2009年05月30日

小学校で子どもにパソコンを自由に使わせるinインド

インドのShirgaon村の学校に小屋があり、その壁の穴に
パソコンが置かれている。
パソコン利用指導の授業は無く、子どもは好奇心のままに
グーグル検索などを学習していく。
朝10時の休憩時間になると10年生までの子どもは
校庭に飛び出てくる。向かうのは 二つの穴(窓)があり、
窓の前にベンチのある小屋だ。
この窓は衛星を経由し、インターネットにつながっていて 
果てのない世界への入り口になっている。
これは MIITというインドの技術研究所のSugata Mitra
博士が1991年に始めたプロジェクトだ。
子どもの好奇心によって 手助けなしに学習できる
ようになることを 目標としている。

◎教えるのでなく、共同で学ぶ。

子どもたちは 学習を義務とは思わない。学習は
楽しいものだと思っている。
パソコンの前での 子どもたちの行動は ビデオカメラを
通じて記録されて、衛星経由でニューデリーに送られる。

画面上の→は針に見えるので 子どもはインドの言葉の
針という単語をこれに あてている。
画面の砂時計のシンボルは シバの神の道具に見える
ので これは その道具にあたる単語を あてている。

Arthur C. Clark アーサー クラークの科学フィクション「2001-
世界空間の放浪」から Mitra博士は このプロジェクトを
思いついた。「人間は好奇心に導かれている」という
ミトラ博士の考えは この小説から得られた。

「壁の穴」のパソコンが生まれてから 学校を卒業してから 
大学へ進む子どもが増えている。そして卒業しても
この「壁の穴」のパソコンを通じて 学校とつながりを
持ち続けている。
下記サイトから:
http://www.dw-world.de/dw/article/0,,4199679,00.html
  


Posted by jtw at 16:25Comments(0)

2009年05月30日

合成ヘロイン・健保で支払いinドイツ

ドイツ議会は 人造ヘロインを処方箋薬に追加する
ことを決議した。
重度の依存症者は 合成ヘロインを健康保険扱いで
入手できるようになる。
議会は 反対するCDU(キリスト教民主同盟)と
CSU(キリスト教社会同盟)の反対を押し切り 議決した。
動議は SPD(ドイツ社会民主党)によって なされた。
ヘロインの代替物 メタドン(Methadon)が効かない
中毒者を助けるためである。
CDUの保健専門家 Jens Spahnは
「国家が 麻薬売人になる」と言った。
下記サイトから:
http://www.bild.de/BILD/politik/2009/05/29/heroin/auf-rezept.html

★ヘロインは けしの実から作られたアヘンに含まれる
モルヒネから作る麻薬。  


Posted by jtw at 07:11Comments(0)