2009年11月23日

少女レーナは男の子として生きたい・両性具有

子どもが はっきりした性を持たないで生まれると 嘘・作り事を言い、秘密にしておくことが始まる。そして途方にくれることになる。
レーナは19歳。母親エーバは レーナが生まれた直後から何かおかしいと思っていた。クリトリスは異常に大きかった。しかし医師は心配ないと言った。レーナを連れて医者巡りをした。やっと生後8ヶ月のときに染色体の検査をした医師は「娘さんは実は男です」と言った。
「両性である状態」は今も ほとんど知られていない。
ドイツだけで8万~10万人の「性のはっきりしない人」がいるのに この事は黙殺されている。
アメリカの作家Jeffrey Eugenideによる小説Middlesexは両性具有者Cal Stephanideの物語だ。これは よく売れたが それによって何かが変わったわけでなかった。

南アフリカの陸上競技選手セマンヤのように、このタブーが表に出るのは稀だ。セマンヤは競技の前に侮辱的な性検査を受けなければならなかった。

レーナの母は20歳代の初めにレーナを産み、図書館へ行き、専門書を読み、専門家に尋ね、同じような人を探した。しかし「他に例はない」と言われた。夫婦二人だけで この運命と 共に いなければならないと 夫婦は長年思っていた。最悪だった。

男が女になったり、女から男に変ったりすることは 古代から知られていた。
医師は「性発達障害」DSDと名づけて 性発達の様々な変調を理解している。
生まれつきの はっきりした性に不満な人々(性転換願望者や性転換者)とは異なり、両性具有者の体は女性と男性の両方をもっている。

レーナの両親はレーナをハイデルベルク大学病院に連れて行き、レーナは生後15ヶ月の時にクリトリスを短くする手術を受けた。しかしバレーを習わせても ピンクの服を着せても レーナは普通の女の子にならなかった。幼稚園で 男の子とつかみ合いの喧嘩をしたり、バービー人形の腕を抜いたり、サッカーをしたがったりした。5歳の時に「子どもを生めないと思う」と言った。母親はぞっとした。

レーナが男の子として成長できるか どうか当時は分からなかった。両性具有者の80%以上は 少なくとも1回手術をしている。その90%までが 女性になる手術だ。
(続く)
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/leben/783/495113/text/



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