2007年12月14日
多くのワニが死亡inインド/肝硬変の疑い
北インドのChambal川で ここ数日のうちに 約30頭のワニが
死んだ。
こんな大量死は稀である。同じ川の魚は ピンピンしているので
毒を流されたためとは 思えない。詳しい調査はまだされていない。
下記サイトから:
http://www.n-tv.de/892647.html
死んだ。
こんな大量死は稀である。同じ川の魚は ピンピンしているので
毒を流されたためとは 思えない。詳しい調査はまだされていない。
下記サイトから:
http://www.n-tv.de/892647.html
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18:16
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2007年12月13日
ケースワーカーは経費節減を求められている@ドイツ
青少年保護所の職員は できるだけ多くの支援を
提供すべきだが、同時に 経費は節減しなければ
ならないと言う ナンギなことになっていると 社会教育学
教授 Ulrike Urban-Stahlは言う。
家庭には多くの圧迫がかかっている:職を確保しなければ
ならないし、子どもにはできるだけ良い教育を受けさせたい。
社会の変化は猛スピードで進む。
そういう状況で家庭は支えを必要としている。
従って 青少年保護事業は 危険な状況の子どもを
支えるという課題を持つだけでなく 本来は 問題を
かかえる人々への援助をしたいと考えている。
Halleでも ベルリンでも 青少年保護所には 職務
行動基準があり、基準を超える要求にワーカーは苦慮している。
(Halleのことに ついて このblogの11月7日の
カキコミを見てください)
この2-3年 子どもの保護について ワーカーに資格を
取らせるという動きが大きくなっている。しかし 経費節減の
環境で ケースワーカーに研修を受けさせても
あまり効果はない。
個人がより多くの責任を引き受け 国の責任は後退
しつつある。その結果 子どもに負担がかかってくる。
下記サイトから:
http://www.zeit.de/2007/51/Interview-Urban-Stahl?page=3
提供すべきだが、同時に 経費は節減しなければ
ならないと言う ナンギなことになっていると 社会教育学
教授 Ulrike Urban-Stahlは言う。
家庭には多くの圧迫がかかっている:職を確保しなければ
ならないし、子どもにはできるだけ良い教育を受けさせたい。
社会の変化は猛スピードで進む。
そういう状況で家庭は支えを必要としている。
従って 青少年保護事業は 危険な状況の子どもを
支えるという課題を持つだけでなく 本来は 問題を
かかえる人々への援助をしたいと考えている。
Halleでも ベルリンでも 青少年保護所には 職務
行動基準があり、基準を超える要求にワーカーは苦慮している。
(Halleのことに ついて このblogの11月7日の
カキコミを見てください)
この2-3年 子どもの保護について ワーカーに資格を
取らせるという動きが大きくなっている。しかし 経費節減の
環境で ケースワーカーに研修を受けさせても
あまり効果はない。
個人がより多くの責任を引き受け 国の責任は後退
しつつある。その結果 子どもに負担がかかってくる。
下記サイトから:
http://www.zeit.de/2007/51/Interview-Urban-Stahl?page=3
Posted by jtw at
11:51
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2007年12月12日
日蓮上人お言葉@本行院
和歌山市鷹匠町の本行院さんの前を通りかかったら
門の掲示板に 歌が書かれていました。
ちりしはな
おちし このみも
さき むすぶ
などかは 人の返らざるらむ
★よう 分かりませんが、漢字に変換すると:
散りし 花 落ちし 木の実も さき 結ぶ
などかは 人の 返らざるらむ ★
本行院の 和尚さまが このblogを 読んでくださる
見込みは ほとんど ないです。
どなたか 仏教に詳しい方 解説していただけたら
有難いです。
とカキコミしましたら、早速コメントいただき 有難いです。
ご教示いただいた「日蓮上人お言葉一日一訓」のサイトは:
http://www.kujhoji.or.jp/noframe/sub14_3.htm
門の掲示板に 歌が書かれていました。
ちりしはな
おちし このみも
さき むすぶ
などかは 人の返らざるらむ
★よう 分かりませんが、漢字に変換すると:
