2007年09月30日

ネス湖のネッシーめったに浮上せず

今年は まだ2人しか ネッシーを見たという人が
現れない。去年も 目撃者は 3人だった。
10年前には 年に2桁の 目撃者があった。
ネッシーを 目当てに ネス湖に 来る 観光客は 減る
一方で 観光業者は たいへん 心配している。

「ネス湖怪獣ファンくらぶ」の設立者
Mikko Takala は 「危機だ」と言うている。
目撃者 激減の 理由は 環境汚染か あるいは
怪獣が 死んでしまったか。

しかし 研究者 Adrian Shineの 意見では
今どきの 人は 疑い深くなり 見えた物も 
そのまま 信じなくなった ためだそうな。

ネッシー観光は 年に 約600万ポンド(700万ユーロ)
のお金を地元に 落としてくれている。

下記サイトから:
http://www.heute.de/ZDFheute/inhalt/11/0,3672,7098827,00.html

★日本のツチノコは 観光に 役に立ってないです。
紀州の山奥にも 一本タタラという 化け物が いましたが、
これは 目撃者は もう いない ようです。

怪獣では ないですが、彼岸の 夕日が 沈む頃 空から 
何やら 変わった物が ヒロヒラと 落ちてくるという
ハナフリと いう 現象が 雑賀崎で 見られる
そうです。毎年 ハナフリを 見る会が 灯台で 開かれて
います。どうも これは 昔 見えたという 話しの
ようで、若い目撃者は 少ないらしい。

  


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2007年09月29日

ミャンマーのブロガーは阻止されない。ブログのアドレス表

軍事政権は デモ参加者に 武器を使っている。しかし
インターネットは 武器でも 阻止できない。

「国境なき記者団」の発表した 言論の自由 ランキングに
よると ミャンマーは 168国中 164位。
ブログが なければ 真実の近いものは とうてい 外へ
伝わらない。

下記ブログは ミャンマーの 様子を 知らせている。
英文です。無料自動翻訳ソフトを 使って 読んで
ください。写真は みれば わかる。

1.Nyein Chan Yarのブログ:
http://dathana.blogspot.com/

2.Moe Moe のブログ:
10年まえに アメリカに亡命した ミャンマー人で 今
カリフォルニアに住む。故国の 親戚 知人からの 報告を
のせている。
http://www.moeyyo.com/MM/

3.Ko Htikの ブログ:
ロンドンに亡命した ミャンマー人のブログ
http://www.ko-htike.blogspot.com/

4.Mizzima News
インドに亡命したミャンマー人の ブログ
http://www.mizzima.com/


金曜から 新聞 雑誌は 役所のもの以外は 発行されていない。
ネットカフェは 閉鎖されている。
ごく僅かな ミャンマー人が インターネットへ 個人的に
アクセスできる だけに なってしまった。
ネットに アクセスできても 国営プロバイダーは 転送速度を
遅くしているので 写真などの 大きいデータは 送れない。

固定電話も 携帯電話も つながらない。
しかし 通信技術については それ程 心配しなくていい。
技術をもったマニアは まもなく 抜け道を 見つけるだろうと 思われる。
下記サイトから:
http://www.tagesschau.de/ausland/birmainternet2.html
  


Posted by jtw at 04:50Comments(0)

2007年09月28日

ミャンマーのブロガーの活動

ミャンマーの将軍達も インターネットを完全には 管理できない。
ミャンマー人は 写真と 軍の暴力に対する抗議の文を 
ネットにのせている。
Ko Htike のブログには インターネットカフェ・ホスティングサイト・
メール経由で ミャンマーから 写真・ビデオ・情報が 送られてくる。
他にも オンライン活動家は 国外に何人かいる。その一人が運営する 
Mizzina Newsには ラングーンから 刻々と入る情報を のせている。

隣国のカンボディア ベトナムの ブロガーも ビルマの情報をのせている。

Nyein Chan Yarも 映像をのせている。YouTubeにリンクされている。
大半のブロガーは ラングーンの大学生。
彼らが 亡命したミャンマー人と その人たちが管理するサイトと
連絡を取っている。

