2007年09月10日

鶏も地球の磁場によって方角を知る

地球の磁場によって方角を知る能力は 渡り鳥が持っている
ものだと 思われてきた。しかしフランクフルト大学の 鳥学者は
鶏も羅針盤を持っていることを確認した。

今日生きている 鶏や渡り鳥の 共通の先祖が 渡りをする
以前に 生活圏の中で 生きたい所へ行けるように 
するために 地球の磁場が用いられたのであろう。
先祖の鳥が 巣・眠る所・餌のある所・水場の間を 
飛び回るのに この磁場による方向感覚は 役に立った。

Wofgang Wiltschko 教授は 40年前に ヨーロッパ
コマドリは渡りの時に 地球の磁場によって 方角を知る
ということを 確認した。
鳥の磁力センサーが 地球の磁場の線の 延長方向を 
鳥に伝える。傾角のコンパスが生まれる。
今までに 20以上の鳥に こういうコンパスが 見つけられて
いる。その大多数は 渡りをする歌鳥である。
鶏の磁場センサーと 欧州コマドリのセンサーは まったく
同じように 働くということも 分かった。センサーは 磁場の傾角と 
その地点の場の強さに 反応する。

センサーは おそらく目の中にあると 考えられている。
というのは 鳥は 位置を知るのに 短い波長の光(たとえば
青い光)を 必要としているからである。
下記サイトから:
http://www.n-tv.de/822575.html
  


Posted by jtw at 12:13Comments(0)