2007年07月30日

ダライラマは中国の人権侵害を嘆く@フライブルク

10日前に始まったドイツ訪問の終わりに当たり 
ダライラマは 諸宗教間の対話を 呼びかけ また 
中国の人権侵害を嘆き悲しんだ。
諸宗教の共通性は 差異よりも大きく、対話の中に
イスラム教も 入れられるべきだ。
教育は 人間の内面の優れた資質を伝えることに 強い
かかわりを 持つべきである。愛と好意と共感は 世界に
とっても 個人の平和にとっても 本質的なものだ。
社会の 内面的価値が おろそかに されている原因は
教会と家庭の 影響力が 減ってきていることにある。
これらの価値は 個人の 内面的平和に とって必要な
だけでなく、寛容・非暴力・軍備縮小・自然との妥当な
かかわり に とっても 必要である。
中国における 状況に目を閉じないように ダライラマは 
フライブルク市庁舎での 歓迎会で 呼びかけた。
中国は 好景気では あっても、民主化・人権・宗教と
報道の自由について 何の進歩もしていない。
チベット自治区の副知事 Nyima Ceringは ラサで
外国人報道者と 記者会見し、「ダライラマの 宗教的
活動に 反対しているのではなく、チベット分離を
求める政治活動に 反対しているだけだ」と述べた。
29日に ダライラマは インドの亡命生活に戻る。 
下記サイトから:
http://www.dw-world.de/dw/article/0,2144,2711113,00.html

★ 日本の新聞に このダライラマの ドイツ滞在が 報道されないのは 
自主規制しているから でしょうか。
  


Posted by jtw at 17:01Comments(1)