2013年07月09日

「ドイツの人びと」晶文社、1984年

この本は 1783年から1883年の100年間に有名無名の
「ドイツの人びと」の間で交わされた27通の手紙に、
ベンヤミンが 短いけれど深い感動的な解説を付けたもの。
哲学者アドルノによれば、ナチス政権下のドイツで 
1936年に刊行された本書は...。
これらの手紙のどれにも、「知られざる栄誉、輝かざる
偉大さ、傭われざる品位」が貫いている、これこそが 
ドイツ文化の最良の伝統なのだと。
以上 月刊「図書」2013年3月号 p.64から。

★「◎われざる品位」は「やとわれざる品位」と読むのか
と思うのですが 品位をやとう とは どうするのであろう?
「ドイツの人びと」晶文社、1984年



Posted by jtw at 20:30│Comments(2)
この記事へのコメント
やとわれざる品位とは、お金で買ったり借りたりできない、していない、ありのままの品位ということでしょうね。面白い本を見つけましたね。
Posted by M.M. at 2013年07月13日 22:16
MMさま、読んでいただいて 忝い。
そうか 品位は たいてい買えないし、
レンタル店で 借りるわけにも いかん
です。
Posted by jtwjtw at 2013年07月14日 04:22
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