散りし 花 落ちし 木の実も さき 結ぶ
などかは 人の 返らざるらむ ★
本行院の 和尚さまが このblogを 読んでくださる
見込みは ほとんど ないです。
どなたか 仏教に詳しい方 解説していただけたら
有難いです。
とカキコミしましたら、早速コメントいただき 有難いです。
ご教示いただいた「日蓮上人お言葉一日一訓」のサイトは:
http://www.kujhoji.or.jp/noframe/sub14_3.htm
Posted by jtw at
18:26
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2007年12月11日
欧州への密出国で週末に悪天候のため140人の難民溺死
西アフリカのDakla沖合いで沈没した船は カナリー諸島へ
渡る計画だった。乗っていたうちの50人が死に、6人が救助された。
セネガル沖での事故では40人のアフリカ人が死んだ。
この船は2週間前にセネガル南部から130人を載せて
出航したが、Dakarの北で座礁した。90人の生存者の話し
によると、出航7日後には 水と食べ物が無くなり 40人が死に
死体は海中に投棄された。
トルコの地中海沿岸でも 50人以上の不法難民を載せた
2隻が沈み 6人だけ生き残った。
アフリカから トルコを経由してEUへ至る道は 人身売買や
案内業者にとって 重要な経路になっている。
別の6人の密出国者を載せた船も トルコからキプロスへ
向かう途中で沈み、3人が行方不明。トルコ人の船長は
約10時間泳いで日曜日に岸についた。
サハラ以南の諸国からだけで、年間65000-8万人が
北アフリカへ入り、そこから欧州へ向かう。大西洋や
地中海を越える危険な公海で どれくらいの難民が死んだか
不明だが、今年の10月までに11000人が死んだ
という推測もある。
下記サイトから:
http://www.n-tv.de/890971.html
http://www.tagesschau.de/ausland/fluechtlinge8.html
渡る計画だった。乗っていたうちの50人が死に、6人が救助された。
セネガル沖での事故では40人のアフリカ人が死んだ。
この船は2週間前にセネガル南部から130人を載せて
出航したが、Dakarの北で座礁した。90人の生存者の話し
によると、出航7日後には 水と食べ物が無くなり 40人が死に
死体は海中に投棄された。
トルコの地中海沿岸でも 50人以上の不法難民を載せた
2隻が沈み 6人だけ生き残った。
アフリカから トルコを経由してEUへ至る道は 人身売買や
案内業者にとって 重要な経路になっている。
別の6人の密出国者を載せた船も トルコからキプロスへ
向かう途中で沈み、3人が行方不明。トルコ人の船長は
約10時間泳いで日曜日に岸についた。
サハラ以南の諸国からだけで、年間65000-8万人が
北アフリカへ入り、そこから欧州へ向かう。大西洋や
地中海を越える危険な公海で どれくらいの難民が死んだか
不明だが、今年の10月までに11000人が死んだ
という推測もある。
下記サイトから:
http://www.n-tv.de/890971.html
http://www.tagesschau.de/ausland/fluechtlinge8.html
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15:04
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2007年12月10日
土地を持たない農民の一ヶ月間のデモ行進inインド
10月29日発:
25000人の農民が土地を要求するためにニューデリーへ
向かって行進した。彼らは独立後50年以上経った今も
インドの好景気から締め出されていると感じている。これらの
農民と家族は350キロ離れた首都へ歩いて行くために
インド中部のGwalior市に集まった。
彼らの要求は公平な土地の割り当てと生活条件の改善である。
インドの人口の1/3は農業に従事する。
インド人のうち約4億5千万人は貧困で 1日に1ドル以下で
生きている。
行進の主催者の話しでは インド人の40%は土地を持たない。
土地のない多くの人にとって 急速な景気上昇は敵になった。
投資は 生産や原材料の産出のための土地を要求する。
その土地の多くは 安い税金で企業を誘致する特別経済区
である。基本的施設(インフラ)や国立公園のためにも
国は多くの土地を必要とする。そのような土地に住む
農民は 補償金を提示されたら 土地を離れるしかない。
責任は 特に賄賂のきく高級官僚にある。
農民の要求しているのは:
1.土地の配分を監督する役所の設立