下記サイトから:
下記文中の Mizzina News.
Nyein Chan Yar を クリックすると そのサイトに いけます。
両方とも 英文。
Mizzinaは 生々しい写真も入っていて 時間単位で更新されています。
http://www.sueddeutsche.de/,tt3m10/computer/artikel/450/135190/

★携帯電話とネットの威力:

ノルウエーのオスロに 亡命ビルマ人が 作った「民主主義ビルマの声」
という 情報中継基地が ある。
衛星テレビと 短波ラジオで 情報を 中継ぎしている。
ビルマでは ネットを利用できる人は 人口の 1%にもならない
ので 短波放送が 大事だ。

1988年と違って ネットと携帯電話を使って 即時に映像が 
世界へ伝えられ 国内外の支援を 動員できる。
軍事政権は ネット接続を 遅くしたり 携帯電話の接続を
切ったりして 情報の流れを 止めようとしている。
水曜には 写真と映像を 送信することが 難しくなった。
インターネットカフェの多くは 閉鎖された。
反対派は 検閲・ファイアウォールなどの 規制を 
回避できる衛星電話を使って 活動していた。

学生は SMSを使って情報を 交換し、携帯電話で 
デモを組織した。
下記サイトから:
http://www.stern.de/computer-technik/technik/:Zensur-Myanmar--Technik-Waffe/598975.html
  


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2007年09月27日

ミャンマーのブロガーからの報告

今ミャンマーへ 電話は繋がらない。
反対派や ジャーナリストの携帯電話は 政府によって 
接続できなく されている。

それでもなお 若い人は 世界に この抗争を 知らせようと 
奮闘努力している。Nyein Chan Yar のblogは ビルマ語で
書かれていて、何人ものbloggerが そのサイトを 翻訳した。
数百人のブロガーは インターネットの中の わずかな隙間を
使って 外界へ 文・写真・ビデオを 伝えている。

ミャンマーで インターネットの利用は 厳しく制限されている。
国のプロバイダーを 使わない人は 15年の刑を受ける。
無料のメールアドレスを 提供する業者への 接続は できない。

ミャンマーからの 報告には 次のようなものがある:
今 病院の救急外来で 働いている。5人の患者が 
運ばれてきた。軍に撃たれた人たちだ。一人は 即死だった。
他の4人も 助かる見込みは 少ない。患者を連れて来た人の
話しでは 彼らは 抗議に参加していなかった。ただ 
カフェで座っていただけだ。一人はただ通りがかりの人だった。

1988年には 3000人の反対派が 殺されたが、これについて 
世界の人は ほとんど 何も記録に残さなかった。
今は 違う。ブロガーがいる。

Ko Htikeの ブログは この数日で アクセス数は 
十倍になった。彼はロンドンに住み、これまで文学のブログ
だったのを 政治討論の場のブログに替えた。
彼の友人で ミャンマーにいる10人ほどが 彼に情報を 
送ってくれる。

世界の人々の関心が なくなると、ビルマ政府は 
攻撃を強めるのではないかと 地元では 心配されている。

下記サイトから:
http://www.spiegel.de/politik/ausland/0,1518,508124,00.html
  


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2007年09月26日

博士号をもつ外国人掃除婦

Valentinaが 故郷 ウズベキスタンから ドイツへ来た時 
やる気はあった。芸術を専攻し、教育学博士号を取っていた。
6年後の今 彼女は 幻想を捨てた。45歳になって 
故国での学位は 評価されないことを 悟った。

Oldenburg大学の Rolf Meinhardt教授は 
ニーダーザクセン州にいる 260人の大卒の移住者を 
調査した。その内 約40%は 大卒資格を 評価されていない。
1/3弱は 最初から 大卒を評価されようとも 思っていない。
建築技師は ペンキ屋になり、教師は 掃除婦になる。

