2009年07月14日

カワラヒワ大量死inドイツ

ドイツ北部と東部で 少なくとも800羽のカワラヒワ
が死んだことが確認された。実際の死亡数は
数千になると推測されている。
死体解剖の結果、咽頭に黄色の付着物があり、
のどに 飲み込めなかった穀物の粒がある
ことが多い。
この病気は5月初めに起きた。
カワラヒワは単細胞の寄生生物によって死ぬ
ことが分かった。猛禽と鳩については 既に 
この寄生生物で死ぬことが知られている。
なぜ 寄生生物がカワラヒワを殺すのかは 
分かっていない。
2001年にフランスで このために多くの鳥が死んだ。
2005年には 英国で、去年は アイルランド、ノルウェー、
フランスで この寄生生物のために鳥が死んだ。

汚染された餌によると推測する学者もいる。
飲み水によると言う学者もいる。
病気の鳥や死んだ鳥を見つけたら、餌台に餌を
置くのを やめたり、水を出さないようにする
よう 学者は勧めている。

カワラヒワは もっとも よく見かける鳥の
一つである(日本にも多い。近所の共同墓地にも
居ます)。
気候変動と グローバリゼーションのために 外国の
病気が 遠くにまで 来る。2~3年前にウィーン
で アムゼルが鳴かなくなった。これは 南アフリカ
のUsutsビールスのために アムゼル(日本の
黒ツグミのような いい声の鳥)の大半が
死んだためだった。
カワラヒワの大量死は 警告である。
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/wissen/895/480376/text/  


Posted by jtw at 17:21Comments(0)

2009年07月14日

イスラエル国籍をもつアラブ人へのインタビュー

Lucy Aharisch(28歳)へのインタビュー:
イスラエルのテレビ局の初めてのアラブ系アンカーウーマンだった。
今は 公共テレビ局で子どものための報道番組で
司会している。

イスラエルの外相 Liebermanはアラブ人に イスラエルへの
忠誠を誓えと要求している。それを拒絶すると
国籍を失うことになる。
Lucyにとって 外相の提案は侮辱である。彼は
東欧のモルドバで育った。Lucyはここで生まれ、
育った。そんな要求をされると、アラブ系イスラエル人
は この国は 自分たちが いない方がいいと 
思っていると言う気持ちになる。
アラブ人は イスラエル建国の日を 大惨事の日と
呼んでいる。追放されたアラブ人のために泣いた
からと言って 刑務所に入れられることはない。

10年前と違って、70%の人は アラブ人は信用
できないと思っている。

政府は ヨルダン川西岸やガザ地区の人々に関心を 
持ちすぎていて、イスラエル国内のアラブ人に関心を
もっていないのは 残念だ。一方、イスラエル国籍を
もつアラブ人の問題は もっと複雑だ。アラブ系
イスラエル人は 人口の20%を占めるのに、少数派と
して扱われている。
イスラエルのメディアに アラブ人は ほとんど いない。
Lucyは例外的で、たいていのアラブ人は 
ヘブライ語を充分に話せない。
Lucyの育ったのはDimonaと言う町で、Lucyの
家族は その町で唯一のアラブ人だった。
友達はみなユダヤ人だった。
5歳の時にガザでパレスティナ人が Lucyの
家族の車に火炎瓶を投げつけた。それで18歳まで 
パレスティナ人はテロリストだと思っていた。
18歳で エルサレムの大学に入り、そこで 
パレスティナ人が どう扱われているかを知った。
イスラエル兵士が パレスティナ人に横暴に
振舞うのをみて、これでは 憎しみが生まれて 
当然だと思った。

ヨルダン川西岸で 派遣通信員として働いた
ことがあった。その町で野卑な言葉をかけられた
ことは なかったが、彼とは 毎日 言い争って
いた。アラブ人とユダヤ人の付き合いは 疲れる。

イスラエル国籍を持つアラブ人は145万人いる。
下記サイトから:
http://jetzt.sueddeutsche.de/texte/anzeigen/478734  


Posted by jtw at 12:53Comments(0)