2007年09月21日

ドイツの小学校教師の燃え尽き/教師への卒業後教育の不足

ドイツの教師の1/4は 卒後教育の不足のために 能力以上の
要求をされている。
ドイツの小学校の教師の 半数は 50歳を超えている。
50歳以上の教師の 約半数は 卒後教育に参加しない。
そのために 最新の社会的・技術的発展を 基礎とした
活動ができない。
Bielefeld大学の 社会科学・保健科学の教授 
Klaus Hurrielmannは 上記のように言っている。

こういう教師は 生徒との接触を 失い、生徒を正しく評価できないし、
しばしば 生徒に まじめに 向き合わない。
その結果、過大な要求をされているという感情や 燃え尽きたという
気持ちが 生まれる。年配の教師が 過大な要求に曝されている
という気持ちを 持っている 結果、多くの教師は 退職を早めて
年金生活に入る。

年配の教師の 授業能力を 確かなものにするために、Hurrielmann
教授は 卒後教育の 義務化を 要望する。さらに 授業を過大な
負担だと 感じている 年配の教師は 休憩時間の監視役に
なったり、管理事務を担当してり することも 考えられる。

この教授の意見に対して 教員組合が 猛烈な反論を 展開した。
「50歳以上の多くの教師は 学校の運営を 担当しており 彼らの
経験と熱意なしに 学校は 機能を 果たさない」と組合は言う。

教授の話では、外国の教師は ドイツと比べて ずっと多くの支援を
社会から 受けていて、そういう国では 教師の仕事は もっと
やりやすいのである。
下記サイトから:
http://www.n-tv.de/855480.html
  


Posted by jtw at 20:06Comments(0)