Valentinaは 何度も転職した。3年間は 老人介護の仕事をした。
今は ある協会で 時給1ユーロという 奉仕で働いている。
しかしウズベキスタンにいる時より 稼ぎはいい。

学位が認められないという ことは 零落させられたと言う
トラウマになる。学位を認めることは 移住者が 自分の価値を 
取り戻すのに役立つ。専門家は ドイツで 不足しているのだから、
もし 移住者の学位を 認めれば すべての人の 利益になる。

しかし ボンの 外国人教育センターの所長 Peter Oberschelpは 
Meinhardt教授の 説に 異議を唱える。
外国人医師は ドイツで医師に要請される条件を 多くの場合 
満たさない。たとえば東欧には 五つの医師養成教育があり、
そのうち 一つだけが ドイツの基準を満たす。

Marynaは ウクライナで 経済学を 専攻して 銀行で
働いていた。彼女の大卒の資格も ドイツでは 評価されなかった。
「共産主義の経済学を勉強したんだろう」と言われた。
職業安定所は 理学療法士の教育を 受けるように 助言した。
42歳になるMarynaは 1年前から 理学療法士として働いている。
ウクライナの銀行員より 今の職の 方が 気に入っている。
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/,ra7m3/jobkarriere/artikel/409/134156/
  


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2007年09月25日

ダライラマについて中国はドイツ首相の言葉を信じない

中国の盲目的愛国者は ウェブに メルケルを罵倒する言葉を
書きなぐっている。相手が 女性なので よけい 野卑な
カキコミになる。
チベットの状況を具体的に 評価することとは 無関係に 
道徳と国家の道理を 紹介することは できる。
メルケルが ダライラマを 受け入れた時 人権が 
国家の関心事になったと 誰もが 思った。首相が チベットの
中国からの 独立を 助けるだろうとは 誰も思っていない。

中国では こういう考えは 通用しない。
中国は ダライラマを 政治的な敵だと 見なしている。
メルケルは ダライラマから 道徳的・宗教的・文化的な
意見を聞くだけである。
中国で 「道徳」は 国家的イデオロギーの頑丈な柱に 
属するもので、国家が 管理し 一つにまとめている。しかし 
こういう道徳は 国境を 超えられない。
普遍的な 国境のない道徳は 中国に 不信感を 呼び起こす。

下記サイトから:
http://www.faz.net/s/RubDDBDABB9457A437BAA85A49C26FB23A0/Doc~E25D51C455E8043BB917084DEC994F2B7~ATpl~Ecommon~Scontent.html

★読み始めた ものの、これは 難しい政治評論で、手に負えないと 
分かり ごく一部 分かったところだけ カキコミしました。
  


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2007年09月24日

ダライラマ・ヘッセン州でも講演

9月22日 Bad Homburgの近く ヘッセンパルクという 
野外博物館の 中央広場で ヘッセン州政府首相 
Roland Kochが ダライラマを 迎えた。
午後3時からの 講演のために 多くの聴衆は 朝から 
待っていた。
「チベットが自由になる時は熟した」と書いた旗を 
振る人もいた。
Oberhain から 来た夫婦は 小さい旅館に泊まり、
朝10時から 座っていた。妻は キリスト教徒だけれど 
「ダライラマの人柄に 深い感銘を受ける」と言う。

舞台の前に13000人が 集まった。
ダライラマを歓迎して スイスと リヒテンシュタインから来た 
チベットの民俗音楽の 若いグループが歌った。
自由なチベットを経験したこののない 若い人にも 
チベットの文化が 沁み込んでいるのだった。

幸運を求める努力と悩みのない生き方を 
外国人・見知らぬ人にも 容認するということについて 
ダライラマは 友情と共感を こめて 話した。
人間性という感情を もつことに よってのみ、
素晴らしいことが 成し遂げられると ダライラマは 語った。

ダライラマは 英語で 話し、ドイツ語通訳が ついた。

下記サイトから:
8枚の写真もあります
http://www.faz.net/s/Rub8D05117E1AC946F5BB438374CCC294CC/Doc~E550AA1F2C32A4AAE8B4179405DFE7EF9~ATpl~Ecommon~Scontent.html
  