2.未解決の請求を早く処理する特別の裁判所
(今 裁判は20年もかかることがある)
3.抗告のための最終的な窓口の創設
土地のない農民の状況は 現代における奴隷の身分
である、とハンブルクのアジア経済研究所のBianca
Stachoskeは言う。
彼らは種や肥料を買うために地主から金を借りる。
天候が悪いと収穫はなく、生活は困窮する。
土地のない農民の状況を変えないと離農を早めること
になる。しかし もはや大都会に 農民を受け入れる場は
無くなっている。
25000人の行進者は 政府が公式に農民の問題を受け
入れるまで首都に 何とかして 留まる計画である。
下記サイトから:
http://www.dw-world.de/dw/article/0,2144,2851765,00.html
25000人の農民が土地を要求するためにニューデリーへ
向かって行進した。彼らは独立後50年以上経った今も
インドの好景気から締め出されていると感じている。これらの
農民と家族は350キロ離れた首都へ歩いて行くために
インド中部のGwalior市に集まった。
彼らの要求は公平な土地の割り当てと生活条件の改善である。
インドの人口の1/3は農業に従事する。
インド人のうち約4億5千万人は貧困で 1日に1ドル以下で
生きている。
行進の主催者の話しでは インド人の40%は土地を持たない。
土地のない多くの人にとって 急速な景気上昇は敵になった。
投資は 生産や原材料の産出のための土地を要求する。
その土地の多くは 安い税金で企業を誘致する特別経済区
である。基本的施設(インフラ)や国立公園のためにも
国は多くの土地を必要とする。そのような土地に住む
農民は 補償金を提示されたら 土地を離れるしかない。
責任は 特に賄賂のきく高級官僚にある。
農民の要求しているのは:
1.土地の配分を監督する役所の設立
2.未解決の請求を早く処理する特別の裁判所
(今 裁判は20年もかかることがある)
3.抗告のための最終的な窓口の創設
土地のない農民の状況は 現代における奴隷の身分
である、とハンブルクのアジア経済研究所のBianca
Stachoskeは言う。
彼らは種や肥料を買うために地主から金を借りる。
天候が悪いと収穫はなく、生活は困窮する。
土地のない農民の状況を変えないと離農を早めること
になる。しかし もはや大都会に 農民を受け入れる場は
無くなっている。
25000人の行進者は 政府が公式に農民の問題を受け
入れるまで首都に 何とかして 留まる計画である。
下記サイトから:
http://www.dw-world.de/dw/article/0,2144,2851765,00.html
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15:33
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2007年12月09日
油流出地獄inカリフォルニアと黒海
11月14日発:
カリフォルニアとロシアの黒海で 広大な海域での油汚染
との闘いが続いている。
11月7日にサンフランシスコ沖で22万リットルの油が
貨物船から流出し その海域での漁獲は禁止された。
カニ漁への影響は大きい。
500羽の鳥が既に死んだ。715羽の油まみれの鳥が
野生生物センターへ持ち込まれたが 188羽だけ生き延びた。
事故の後 1週間経つが、まだ1500人以上の支援者が
浜で働いている。海岸を片付けるには 何ヶ月もかかる見込み。
ロシアの黒海では 油タンカーと硫黄輸送船が 11月11日
荒海で衝突し、油と硫黄が流失、今までにない大惨事を
もたらした。
イルカの餌場が危険に曝されている。数万の鳥と魚が既に
死んだ。海が元に戻るには 少なくとも10年は かかるだろうと
思われる。ロシアとウクライナの政府は 共同で環境復旧委員会
をつくり、黒海の天気予報についても 密接な協力を
する予定である。13日には流失した油を回収するために
約800人の支援者が働いた。
被害額は1億1千万ユーロに上る。
下記サイトから:
http://www.dw-world.de/dw/article/0,2144,2912435,00.html
カリフォルニアとロシアの黒海で 広大な海域での油汚染
との闘いが続いている。
11月7日にサンフランシスコ沖で22万リットルの油が
貨物船から流出し その海域での漁獲は禁止された。
カニ漁への影響は大きい。
500羽の鳥が既に死んだ。715羽の油まみれの鳥が
野生生物センターへ持ち込まれたが 188羽だけ生き延びた。
事故の後 1週間経つが、まだ1500人以上の支援者が
浜で働いている。海岸を片付けるには 何ヶ月もかかる見込み。
