2007年07月13日

移住者のための相談所@ケルン・希望への手がかり

ベルリンで連邦政府の第2回人種統合頂上会議が いま開かれている。
ケルンの移住女性相談所 AGISRA のような 小さい組織が
具体的な人種統合の仕事をしている。
Marjan が 去年8月に初めてこの相談所に来た時は 絶望していた。
病気で 孤独で 職もなく 滞在権もなかった。
11年前 イランから来て ずっと強制送還を 恐れていた。
毎年この相談所へ来る400人の女性も 似たような境遇にある。

AGISRA(性的・人種的な国際搾取に反対する共同体)で 7人の
職員が 11の言語で相談業務をする。職員も同じ移住者である。
AGISRAは 1983年にマイン河畔のフランクフルトに設立され、
最初は 人身売買の犠牲者を対象にしていた。
ケルンには 1993年に 設立された ここでは 家庭内暴力に苦しむ
女性・強制結婚を恐れる若い女性・強制送還に脅かされる女性
の世話をしている。
相談だけでなく 治療も受けられる。ウツ・孤立感・不安
という精神的困難に 通所者は 苦しんでいる。
Marjanも ウツだった。高卒資格試験をドイツで 受けたかった
けれど、イランの卒業資格は ドイツで認められなかった。
ドイツで職業教育を受けたが 集中できなくて、止めた。
部屋に閉じこもって 過ぎた事ばかり 考えていた。
そんな時に 友人が この相談所を勧めてくれた。
孤立は 大きな問題だし、役所へ行くことに恐怖感をもつ 女性も
多い。それで、相談所の職員が 役所へ行くのに 同伴する。
相談に来た人には 権利があることを示唆して、自分自身で何か
できると いうことを 職員は 示す。
Marjanは イランで グラフィックアートの高卒資格をもっていた
のに ウツ病の間に そんなことは 忘れてしまっていた。
職員は 絵の教室を始めるように 彼女を励ました。教室は実現した。
次に 彼女は 本格的な職場を 捜さなければならなかった。
職が 見つかれば 新しい滞在権規則では 滞在の権利が 得られる。
まもなく 彼女は ファストフード店で職を 見つけた。
下記サイトから:
http://www.dw-world.de/dw/article/0,2144,2678762,00.html
  


Posted by jtw at 10:30Comments(0)

2007年07月13日

牛追い祭り@スペイン・写真

7月12日に開かれた牛追い祭りの写真 十数枚 下記サイトに。
80人ほどが 牛に突かれて 怪我をした。重傷者も。
岸和田のだんじり祭りの 方が はるかに 安全です。
ヘミングウェイの フィエスタと いう 小説で 有名になった祭り
だそうです。
http://www.faz.net/s/RubCD175863466D41BB9A6A93D460B81174/Doc~ED5CA4E1E1A2B4460B4433EFD2E105D3F~ATpl~Ecommon~Sspezial.html
  


Posted by jtw at 08:12Comments(0)