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2007年09月23日

ダライラマと38年の付き合い。Jan Andersson教授

ダライラマは 9月7日にMuensterに来た時 
Muenster大学の化学教授Anderssonに 会った。
教授が 初めて ダライラマと会ったのは 38年前の
インド旅行の時だった。
ダライラマは 9月20日に ミュンスターに2度目の
訪問をする。
その時 彼は 自然科学の名誉博士号を 受ける。

教授は 「チベットのための国際運動」のドイツでの 委員長。
彼は 1967年に 古里スウェーデンで チベット委員会を
作った。その後 インドへ行き ネパールへも 立ち寄った。
その旅行の時ダライラマを会った。

メルケル首相とダライラマとの 対談は 私的な性質を持ち 
ダライラマの 宗教的指導者としての 役割に 関連するものだと 
強調されているが、それは 言い逃れだ。
中国の反応が 欧州を支配するのは 悲しむべきことだと、
教授は語る。
下記サイトから:
http://www.wdr.de/themen/kultur/personen/dalai_lama/070920_interview.jhtml
  


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2007年09月22日

ヨーロッパ朱鷺350年ぶりの渡り・アルプスを越える

渡り鳥 欧州トキは 350年前に 絶滅しかかったが 
このトキを訓練して アルプスを越えて 渡って来て また 
戻って行くという 渡りをさせることに オーストリーの生物学者は 
成功した。

この最初の群れは オーストリーを出て イタリアのToskanaの
越冬地への 旅を 終えた。20日木曜に到着した。

彼らは 今年の春に 初めて Toskanaからアルプスを越え 
オーストリー高地の 繁殖地へ 飛んできた。

行動学者 Johannes Fritzと その共同研究者は トキが 
群れを作って アルプス超えの 渡りができることを 実証できるだろう。

Fritzの チームは 人手で育てたトキを 超軽量飛行機を 
使って Toskanaの 保護区へ 長年 飛行案内してきた。
その甲斐あって 20日に 4羽のトキと オーストリーで生まれ
育った子どもが 一緒に 越冬地へ 戻った。

翼を広げると1.2メーターになる この大きい鳥を ふたたび 
中欧に 住み着かせようというのが この計画の目標である。

今年は アルプス超えの渡りのために バイエルン州の
Burghausenで 19羽のトキを 訓練した。しかし 軽飛行機の 
後について 越冬地へ 飛んで行けたのは 少数だった。

下記サイトに 写真4枚も あります。
アルプスを 越えて飛んでいるヨーロッパ朱鷺を 軽飛行機から 
撮った写真は 素晴らしいです。
http://www.faz.net/s/Rub21DD40806F8345FAA42A456821D3EDFF/Doc~E7EC3CA3FF0D8417288C61B64C25509C3~ATpl~Ecommon~Scontent.html
  


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2007年09月21日

ドイツの小学校教師の燃え尽き/教師への卒業後教育の不足

ドイツの教師の1/4は 卒後教育の不足のために 能力以上の
要求をされている。
ドイツの小学校の教師の 半数は 50歳を超えている。
50歳以上の教師の 約半数は 卒後教育に参加しない。
そのために 最新の社会的・技術的発展を 基礎とした
活動ができない。
Bielefeld大学の 社会科学・保健科学の教授 
Klaus Hurrielmannは 上記のように言っている。

こういう教師は 生徒との接触を 失い、生徒を正しく評価できないし、
しばしば 生徒に まじめに 向き合わない。
その結果、過大な要求をされているという感情や 燃え尽きたという
気持ちが 生まれる。年配の教師が 過大な要求に曝されている
という気持ちを 持っている 結果、多くの教師は 退職を早めて
年金生活に入る。

年配の教師の 授業能力を 確かなものにするために、Hurrielmann
教授は 卒後教育の 義務化を 要望する。さらに 授業を過大な
負担だと 感じている 年配の教師は 休憩時間の監視役に
なったり、管理事務を担当してり することも 考えられる。

