2007年09月12日

飲み水の浄化@発展途上国

世界で4億の子どもが 水がなくて 苦しんでいる。
WHOの 報告によると 毎日6千人が 水がないために
あるいは 不潔な水を飲んだために 死んでいる。
解決法は 水を浄化すること。
問題は 浄化に 金がかかり あるいは 田舎へ 
浄化装置を 運べないということだ。
そこで 次のような 飲み水を 簡単に 安く浄化
する方法が 考えられている。

1. デンマークのVestergaard Frandesen 社の
「いのちのストロー」LifeStrawは 160グラム。
不潔な水の中の バクテリアを 濾し コレラや 赤痢
を予防する。1本3ドル。これでも第3世界の 貧しい家庭や
村にとっては 高価なので 製造業者は スポンサーを
探している。
WHOが 資金を出し 2006年に 南スーダンで このストローを
試用した。700の家庭が それぞれ4本ずつ このストローを
使い 病気が減るか どうか 試験している。

2. もっと簡単な方法は Sodis(Solar Water Desinfection)
という プロジェクト。スイスの Eawag社の考案。
PETボトルに 水を入れ 屋根の上に置いて 紫外線に
曝すだけ。6時間経つと 水の中の 下痢の病原菌は死ぬ。
ただし 暗い色のPETボトルや ガラス瓶は 紫外線を
一部は 通すにで これには 向かない。

3.中村修二教授(カリフォルニア大学 サンタバーバラ校)は 
青色発光ダイオードを開発した。
彼は Technology Review のインタビューで 次のように
述べている:

この特別のLEDは 多くの紫外線を出す。紫外線は たいへん
多くの光エネルギーを持っているので 水中のバクテリアを 
殺し 水を浄化する。
紫外線LEDは たいへん安く 一つ約1ドル。
その上 軽く 効率もいい。川の汚れた水を 汲んできて
特別の チューブ・パイプを使って 汲んだ水を 水瓶に移す。
そのパイプには 紫外線LEDが 組み込まれていて、
殺菌作用が あり 水は 飲めるようになる。

下記サイトから:
http://www.stern.de/wissenschaft/natur/:Trinkwasseraufbereitung-Reines-Wasser/597410.html
  


Posted by jtw at 13:30Comments(0)