ロシアの黒海では 油タンカーと硫黄輸送船が 11月11日
荒海で衝突し、油と硫黄が流失、今までにない大惨事を
もたらした。
イルカの餌場が危険に曝されている。数万の鳥と魚が既に
死んだ。海が元に戻るには 少なくとも10年は かかるだろうと
思われる。ロシアとウクライナの政府は 共同で環境復旧委員会
をつくり、黒海の天気予報についても 密接な協力を
する予定である。13日には流失した油を回収するために
約800人の支援者が働いた。
被害額は1億1千万ユーロに上る。
下記サイトから:
http://www.dw-world.de/dw/article/0,2144,2912435,00.html
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18:25
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2007年12月08日
ビオ木綿という希望の灯@ブルキナファソinアフリカ
ブルキナファソは最貧国の一つ。唯一の輸出ヒット商品は木綿である。
しかし アメリカと欧州の自国の木綿農家への補助金政策のために
アフリカの木綿農家は 木綿栽培で生活するのが 難しくなっている。
トンネルの先に見える 微かな光はフェアな貿易による
ビオ木綿(自然栽培の木綿)である。
57歳のSoryは収穫時に 5人の妻と18人の子と共に
早朝から畑へでる。10キロ先の市場へ荷車で1.5トンの
木綿を運ぶ。これが約630ユーロの収入(1年分の収入)になる。
これで息子の一人を450キロ離れた首都の大学へやっている。
Soryの家族はビオ木綿を栽培しているので 他の農家よりも
収入はいい。殺虫剤は使わないし 肥料として堆肥を使う。
お陰で 安定した金と買取保証を得られる。しかし ビオ木綿は
この国の木綿の収穫量のうちの千分の一にしかならない。
この国の輸出金額の半分以上を木綿が稼ぐ。今 木綿の
世界市場価格は 再び 上がってきたとは言え まだ
1995年の最高価格と比べて40%低い。
普通の木綿栽培の場合 1年に6回農薬を散布する。その後
一日中頭痛と吹き出物にやられる。ある村では 家畜が
水を飲んで死んだ。
遺伝子組み換え植物が ブルキナファソの生活を良くする
と考える人も少なくない。その収穫は在来種よりも20%多く、
その上 年に2回農薬を散布すればいい。
この国の47の栽培地域の農業組合はスイスの援助団体と
共同でビオフェアトレード計画を実施している。
ビオ木綿は1キロについて5セントの割増金がつく。
これは井戸、学校の椅子、医薬品倉庫に投入される。
ビオ栽培を学びたい農家は多いが、教える技術者が足りない。
フェアトレードは生活の質を高め、HIVや児童労働へ
の闘いにも役立っている。とは言うものの、300万人の
農家のうち 僅か3000の農家がビオ木綿を栽培して
いるに過ぎない。
下記サイトから:
http://www.stern.de/politik/ausland/:Burkina-Faso-Ein-Rettungsboot-Bio-Baumwolle/604122.html?nv=ct_cb
しかし アメリカと欧州の自国の木綿農家への補助金政策のために
アフリカの木綿農家は 木綿栽培で生活するのが 難しくなっている。
トンネルの先に見える 微かな光はフェアな貿易による
ビオ木綿(自然栽培の木綿)である。
57歳のSoryは収穫時に 5人の妻と18人の子と共に
早朝から畑へでる。10キロ先の市場へ荷車で1.5トンの
木綿を運ぶ。これが約630ユーロの収入(1年分の収入)になる。
これで息子の一人を450キロ離れた首都の大学へやっている。
Soryの家族はビオ木綿を栽培しているので 他の農家よりも
収入はいい。殺虫剤は使わないし 肥料として堆肥を使う。
お陰で 安定した金と買取保証を得られる。しかし ビオ木綿は
この国の木綿の収穫量のうちの千分の一にしかならない。
この国の輸出金額の半分以上を木綿が稼ぐ。今 木綿の
世界市場価格は 再び 上がってきたとは言え まだ
1995年の最高価格と比べて40%低い。
普通の木綿栽培の場合 1年に6回農薬を散布する。その後
一日中頭痛と吹き出物にやられる。ある村では 家畜が
水を飲んで死んだ。
遺伝子組み換え植物が ブルキナファソの生活を良くする
と考える人も少なくない。その収穫は在来種よりも20%多く、
その上 年に2回農薬を散布すればいい。
この国の47の栽培地域の農業組合はスイスの援助団体と
共同でビオフェアトレード計画を実施している。
ビオ木綿は1キロについて5セントの割増金がつく。
これは井戸、学校の椅子、医薬品倉庫に投入される。