この教授の意見に対して 教員組合が 猛烈な反論を 展開した。
「50歳以上の多くの教師は 学校の運営を 担当しており 彼らの
経験と熱意なしに 学校は 機能を 果たさない」と組合は言う。

教授の話では、外国の教師は ドイツと比べて ずっと多くの支援を
社会から 受けていて、そういう国では 教師の仕事は もっと
やりやすいのである。
下記サイトから:
http://www.n-tv.de/855480.html
  


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2007年09月20日

伝書鳩1000キロ飛んで力尽き3年後に故郷へ

17日に疲れきった伝書鳩を スイスのバーゼルで 通行人が 
見つけた。警察は この鳩を保護して 鳩飼育業者に 
面倒みてやってほしいと頼んだ。足輪が ついていたので 
それを もとに 飼育業者は 苦労して 飼い主を 
見つけることができた。
飼い主は ドルトムント地域の人だった。
この鳩は 3年前に 飛んで出て 1000キロ離れたバーゼル
まで 来ていたのだった。
充分に食養生させた鳩を 籠にいれ 飼い主は 
ドイツへ 向かった、とバーゼルの警察は 語った。
下記サイトから:
http://www.n-tv.de/854879.html

  


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2007年09月19日

十字架・イスラム教徒のスカーフ・ユダヤ教徒の小さい帽子

これらの 宗教的シンボルについて どれくらい多くが 公共の場で 
要求されているか について 世俗的社会は 話し合っている。
こういう議論は 今までに なかった。

大学の教室・法廷など 公共の場では 中立性を 保たなければ
ならないので 十字架は 掛けられない。
ドイツは 基本法によると 世俗的・宗教的・世界観的に 中立の国
であり、教会と国家の分離に 努力している。しかし 実際には 
厳密に その分離をする フランスとは 違っている。
その矛盾は 社会に 様々な形で 現れる。
国家は 物質的にも 思想的にも 教会と協調している。国家は 
キリスト教会のために 税金を 徴収しているし、宗教の授業は 
公立の学校では 正式の科目になっている。
国の補助金で 教会は 幼稚園・学校・病院などの 
社会的分野に 関わっている。
  
2,007年5月に 約50万人が ケルンでの ドイツ プロテスタント
教会大会に 参加した。7月には ハンブルクに ダライラマを迎え 
5万人が ダライラマの講演を 聴き セミナーに参加した。

宗教のある所には シンボルがある。ドイツのような 世俗的社会が 
どれくらい多くの シンボルを 受容できるかが 問題になっている。
ケルンのモスクに ついて 論争されている。ケルンのような
寛容は町が どれくらいのモスクを 我慢できるか というのが 
問題である。なぜモスク建築 反対の人は モスクが 気に障るのか?
なぜ キリスト教会なら いくら 建てても いいのか?

イスラム教徒のスカーフについての 判決も ドイツのイスラム教徒を 
不公平に 扱っている。公共の場で スカーフを 禁止する法律が 
多くの州で 可決されたが、禁止は 選択的・不規則である。
ベルリンでは すべての宗教的シンボルが 教室で 禁止されているが、
他の州では キリスト教と ユダヤ教の シンボルは 許可されていて、
スカーフ(イスラム教のシンボル)は 禁止されている。
イスラム教徒の 女性教師が 授業する時 スカーフを 
かぶっては いけないと される。これは 宗教を示すシンボルであり、
スカーフは 女性の権利を 抑圧するものだから 
と言う理屈である。
下記サイトから:
http://www.dw-world.de/dw/article/0,2144,2764967_page_1,00.html
  


Posted by jtw at 16:32Comments(0)

2007年09月18日

文盲inドイツ

66歳になって やっと Ursulaは読み書きを 習い始めた。
ずっと 隠れて 生きてきた 気がしたと 彼女は言う。
母親が 恋文や 履歴書を書いてくれた。
◎ 9枚の写真も 下記サイトに でています。

