2009年11月17日

ドイツの青少年の大麻使用

見出し:「穏やかな」麻薬を使い、厳しい結末を迎える。
マリフアナ(大麻から作られる)とハシッシュ(大麻の樹脂から作られる)はドイツで最も人気のある違法薬物であり、長い間、無害だとされていた。
いかし 大量にマリフアナを吸う青少年は 大切な発達の時期を逃していることになり、依存症になる可能性がある ということを今では研究者は知っている。

Stefan(21歳)は8歳の時、煙草を始め、10歳でマリフアナをやった。最初は月に一度だけ マリフアナを吸い、その後 毎日 吸うようになった。両親の離婚が理解できなくて、忘れたかった。麻薬は自分を傷つけるということをステファンは意識していなかった。

マリフアナを長期に大量に吸えば 記憶力や集中力を損なうと ハンブルク大学付属Eppendorf病院の「子ども青少年依存症センター」の所長 Rainer Thomasiusは言う。
30~40年前の大麻に比べ、今の大麻草にはTHC(テトラヒドロカンナビノル)という麻薬物質を はるかに多く含んでいるものも ある。
マリフアナを煙草に混ぜるのでなく、水パイプで吸うと 麻薬は脳に速く到達する。
マリフアナを始める年齢は低くなってきた。1993年にはマリフアナを始めた人の半分は 17.5歳だったが 2005年には その年齢は16歳以下になった。

ドイツ政府の麻薬委員によると 2008年秋に 14~17歳の青少年の13%が大麻をしたことがある。2004年では
この割合は22%なので、減少傾向には ある。しかし
定期的にマリフアナを吸う依存度の高い青少年の割合は減っていない。
このような重度の依存症の少年は 発達にとって決定的に大事な段階を逸していることになる。この段階で自分の人格を形成し、親から離れていくのだ。
彼らは 問題に折り合いをつけることを学ばないままでいる。麻薬をやれば やるほど、自分の発達が妨げられる。麻薬依存症者は20歳の時点で 14歳児の成熟度だとすると、社会で やっていきにくい。その多くは学校を卒業できない。
Stefanも集中力が無くなり、学校の勉強はできなかった。大麻を使う人の5~10%は 大麻のために困難を経験し、4~7%は依存症になる。
ドイツ全土の 未成年の麻薬使用者の人数は 確かなデータは無いが 60万人くらいと見積もられている。

THC(大麻の麻薬成分)は急性の認知障害と運動障害を引き起こすだけでなく、長期的には 脳の報酬システムを操作する。幸福な感じにさせる 伝達物質ドーパミンの放出を THCは増やす。
その結果、「依存の記憶」が生じる。マリフアナ入り煙草をちょっと見たり、マリフアナの匂いを嗅いだりするだけで、大麻をしたいという気持ちが 湧き上がってしまう。
思春期のマウスを使った実験によると、大麻は注意力・集中力・短期の記憶に悪影響を与える。統合失調症の人は大麻を吸うと 速く ぶりかえし、通院回数も増える。15歳未満でマリフアナを吸った少年で、遺伝的にハンデを負っている人は 後になって 精神病にかかる危険が 他の人よりも大きい。
マリフアナを吸って 不安や妄想が起きたら、それは悪い兆候なので、その場合 特に少年はマリフアナを止めるべきだと Maastrich大学の心理学者Cecile Henquetは言う。

Stefangは車を盗み、友人と7キロのマリフアナを3週間で売った。運よく、捕まらなかった。しかし1年後に父親になった時、考えを改めようと思った。赤ちゃんの面倒を見られなかったからだ。それで ハンブルク大学病院に通うことにした。
下記サイトから:
http://www.stern.de/wissen/mensch/gefaehrlicher-jugendtrend-putzmittel-wird-als-partydroge-missbraucht-1521589-standard.html



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