2009年07月13日

発癌物質の発生を避ける焼肉の方法・バーベキューで

バーベキューで肉を焼くと癌をおこす化学物質が
できる。
ドイツの男は1日平均100グラムの肉を食べる。
女はその半分くらい食べる。
今年4月までに77000トンの木炭がドイツに輸入された。
前年同期と比べ1/3多い。

PAK(多環式芳香族炭化水素)は 油脂が燃える
時に発生し、肉に留まる。発癌性がある。

バーベキューの炭火の温度は160~300度で、その程度
の熱で肉にアクリルアミドやHAA(異種環式芳香族アミン)
のような発癌物質が発生する。

Sabine Rohrmannは4500人足らずの人を対象に 
食習慣を調べた。もっとも多くHAAをとった人
のグループに 大腸癌の早期発見のための検査をした。
HAAをもっとも多くとったグループは もっとも
HAAを少なくとったグループと比べ 50% 
大腸癌になる危険が高かった。
HAA分子は 腸の細胞の遺伝素質に作用する。
塩漬け肉の塩の亜硝酸塩は ニトロソアミンという
発癌物質を作る。

ゆでたり、蒸したり、電子レンジでチンしたり
すると、発癌物質は少なくなる。これらの場合、
100度くらいなので、PAKやHAAを大量に発生
させるには 不十分な温度である。

フライにしてもPAKとHAAは 減る。コロモを
つけるので、肉は 熱い油と直接には 
接しないから。

健康への危険を避けるには、網と炭との距離を
離すのが 決定的に大事だ。肉にあたる火の
温度を 低くするためである。
その上、焦げた肉の縁を 掻き落とせば いい。
そして 油が炭火の中に 滴り落ちるのを 
避けるために、アルミフォイルか アルミ皿を 肉の下
に敷くといい。
これで危険は無くなる。
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/wissen/656/480140/text/

  


Posted by jtw at 19:15Comments(0)