ドイツ・アルファベット協会によると ドイツには 400万人の
「機能的文盲」がいる。個々の単語は 読めても、学校から親宛の
手紙や 職場の警告書を 読めない。そして 書くことに ついては 
2語に 1語は 綴りを 間違えるから もう 書く気にならない。
そこで あきらめて 一生 しんどい 思いをする。

Urusula は小学校で 手細工 お絵描き 体操の点は 
良かったのに 読み書きだけ うまく いかなかった。
恐ろしい教師に いつも 殴られた。綴りを まともに 書けるのは 
der die das くらいの ものだった。
補習授業も 役に立たなかった。繰り返しても 覚えられなかった。
特別学校は 金がかかった。それで 13歳で 学校を やめて 
紡績女工になった。筆記試験が なかったから。
母親は 言った、「どちみち 奥さんになるし、読み書きする
必要もない」。

1年間 週に一度は 恋文を書いた。その手紙は 今も大事に
している。1年間 彼女は 母親に 口述して 手紙を書いて 
もらった。母の書いた字を 彼女は 一字ずつ模写した。

大きい調理場で 働いていた時 注文伝票に ×印を 書いたし 
同僚は 彼女が 文盲だとは 気づかなかった。
バスの時刻表を 家へ もって帰り 夫に 読んでもらって 
乗り遅れる ことは なかった。
職業紹介会社で 履歴書を 書かないと いけない時は 
娘を 連れて行った。2度目に 行く時は 眼鏡を 忘れたことにした。
「何とか やっては きたものの、自分を騙すことは できない」。

ある時 孫娘に メルヘンの本を 手に取り 話してやった。
孫娘が 学校へ 行ったら おばあちゃんの 話とは まったく 
違っていた。

そんなことで やっと 週に一度 成人学級に 行くようになった。
そこには 文盲の人の グループが ある。ドイツには 2万人が 
アルファベット教室に 通っている。
文盲は 年取った人だけの 問題ではない。ドイツの小学生の10%は 
最低の読み書き能力水準に 達していない。初歩的な読みの技能は 
あるが、実際の文脈は 読めない。こういう生徒の 半分は 
ドイツ生まれで 話コトバには 不自由しない。

月曜に Ursulaが 成人学級へ 行くと 若い人も 大勢いる。
隣の席の人は 元トラック運転手で 今は アパート管理人をしている。
雇用主も 借家人も 彼が 読み書きを 充分に 出来ないとは 
思っていない。

こういう人たちは バカでは ない。ただ 学習に立ちはだかる障壁を 
こじあける 教育が なかっただけの ことだ。

ここの生徒は サナダムシのように 長い文を 練習する。
ドイツ語では 幾つもの単語を ハイフンなしに くっつけて 一語に
してしまう ので 無茶苦茶 長い単語が できる。
それを どこで 切って 読むかが 大問題になる。

もう5年以上 Urusulaは 宿題をしている。時には 孫娘に
厳しい目で 見られながら。
彼女は モンテクリスト伯を 読みたい。
彼女は 自分のために 戦っている。そして 4百万人のドイツの
文盲の人の ためにも 戦っている つもりだ。
この4百万人が どんな人だか 彼女は 知らないが 
文盲の人が いるということを 彼女は 知っている。
下記サイトから:
http://www.stern.de/wissenschaft/mensch/:Analphabeten-Im-Labyrinth-Schriftzeichen/597647.html

  


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2007年09月18日

チベットの写真・ラサへの列車からの風景とラサの人々。35枚

次の日曜に ダライラマは ドイツの首相と会談します。

下記サイトに 北京から首都ラサまでの 列車から 見える
美しい風景・ ラサで机を一人で担いで運ぶ人・仏教徒・
寺院・巡礼者などの 写真35枚が 出ています。
北京から ラサまで 4千キロ、列車で 48時間 かかります。

それぞれの 写真に 2-3行の説明が あります。自動翻訳
ソフトを 使って 読んで みてください。
http://www.sueddeutsche.de/reise/bildstrecke/115/131878/p0/  


