2007年07月09日

鷹狩@ドイツ

Walter Reinhart は鷹狩場を 経営している。
砂漠ノスリが Ronneburg城の 上空で 輪を描いて飛んでいる時
彼は ノスリが 戻ってくると確信している。
鷹は鷹匠をパートナーだと思っていて、共生関係にある。
夏の間 鷹狩場では 大型鳥小屋から 肉食鳥を 毎日 外へ
放して 観客に見せる。
白頭オジロワシ ハヤブサ トビ フクロウ 等が飼われている。
鷹狩ショーが 終わると 肉食鳥には 鳩・鶏・兎の肉が
与えられる。
鷲は 獰猛で 何をするか 分からないので ショーには 出ない。
冬に 鷹匠は 猟場へ 肉食鳥を 連れて行く。
鷹狩に使う鳥は 自然に生まれ 育ったのではない。だから
狩を 学習しないと いけない。
中世は 鷹狩の黄金時代だった。貴族は 城から 鷹狩に出かけた。
城主の妻も 道楽に ハヤブサや コチョウゲンボウを飼った。
フリードリッヒ大王(1712-86)も 鷹狩について語っている。
Reinhart は 結婚式の時など 特別の時には 中世の衣装を
着て 鷹狩を 見せる。
今も 中世に考案された製品を 鷹匠は 使っている。
鷹匠は 厚い革でできた 手袋を はめて その上に 鷹を
止まらせるのだが その手袋は 数百年の歴史をもつ。
鳥の脚に 革の細い紐で つけられる 鈴も 古くからの
ものである。
近東では ハヤブサを持つということは、飼い主に信望が
あるという ことを 意味していて、アラビアの 鷹匠は
いい給料を取っている。
Reinhartは 野生で生きていて 怪我をした 猛禽類や
フクロウの 世話もしている。怪我をした野鳥は 鷹狩の
ための鳥を飼う場所へ 連れてこられる。野鳥は 電線や
窓ガラスに ぶつかって 怪我をする。
治療が終わって放されると こういう鳥は 鷹狩用の鷹と
違って 戻ってくることはない。
下記サイトから:
http://www.faz.net/s/Rub8D05117E1AC946F5BB438374CCC294CC/Doc~ECFCF3928033C4D0992EC4E855694854F~ATpl~Ecommon~Scontent.html
★怪我した野鳥は 日高では 日高高校へ 運ばれるの
かも しれない。同校生物部は 野生生物と長い 付き合いが
あるので 日高の野鳥は 幸運です。
  


Posted by jtw at 18:57Comments(0)