ビオ栽培を学びたい農家は多いが、教える技術者が足りない。
フェアトレードは生活の質を高め、HIVや児童労働へ
の闘いにも役立っている。とは言うものの、300万人の
農家のうち 僅か3000の農家がビオ木綿を栽培して
いるに過ぎない。
下記サイトから:
http://www.stern.de/politik/ausland/:Burkina-Faso-Ein-Rettungsboot-Bio-Baumwolle/604122.html?nv=ct_cb
Posted by jtw at
20:31
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2007年12月07日
ブルガリアの首都ソフィアのジプシーとその他の市民
ソフィアのジプシー居住区を1.3キロの長さの壁で守る
という計画がある。今までも人種間の緊張があるのに、
壁はそれを深刻化するという批判もある。
この壁はジプシー地区の住人が鉄道線路を横切らない
ように危険防止のために計画されている。列車に物を
投げつけないように、そして 不法投棄のゴミの山が
できないように するためでもある。
しかしソフィアの人権擁護者は 新しいゲットウが作られ、
ジプシーが孤立させられるのではないかと心配している。
ソフィアには35000人のジプシーがいる。
ジプシーの孤立はブルガリアの共産主義全体主義
体制の遺産である。1989年以後 ブルガリアの困難は
複雑を極め ジプシーは国から顧みられないままだった。
Open Society、世界銀行、EUなどの国際組織は
繰り返し 次の事に注意を喚起した:公式の発表では
40万人 非公式には80万人と言われるブルガリアの
ジプシーは 酷い貧困のうちに暮らしていて、教育も
うけられないし、政治的・経済的・社会的に融合する
機会もない。
80%は失業している。
ジプシーを社会に組み込む運動にもかかわらず、
ジプシーに対する先入観は根強く、スラブ系ブルガリア
人はジプシーを「法律を超えた存在」だと嘆く。
反ジプシー組織も三つの都市に生まれた。
少数民族国際研究センターの所長 Antonina
Scheljaskovaは ジプシーをスラブ系市民との
不穏な共生を「二つの交わることのない世界」
「緊張を生む永続的温床」と表現する。
暴力的衝突は繰り返し起きた。
そういう状況なので メディアが118人のブルガリア人に
壁の建設について尋ねたところ、108人は賛成で
僅か9人が反対だった。
下記サイトから:
http://www.dw-world.de/dw/article/0,2144,2974403,00.html
という計画がある。今までも人種間の緊張があるのに、
壁はそれを深刻化するという批判もある。
この壁はジプシー地区の住人が鉄道線路を横切らない
ように危険防止のために計画されている。列車に物を
投げつけないように、そして 不法投棄のゴミの山が
できないように するためでもある。
しかしソフィアの人権擁護者は 新しいゲットウが作られ、
ジプシーが孤立させられるのではないかと心配している。
ソフィアには35000人のジプシーがいる。
ジプシーの孤立はブルガリアの共産主義全体主義
体制の遺産である。1989年以後 ブルガリアの困難は
複雑を極め ジプシーは国から顧みられないままだった。
Open Society、世界銀行、EUなどの国際組織は
繰り返し 次の事に注意を喚起した:公式の発表では
40万人 非公式には80万人と言われるブルガリアの
ジプシーは 酷い貧困のうちに暮らしていて、教育も
うけられないし、政治的・経済的・社会的に融合する
機会もない。
80%は失業している。
ジプシーを社会に組み込む運動にもかかわらず、
ジプシーに対する先入観は根強く、スラブ系ブルガリア
人はジプシーを「法律を超えた存在」だと嘆く。
反ジプシー組織も三つの都市に生まれた。
少数民族国際研究センターの所長 Antonina
Scheljaskovaは ジプシーをスラブ系市民との
不穏な共生を「二つの交わることのない世界」
「緊張を生む永続的温床」と表現する。
暴力的衝突は繰り返し起きた。
そういう状況なので メディアが118人のブルガリア人に
壁の建設について尋ねたところ、108人は賛成で
僅か9人が反対だった。
下記サイトから:
http://www.dw-world.de/dw/article/0,2144,2974403,00.html
Posted by jtw at
17:15
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2007年12月06日
環境への負荷は新聞/ネットどっちが少ない?
どちらが環境を傷つけるか?
