2008年05月22日

イスラム教徒貞操を守らせるための殺人/名誉殺人@ハンブルク

6日前にMorsalは16歳でハンブルクの駐車場で殺された。
彼女の兄(23歳)が妹のドイツ風の生き方に同意
できないと言う理由で妹を刺し殺したと思われる。
父母によると、これは一家で計画した殺人ではない。

13年前に一家はアフガニスタンからドイツへ移住してきた。
Morsalの3歳の頃だった。
彼女が去年通った学校の校長の話では 彼女は
同級生のいい話し相手だった。個人的な問題に
ついては 同級生も教師も気がつかなかった。

彼女は攻撃的でなかったが、しっかりした論拠を
もって議論する人だった。
そのことが 
家族には 棘になっていたのだろう。
普通の若い女性で、おしゃれをしたり、男の子と
付き合ってという生活をしていた。それで 家族で
もめた末に 青少年施設に逃げ込んだことがあった。

死の4日前にも 酷い争いがあり、父親は彼女を
殴ったり けったりした。彼女は3階の窓からロープを
つたって下へおりたが、外には13歳の弟が待ち
受けていて、彼女の首を絞めた。警察は彼女を 
子ども青少年緊急援助施設へかくまった。

兄は弟よりも「強烈な犯罪者」として知られていた。
兄は大酒呑みでパーティで騒ぐのが好きだった。
ということは兄は西欧風の生き方だったのだ。2004年
には娼家の前で刺されている。

妹を刺して12時間後に兄は逮捕された。

3月に彼は傷害罪で1年5ヶ月の刑の判決を
受けていた。彼の拘留猶予は この殺人の数時間
前に拒絶されていた。ということは、実はこの殺人
の時に彼は刑務所に居なければ ならなかったのだ。

一方 Morsalに とっても ほんの僅かな時間差で 
この悲劇を避けられた。彼女は2-3日後、ハンブルク
郊外の施設の青少年の家に入所する予定だった。
そこへ入って また 学校へ戻ることになっていた。
実習の場も見つかっていた。解決は近かったのだ。
警察と青少年福祉局の間で協同作業が すこしだけ 
うまく機能していればよかったのかも 知れない。
下記サイトから:
http://www.stern.de/politik/panorama/:Hamburger-Ehrenmord-Das-Leben-Morsal-O./621107.html

★blog管理人の蛇足:
イスラム教は分かりにくい。女の人を 家族の面子のために
殺していいというのも わからない。
ここに居るあるイスラム教国からの 留学生の言動も 
理解を超える。「大学の中で女の人と 学問的な話を
しても いいし、金の授受を伴う場で 女性と話しを
してもいい(そりゃ そうだろ、そうでなければ 買い物も 
できない) しかし それ以外の場で 女性と会うのは 
禁止されている そうです。
その結果 アパートと大学を 往復し、毎晩 故国へ
電話し、奨学金を貯め ひたすら 博士号取得の日を
楽しみに過ごす ことになる。
  


Posted by jtw at 18:29Comments(0)

2008年05月22日

明朝4時から日本台湾の「掃除に学ぶ会」放送・NHKラジオ

23日金曜4amから45分間 放送。
日本の標記の会 創始者 鍵山秀三郎さんと
台湾の 掃除に学ぶ会の ジョさんが NHK第1放送で
語ります。
今日の4amからも お二人が話しました。続きは明日。

まもなく 5月24日(土)に和歌山市で鍵山さんの講演が
ありますが、講演に行けず 本も読めない方は 
早起きさえしたら、ラジオでお話が 聞けます。 

鍵山さんは イェローハットの創業者。
ジョさんは 台湾で スーパー、コンビニ、外食産業、流通業を
経営する。グループ企業社員10万人以上。早稲田大に
留学した。

鍵山さんは 「凡事徹底」を旨とする。
凡事徹底は 間違いなく 社風を良くする。業績は
二の次にしても 社風をよくするのが 大事である。

ジョさんは2002年に鍵山さんと知り合い、駅・学校の
トイレ、公衆トイレの掃除を始めた。今 台湾に51の
掃除に学ぶ会が ある。

リーダーが教えるのではない。手法を教えるのでなく
掃除に学ぶのである。掃除「を」学ぶのでもない。
掃除のたびに 毎回学ぶ。  


Posted by jtw at 08:44Comments(0)