2009年05月08日

アウシュビッツ収容所の壁に埋め込んだ瓶いりの手紙

地獄から救出を求める叫び・勇気と絶望の証人

65年前に アウシュビッツの強制収用所に入れられた
7人は瓶に名前、住所、囚人番号を書いた紙を入れ、
その瓶を営倉の壁に塗りこんだ。
セメントの紙袋の切れ端に 書いた。
彼らは 世界が覚えていてほしいと願った。瓶は先ごろ
建築工事の時に 見つけられ その願いは叶った。

7人のうち 生き残った人とのインタビュー:
・Waclavさん(86歳) 当時19歳、収容所では何の
理由も無く いつ殺されるかも知れなかった。あの地獄を
生き延びられるとは 思っていなかった。

・Karlさん(83歳) 瓶がみつけられるとは 当時 
思っていなかった。彼らが瓶を見つけたら 殺されるか
と心配だった。父は ナチス親衛隊の手先に 
目の前で射殺された。母はガス室に送られた。

・Abertさん(84歳) 瓶の中のメモにある人の中で 
唯一のユダヤ人。メモのことは 思い出せない。
「他の人たちを しばしば手助けしたので 私の名前を
書いてくれたのだろう」。
Buchenwaldの収容所で解放された。1週間 遅れたら 
生きて戻れなかっただろう。フランス人の彼は 
今 マルセーユの南で年金生活している。

あと2人も 収容所から生きて出た。

下記サイトから:
http://www.bild.de/BILD/news/2009/05/08/kz-auschwitz/ueberlebende-mit-der-flaschenpost.html
  


Posted by jtw at 10:54Comments(0)

2009年05月08日

顔面移植手術を受けた女性・写真集

アメリカ人Conny Culpさんは 夫に顔面を散弾銃で撃たれ 
鼻も口も破壊された。
クリーブランドの病院で22時間の手術を受け 死者の顔を
移植された。死者の顔を移植する手術は 初めて。
夫に撃たれる前の彼女の写真、壊された顔、移植後の
写真など10枚を下記サイトに:
http://www.welt.de/vermischtes/article3684411/Transplantation.html
写真9 は 記者会見するコニーさん。再び 息を吸えるようになり、
匂いも味も分かるようになった。

★鼻を高くしたり、しわを取ったりという美容整形の手術は
しなくて いいと思いますが、鼻も口も失くした人に
「外見は 大事でない、見かけは かまわない」などと
言うのは たわごとだと この写真を見て思いました。  


Posted by jtw at 08:18Comments(0)