2007年09月05日

援助団体・「平和産業」@パレスティナ

1700の援助団体や 平和活動グループが パレスティナ人の
領域に群がり お金と善意を配分している。
これを「平和産業」と呼ぶ。平和産業は 重要な 経済分野に
なっていて さらに 対立を引き起こす おそれも ある。

ヨルダン河西岸とガザ地域で平和産業は 膨大な 平和活動を
して 多くの開発支援者を 使い 多額の金を 落としてきた。
ドイツは 3番目に 支援金の多い国で パレスティナ自治政府に 
今までに 5億3200万ユーロを 援助した。その他に 
国連とEUを 経由する 間接的支出もある。
これらの援助の 大半は NGOや 国際組織を 通じて 
パレスティナへ 流れる。

国内総生産は 1999年以来 38% 落ち込み 
子どもの66%は 貧困境界以下の生活を している。
失業率は 23.6%。
Oxfamの 調査によると 2006年に 90%の 公共機関
(学校・病院・水道など)は 充分に機能していない。

そういう事情で 援助組織の仕事は よけい 切実なものになる。
1999年から 2005年の間に パレスティナの援助組織は 倍増した。

変わった援助組織もある:「代替旅行グループ」という団体は 
ベスレヘムの近くで 「社会的に責任のある」滞在を 提供する
活動をしている。政治に関心のある 長期休暇の人に 
パレスティナの家庭に滞在してもらい パレスティナ人と 入植者の 
双方と 話し合い 占領について 直接の 経験を してもらう
という 旅行である。
下記サイトから:
http://www.zeit.de/online/2007/29/palaestina-friedensindustrie?page=1
  


Posted by jtw at 10:44Comments(0)