2013年07月31日

ベトナムの人名

岡田健志、”真ん中は「クッション名」・ベトナム”
月刊「図書」2013年8月号、p34.から抜粋。
ベトナムの人名(ここでは人口が最多のベト人のことをいう):
典型的なベトナム人の名前は 姓・テンデム・名という
三要素から成り、各要素が一音節というものである。
テンデムとは ベトナム語で「クッション名」といった
意味合いで、姓と名の間に置かれる要素を こう呼ぶ。
Khah Ngoc Huynh さんの名であれば、Khahが姓、
ゴックがテンデム、Huynhが名である。
テンデムが無く、姓と名だけの人名もある。テンデムと
名が 二音節ということも ある。
日常生活で名乗り呼び合う際に 姓やテンデムは 
あまり言及されず、名のみが 頻繁に用いられる。
★管理人の蛇足:上記のお名前は 留学生のですが 
彼女は「ゴック」さんと呼ばれています。これは 
日本に居るから 例外的に テンデムで 呼ぶのでしょうか?
  


Posted by jtw at 18:34Comments(2)外国語学習

2013年07月20日

カルトフェル・ドイツ風居酒屋

JR和歌山駅 東口から東へ200メーターくらいにある
このお店に うちの会は まだ潰れていなかった頃
数回 御世話になりました。ドイツ風のソーセージが
食べられまして、今も 盛業で めでたいです。
マスターが 昔 ドイツで修行された縁で 秋にドイツの
シェフが来日される そうです。
ドイツのシェフと 日本のマスターの間の通信は
メールで されています。日本語からの翻訳は 
ワイン輸入の御方が最上等のドイツ語にして くれて 
いるのですが コミュニケーション全体が なんでか 
よう分からんように なって しもうた そうです。
シェフからのメールは 自動翻訳で 日本語にしても
理解しがたい日本語が でてきて なお分からんと
言うお話です。
外国語による意思伝達は こういう風に 難しいです。

この会をつくってくれた初代 幹事のお勧めにより
フェイスブックに春に入りました。フェイスブックでは
ベトナム語・中国語・マレー語について 自動翻訳の
御世話になろうと思うのだけれど、でてくる日本語は
上記と同じで 実用に なりません。



  


Posted by jtw at 17:14Comments(0)外国語学習

2013年07月09日

「ドイツの人びと」晶文社、1984年

この本は 1783年から1883年の100年間に有名無名の
「ドイツの人びと」の間で交わされた27通の手紙に、
ベンヤミンが 短いけれど深い感動的な解説を付けたもの。
哲学者アドルノによれば、ナチス政権下のドイツで 
1936年に刊行された本書は...。
これらの手紙のどれにも、「知られざる栄誉、輝かざる
偉大さ、傭われざる品位」が貫いている、これこそが 
ドイツ文化の最良の伝統なのだと。
以上 月刊「図書」2013年3月号 p.64から。

★「◎われざる品位」は「やとわれざる品位」と読むのか
と思うのですが 品位をやとう とは どうするのであろう?
  


Posted by jtw at 20:30Comments(2)

2013年07月03日

アイリスちゃん(3歳)はモネの再来

下記サイトに彼女の絵5枚あります:
http://www.bild.de/lifestyle/2013/lifestyle/dieses-maedchen-ist-ein-kleiner-monet-31077578.bild.html
お絵描きは アイリスが外界とコミュニケーションする方法だ。
アイリスは画架を使わない。机に紙を広げて描く。
Iris Grace Halmshaw は 自閉症であり、話さない。
彼女が2歳のときに 呼びかけても反応がないので 
親は 彼女が「ろう」だと思った。しかし 彼女は 
からだの接触も避けたし、目を合わせることも避けた。
おもちゃにも関心を示さなかった。
庭で花に囲まれて 絵筆をとるのが 一番好きだ。
フランスの画家 クロード・モネのような色使いをする。
11月にロンドンの画廊で展覧会が予定されている。

写真 by SACHI  


Posted by jtw at 18:23Comments(0)