2009年05月16日

ゲイには来てほしくない@モスクワの歌コンテスト

5月16日 ユーロビジョン歌合戦のグランプリフィナーレの日に
レズとゲイの協会はデモを計画している。
警察は性同一性障害者のデモを禁止した。
デモに対して暴力が振るわれるのではないかと言う
心配が広まっている。
モスクワで開かれた今までのゲイ・レズの集会では 警察、
右翼、狂信的宗教信者との間に 暴力事件が起きた。
ゲイとレズの団体は ロシアの彼らの厳しい状況を世間に
知ってもらうために この機会を利用してメディアに訴えたい。
それで、16日の正午に「スラブのゲイのパレード」を
予告している。
モスクワ市当局は グランプリの主催者として ゲイの
パレードは許可しない。
この歌の大会のためにモスクワに来ている数千の人々の
一部は 16日の午後 フィナーレの前に モスクワ中心部での
デモに参加する。
ロシアのメディアによると、一般のファンのデモは レズ・ゲイ
との共謀ではないかとされる。ファンの集まる場所で 
混乱が起きるかも知れない。

ロシアでは1993年から 性同一性障害は 刑法上の
犯罪ではない。90年台の終わりからは 「精神病」と
されることもなくなった。しかしゲイに対する敵視は 今も
広く見られる。
モスクワ市長も ロシア正教会の代表者も 「倒錯した行為」
「サタン(悪魔)の行い」だと 罵っている。
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/panorama/170/468733/text/
  


Posted by jtw at 14:18Comments(0)