊心を傷つけられた。イングランドにいる親には 子どもは大英帝国のどこかで 養子に迎えられると告知された。時には 子どもは死んだと伝えられた。
ハンフリースさんによると英国の最初の子ども移送は1618年で、100人の子がアメリカに送られた。その後 豪州、ニュージーランド、カナダ、南アフリカ、ローデシア(ジンバブエ)へも送られた。
1947年に英国から豪州に送られたJohn Hennessyは西豪州の「キリストの兄弟」という収容所に入れられ、日の出から日没まで働かせられた。多くの子は殴られ、肌を鞭打たれた。
2001年に豪州のローマカトリック教会はカトリックの施設で苦しんだ子どもに公式に謝罪した。
被害者への支援や賠償について英国政府では 話題にされていない。英国のブラウン首相が被害者に謝罪しただけだ。

下記サイトから:
http://www.faz.net/s/RubCD175863466D41BB9A6A93D460B81174/Doc~EF7EF05AAA40743C29E54F742E89A558C~ATpl~Ecommon~Scontent.html

下記サイトにも 写真9枚あります:
http://www.stern.de/panorama/hoellenloch-kinderheim-australien-entschuldigt-sich-bei-heimkindern-1522224.html


  


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2009年11月18日

河馬が鰐を噛み殺すinセレンゲティ

写真3枚。
タンザニアのセレンゲティ国立公園で1匹のワニが
母カバとその子ども達に近づき過ぎたので
カバに噛みつかれ 死んだ。
ワニは危険を察知し、子カバ達の背中に乗って
背中伝いに逃げようとしたが、これは最悪の
選択だった。怒ったワニ数匹がカバに噛み付いた。
おとなのワニは 噛み付く力が数トンになる。
ワニは数秒後、死んで水中に沈んだ。
下記サイトから:
http://www.spiegel.de/panorama/0,1518,661877,00.html  


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2009年11月17日

ドイツの青少年の大麻使用

見出し:「穏やかな」麻薬を使い、厳しい結末を迎える。
マリフアナ(大麻から作られる)とハシッシュ(大麻の樹脂から作られる)はドイツで最も人気のある違法薬物であり、長い間、無害だとされていた。
いかし 大量にマリフアナを吸う青少年は 大切な発達の時期を逃していることになり、依存症になる可能性がある ということを今では研究者は知っている。

Stefan(21歳)は8歳の時、煙草を始め、10歳でマリフアナをやった。最初は月に一度だけ マリフアナを吸い、その後 毎日 吸うようになった。両親の離婚が理解できなくて、忘れたかった。麻薬は自分を傷つけるということをステファンは意識していなかった。

マリフアナを長期に大量に吸えば 記憶力や集中力を損なうと ハンブルク大学付属Eppendorf病院の「子ども青少年依存症センター」の所長 Rainer Thomasiusは言う。
30~40年前の大麻に比べ、今の大麻草にはTHC(テトラヒドロカンナビノル)という麻薬物質を はるかに多く含んでいるものも ある。
マリフアナを煙草に混ぜるのでなく、水パイプで吸うと 麻薬は脳に速く到達する。
マリフアナを始める年齢は低くなってきた。1993年にはマリフアナを始めた人の半分は 17.5歳だったが 2005年には その年齢は16歳以下になった。

ドイツ政府の麻薬委員によると 2008年秋に 14~17歳の青少年の13%が大麻をしたことがある。2004年では
この割合は22%なので、減少傾向には ある。しかし
定期的にマリフアナを吸う依存度の高い青少年の割合は減っていない。
このような重度の依存症の少年は 発達にとって決定的に大事な段階を逸していることになる。この段階で自分の人格を形成し、親から離れていくのだ。
彼らは 問題に折り合いをつけることを学ばないままでいる。麻薬をやれば やるほど、自分の発達が妨げられる。麻薬依存症者は20歳の時点で 14歳児の成熟度だとすると、社会で やっていきにくい。その多くは学校を卒業できない。
Stefanも集中力が無くなり、学校の勉強はできなかった。大麻を使う人の5~10%は 大麻のために困難を経験し、4~7%は依存症になる。
ドイツ全土の 未成年の麻薬使用者の人数は 確かなデータは無いが 60万人くらいと見積もられている。

THC(大麻の麻薬成分)は急性の認知障害と運動障害を引き起こすだけでなく、長期的には 脳の報酬システムを操作する。幸福な感じにさせる 伝達物質ドーパミンの放出を THCは増やす。
その結果、「依存の記憶」が生じる。マリフアナ入り煙草をちょっと見たり、マリフアナの匂いを嗅いだりするだけで、大麻をしたいという気持ちが 湧き上がってしまう。
思春期のマウスを使った実験によると、大麻は注意力・集中力・短期の記憶に悪影響を与える。統合失調症の人は大麻を吸うと 速く ぶりかえし、通院回数も増える。15歳未満でマリフアナを吸った少年で、遺伝的にハンデを負っている人は 後になって 精神病にかかる危険が 他の人よりも大きい。
マリフアナを吸って 不安や妄想が起きたら、それは悪い兆候なので、その場合 特に少年はマリフアナを止めるべきだと Maastrich大学の心理学者Cecile Henquetは言う。

Stefangは車を盗み、友人と7キロのマリフアナを3週間で売った。運よく、捕まらなかった。しかし1年後に父親になった時、考えを改めようと思った。赤ちゃんの面倒を見られなかったからだ。それで ハンブルク大学病院に通うことにした。
下記サイトから:
http://www.stern.de/wissen/mensch/gefaehrlicher-jugendtrend-putzmittel-wird-als-partydroge-missbraucht-1521589-standard.html  


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2009年11月17日

ユースホステルinドイツ・宿泊者増加

子どもの数が減っているのにユースホステル
の宿泊者は 前年同期と比べ、1%増えた。
児童生徒の学校からの旅行は減っている。その減少を
会議や家族旅行の増加で 埋め合わせている。
去年 ドイツに55弱のユースホステルがあり
10,100,000人が宿泊した。
下記サイトから:
http://www.n-tv.de/reise/Jugendherbergen-sind-voller-article591914.html

★管理人の蛇足:
ドイツのユースホステルは 修学旅行と言うか
学校主催のお泊り会に 主に使われるようです。
日本のユースホステルは修学旅行生が泊まるには
収容人員が少ないようです。ドイツでは 学年全員で
泊まりに行くのは ないのかも 知れない。
日本のYHは 会議にも 使われないとなると 
おそらく個人旅行用の施設なのでしょう。  


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