ストックホルムの「環境を破壊せず利用できるコミュニケーション
のためのセンター」のAsa Mobergのグループによると、
環境の傷つけ方は どれ位の時間 読むかによって決まる。
新聞を30分以上読む人は 印刷体の新聞を読んだ方がいい。
2人以上で同じ新聞を読むと もっといい。
在来型の文/画像伝達では 紙、インキ、印刷所の建設、
印刷、運送にエネルギーが要る。
インターネットでの情報伝達では サーバー、各家庭の
パソコン、データ伝送にエネルギーが要る。
スウェーデンの新聞「Sundsvalls Tidning」は三つの
配布様式を持つ。これらを評価した結果、新聞は
紙の製造において 環境にもっとも大きい負担をかける。
ネットは読むことにおいて エネルギーの消費が大きい。
電子ペーパーは生産に多くのエネルギーが要る。
30分よりも短い時間 読む人は ネットか、今 試験中の
新しい電子ペーパーを利用した方が エネルギー消費は少ない。
電子ペーパーの新製品は「iLiad」はアメリカのE-Ink社の
薄いフイルムが 中核になっている。このフイルムの中に
小さい中空の球が入っていて これが液中で白の黒の
色素をもつ。消費電力は 極めて少ない。
パソコンは休止状態で1時間に20ワットを消費する。
年間24ユーロかかる。
ネットの大きな問題は データセンターの電力消費である。
アメリカのサーバーは2005年に230億キロワット時を
使った。この他にエアコン代と基本的施設(インフラ)を
勘定に入れると 450億キロワット時になるだろう。
下記サイトから:
http://www.n-tv.de/888854.html
ストックホルムの「環境を破壊せず利用できるコミュニケーション
のためのセンター」のAsa Mobergのグループによると、
環境の傷つけ方は どれ位の時間 読むかによって決まる。
新聞を30分以上読む人は 印刷体の新聞を読んだ方がいい。
2人以上で同じ新聞を読むと もっといい。
在来型の文/画像伝達では 紙、インキ、印刷所の建設、
印刷、運送にエネルギーが要る。
インターネットでの情報伝達では サーバー、各家庭の
パソコン、データ伝送にエネルギーが要る。
スウェーデンの新聞「Sundsvalls Tidning」は三つの
配布様式を持つ。これらを評価した結果、新聞は
紙の製造において 環境にもっとも大きい負担をかける。
ネットは読むことにおいて エネルギーの消費が大きい。
電子ペーパーは生産に多くのエネルギーが要る。
30分よりも短い時間 読む人は ネットか、今 試験中の
新しい電子ペーパーを利用した方が エネルギー消費は少ない。
電子ペーパーの新製品は「iLiad」はアメリカのE-Ink社の
薄いフイルムが 中核になっている。このフイルムの中に
小さい中空の球が入っていて これが液中で白の黒の
色素をもつ。消費電力は 極めて少ない。
パソコンは休止状態で1時間に20ワットを消費する。
年間24ユーロかかる。
ネットの大きな問題は データセンターの電力消費である。
アメリカのサーバーは2005年に230億キロワット時を
使った。この他にエアコン代と基本的施設(インフラ)を
勘定に入れると 450億キロワット時になるだろう。
下記サイトから:
http://www.n-tv.de/888854.html
Posted by jtw at
16:55
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2007年12月05日
糖尿病による眼底障害/早期発見のための検査法
Jena大学付属病院は12月3日に 標記の方法を開発した
と発表した。この方法によると 失明にも至ることのある
網膜障害を 今までと比べ 5-10年も早く知ることができる。
眼底の血管の柔軟性と 糖尿病によって引き起こされる
網膜の障害との間には 関連があると いうことを 300人の
患者についての調査によって 研究者は確認した。
この検査では 網膜の血管に明滅する光をあてる。
その際の血管の反応が 速いか遅いかによって 血糖
による眼底障害を推測する。
障害の前段階で病気を把握すれば 血糖と血圧の調整を
うまくやっていけると調査の世話人 Ulrich Muellerは言う。
この新しい方法について 10年間の長期調査が
千人の患者を対象に行われる。
糖尿病患者のうち約15%が目の血管・神経に障害を
もつようになる。
下記サイトから:
http://www.n-tv.de/888180.html
★知人に糖尿病患者が何人もいます(私も歳とった)。
この報告がされたJenaには ツァイスの工場があります。
ツァイスの双眼鏡で 鳥を見たいですが、ツァイスのは
いくら するんでしょう? 20万円?