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2007年09月17日

シベリアの麻薬依存症患者・浮浪児・エイズ患者

Koljaは 15歳、公式には 母と暮らしていることになっているが 
母は彼に会うことはない。母はアルコール依存症。
Koljaも 麻薬をしている。煙草は 欠かせない。酒も当然 
飲むものだと思っている。
友達 Witalijは 北シベリアの孤児院で育った。そこから 
逃げだして Tomskに 来た。今は もう一人の 友達 
Wanjaと 三人で 空家に入り込んでいる。
週に3-4回 ナーシャ診療所の 少年センターで 2-3時間
過ごす。時々 新しい Tシャツと 清潔な下着をもらえる。
サウナへも行く。Kolija と Wanja の誕生日を 祝って 
ケーキや果物、お菓子を食べた。

ナーシャ診療所に 二つの規則がある。麻薬を持ってきては 
いけない。セックスも 診療所内では 禁止。
それ以外は 何でも許される。

2002年に古い工場が 診療所として改装された。
その煉瓦造りの 建物は ストリートチルドレン 麻薬依存症患者 
娼婦の 出会う場になった。

マリアは17歳、性感染症にかかっているか どうか 検査する
ために 月に1回ここへ 来る。彼女は この4年 娼家で 
1時間20ユーロで 働いている。

Nataliaは 注射針交換事業を 主宰している。来所者は 
匿名であるが、ナタリアはその一人一人を よく知っている。
週に約70人の 麻薬依存症患者が来る。約4千の使用済み 
注射針を回収し 同じ数を 配る。

ここの地下室で 孤児の一人 Wanjaは 15歳の誕生日を 
祝った。Tomskの 浮浪児・麻薬依存症患者・娼婦は 共通点を持つ:
市民から 差別されている。

このような 困難を 軽減するために Tomskエイズ基金は 
ナーシャ診療所を つくり、NPO公開保健所(OHI)は ロシア全土で 
活動している。

2004年に OHIは ロシアで もっとも エイズ患者の多い
10地域を 選んだ。その中に Tomskも 入っている。
人口10万人のTomskで 1年に105人が HIVに感染する。
もっと 感染率の高い町も ある。これらの町では 石油が発掘され 
金回りがよく、ヘロインをする人が 多い。HIV感染者の約80%は 
麻薬依存症である。

2009年までに Global Fund と OHIは ロシアのこれら
10地域に 6500万ユーロを提供した。この地域には ザンクト
ペテルブルク(旧称レニングラード)も 入っている。
抗レトロウイルス治療に ロシア政府と Global Fund が資金を
提供している。

夕方 ストリートチルドレンは 親の元に 帰らないけれど、
住処へ帰り、大人も それぞれの場へ 帰り 診療所で 
禁止されている事をする。
下記サイトから:
http://www.faz.net/s/Rub8E1390D3396F422B869A49268EE3F15C/Doc~E1C7DEF20BC5E4DDDA5DA99703CCA7140~ATpl~Ecommon~Sspezial.html

★当地にも麻薬依存症の人の会は ある。浮浪児は いないようだ。
もう一つのグループ・女性たちは 頼る場が あるのだろうか?
  


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2007年09月16日

メルケル首相、ダライラマに会う予定。中国は抗議

ドイツ首相が 23日日曜に ダライラマと 会談することに
中国政府は 反対している。
ドイツ政府に よると これは 「首相官邸での私的な意見交換」
である。
チベットにおける 人権問題も 対談のテーマに含まれる。

中国が すばやく反応するテーマは 下記の二つ:
1.台湾との接触。「一つの中国」という考えへの反対。
2.ダライラマとの 会談。

チベットの宗教的指導者が 西側の政治家と 会うこと
そして ダライラマが ノーベル平和賞受賞者として
 尊敬されていることを 中国政府は 理解できないし、
理解するつもりもない。
実は ダライラマは 数十年前に 既に チベット独立要求を 
放棄し、チベットの自治を 相当な程度に 要求している
だけなのに、ダライラマが 「父なる国から チベットを引き
裂こうと している」という 考えを 中国政府は 捨てない。
下記サイトから:
http://www.faz.net/s/RubDDBDABB9457A437BAA85A49C26FB23A0/Doc~E387B05E400024DE0826C9ECF5DCD1C6B~ATpl~Ecommon~Scontent.html
  


