2009年05月01日

ドイツ人学生・中国を歩いて横断

下記サイトに写真7枚あります。
http://jetzt.sueddeutsche.de/texte/anzeigen/473672

Christoph Rehageは北京からウルムチまで歩いた。
2008年10月に中国西部の町 ウルムチに着いた時、
歩くのをやめた。北京をでてから1年後、4646キロの
旅だった。ゴビ砂漠を横切り、山をよじ登り、千キロ毎に 
踊って祝った。
中国に3年いて 27歳になった。今ミュンヘン大学でまた
勉強を始めた。
野宿しないで済むように村から村へと歩いた。普通の
人の家に泊めてもらうか 小さい宿屋に泊まった。
都会ではホテルに泊まり、洗濯し、3日間は浴用ガウンを
着て チョコレートを食べた。
砂漠は しんどかった。
実はドイツまで 歩きたかったが、ウルムチでやめた。
1年間 4500キロ以上 歩いた時に 疲れたわけで
ないけれど、もう後2年 歩く気はしなかった。家庭を
もちたいと思った。
歩く前は 北京の大学で勉強していたが 特に中国に
関心があるわけでなかった。
大学入学資格試験に合格して 古里 Bad Nenndorfを
去った。飛行機の乗務員になったが 合わなかった。
パリでは マクドナルドで働いて、ディスコでも 働いた。
何を大学で勉強したいのか 分からなかった。それで 
歩いて23日かかって北ドイツに戻った。
それからミュンヘン大学で歴史と政治学を専攻し、副専攻として 
たまたま中国語を選んだ。そしてパリから古里へ
歩いたことは 貴重な経験だったと気づいた。

北京では中国語コースで1年勉強し、あと1年は
カメラ研究につかった。そのうちに 相続財産が少し 
入ったので旅にでることにした。

今日 クリストファーはミュンヘンの小さい中華料理屋で
記者に語っている。
中国の人々の暖かさを 懐かしく思い出している。
師匠である中国人Xieさんは1983年から ずっと
リヤカーを引き、放浪の生活をしている。
マイナス15~20度の時にも テントで泊まったこと
がある。長く歩くと 瞑想の境地に到達するかと
思っていたが、そんなことも 無かった。
彼のサイトは:
www.thelongestway.com


  


Posted by jtw at 20:47Comments(0)