Posted by jtw at 11:31Comments(0)

2007年09月15日

腐った七面鳥肉押収@ドイツ

★ 2時間ほど まえに カキコミしたのは 3-5行目 誤訳
でした。すみません。
どうも 変だと 思って 別のサイトも 見たら やはり 間違い
でした。北海道の変な肉会社の 製品に 染料を かけて 
売れないように すると 言うことは なかったから 
「染料を使って 肉を新鮮に 見せかけて また 売った」
のかと 思ってしまいました。
  

Konstanz郡で 食品検査係が 腐敗した七面鳥の胸肉を
見つけた。
ある 飲食サービス会社で 押収された34キロの
七面鳥肉は 市場に出ないように 緑色の染料で
色を 変える処理がされた。
消費期限は 8月21日で すでに 悪臭がしていた。
これは 11日に 定例の検査の時に 押収された。
Tuttlingenの スーパーで 腐った七面鳥肉が
売られている ということが やっと 昨日 分かった。
下記サイトから:
http://www.n-tv.de/852826.html
★七面鳥は クリスマスにだけ 売られるのかと 思って
いたら、ドイツでは いつでも 売っているらしい。
die Pute (七面鳥)という語は 鳴き声から きた
コトバだそうです。
put,put! は 「ココココ」みたいなもので 鶏や
七面鳥を 人間が 呼ぶ声。
北海道の食品業者 だけでなく ドイツでも 色々
してくれて います。
  


Posted by jtw at 11:52Comments(2)

2007年09月14日

ホームレスを虐待@ハノーファ/殴り、小便をかけ、携帯で撮影

9月1日土曜の朝 中央駅の裏で 酔っ払った18と19歳の男が
一人のホームレスに暴行し 無抵抗に横たわる被害者に 
オシッコをかけ、もう一人が 携帯電話で撮影した。
29歳の被害者は 背中を怪我して 入院した。
加害者の携帯電話の 中に 他のホームレスへの 
虐待の様子も撮影されていた。

他にも ホームレス虐待事件は 後を絶たない。
Cottbusで ホームレスを殺した 19歳の男は 12月に 
9年の禁固刑が 言い渡された。
下記サイトから:
http://www.n-tv.de/846945.html
  


Posted by jtw at 15:56Comments(0)

2007年09月14日

アクセス数異常増加はおそらくgigazine?

あまり人気のない このblogに いつもの20-30倍のアクセスが
昨日から あるのは gigazineという サイトが 紹介してくれた 
ためで なかろかと 思います。
おそらく 中国の 環境汚染に ついてのものへの アクセスかと 
推測しています。  


Posted by jtw at 10:34Comments(2)

2007年09月13日

中国でも金持ちは不遜で付き合い難い

金持ちは 中国でも 評判が悪い。

青年の出している新聞が 約4000人を対象に アンケートを
したところ、2/3の回答者は 成り上がり者は 贈賄など
不当なやり方で 稼いでいると 非難している。
社会的責任の欠如や 高慢な振る舞いを 非難する人も 多い。
多くの金持ちは 高級車や 豪華な別荘のような ものを
買い漁って 喜んでいる。

経営コンサルタント会社 マキンゼーの調査によると 
5万ドル以上の 年収のある 中国人は 150万人いる。
そういう金持ちは 年15%の率で 増えている。
中国の金持ちが 同国人から 評判悪いのは 彼らが
社会に 充分に 寄与・貢献しないからである。
アンケートで 指摘されている ことは もっと心の
優しさと 実直さを もって ほしいと いう事である。

下記サイトから:
http://www.n-tv.de/851468.html

★中国人も 論語など 読んだほうが ええので なかろか?
  


Posted by jtw at 10:04Comments(0)