と発表した。この方法によると 失明にも至ることのある
網膜障害を 今までと比べ 5-10年も早く知ることができる。
眼底の血管の柔軟性と 糖尿病によって引き起こされる
網膜の障害との間には 関連があると いうことを 300人の
患者についての調査によって 研究者は確認した。
この検査では 網膜の血管に明滅する光をあてる。
その際の血管の反応が 速いか遅いかによって 血糖
による眼底障害を推測する。
障害の前段階で病気を把握すれば 血糖と血圧の調整を
うまくやっていけると調査の世話人 Ulrich Muellerは言う。
この新しい方法について 10年間の長期調査が
千人の患者を対象に行われる。
糖尿病患者のうち約15%が目の血管・神経に障害を
もつようになる。
下記サイトから:
http://www.n-tv.de/888180.html
★知人に糖尿病患者が何人もいます(私も歳とった)。
この報告がされたJenaには ツァイスの工場があります。
ツァイスの双眼鏡で 鳥を見たいですが、ツァイスのは
いくら するんでしょう? 20万円?
Posted by jtw at
13:42
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2007年12月05日
2007年12月04日
右手にモップ、左手に学位/ドイツへの移民女性の絵文字
ドイツにいる移住者は本来の資格と別の仕事をする
ことが よくある。
ハンブルクでの「ドイツ移住者展」で移住した女性の
描いた絵や絵文字が展示されている。
モップと学位記をもつ女性の絵文字は 南米からの
移住者 CappeloとNancy Bravoによる。
メキシコから来たNancyは 交差点で車と歩行者の数を
数える仕事などを 5年間して やっと スペイン語教師の
職を見つけ、スペイン語メディアの記者にも なれた。
Nancyが メキシコから来たと人に言うたびに 相手は
タコスとかサボテンについて質問する。メキシコにも
インターネットや ちゃんとした道路があるかと 訊かれ
たりする。そういう質問には頭にくる。
この絵文字は地下鉄にも展示されている。
「絵文字は私達の気持ちを表している。それを見て
もらえて嬉しい。私達は言いたいことがあるのだ。」
上記二人の絵文字の他に39点が展示されている。
すべて移民協会のワークショップで描かれた。
この展示によって 女性達は 移民に対してもっと
寛容になってほしいいと訴えたい。そして お互いに
近づいて 知り合えるように、多くの移民を元気づけたい。
みんな同じ市に住んでいるのだから。
ハンブルクの紋章(門)のそばに スカーフをした女性の
立っている絵文字には 「我が家」あるいは
「家に閉じ込められて」??と書かれている。
下記サイトから:
http://www.dw-world.de/dw/article/0,2144,2900579,00.html
ことが よくある。
ハンブルクでの「ドイツ移住者展」で移住した女性の
描いた絵や絵文字が展示されている。
モップと学位記をもつ女性の絵文字は 南米からの
移住者 CappeloとNancy Bravoによる。
メキシコから来たNancyは 交差点で車と歩行者の数を
数える仕事などを 5年間して やっと スペイン語教師の
職を見つけ、スペイン語メディアの記者にも なれた。
Nancyが メキシコから来たと人に言うたびに 相手は
タコスとかサボテンについて質問する。メキシコにも
インターネットや ちゃんとした道路があるかと 訊かれ
たりする。そういう質問には頭にくる。
この絵文字は地下鉄にも展示されている。
「絵文字は私達の気持ちを表している。それを見て
もらえて嬉しい。私達は言いたいことがあるのだ。」
上記二人の絵文字の他に39点が展示されている。
すべて移民協会のワークショップで描かれた。
この展示によって 女性達は 移民に対してもっと
寛容になってほしいいと訴えたい。そして お互いに
近づいて 知り合えるように、多くの移民を元気づけたい。
みんな同じ市に住んでいるのだから。
ハンブルクの紋章(門)のそばに スカーフをした女性の
立っている絵文字には 「我が家」あるいは
「家に閉じ込められて」??と書かれている。
下記サイトから:
http://www.dw-world.de/dw/article/0,2144,2900579,00.html
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21:36
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2007年12月04日
江戸時代のしぐさ/浜畑賢吉
江戸時代のしぐさに学ぶ
浜畑賢吉 なにわ ともあれ 連載
産経新聞 2007年9月18日
「てやんでえ、べらぼうめ、こちとら江戸っ子でえ!」
なんて言葉が江戸弁の代表のように言われているが、
実はそんな荒っぽい言葉は「手斧(ちょうな)言葉」と
言って、本当の江戸っ子は使わなかったらしい。
言葉だけではない。毎日の生活で他人と接する都会人
は、そのしぐさを大切にしていた。
江戸時代の商家では、子供はまず講という塾に通わせ
て、しぐさを学ばせる。八百項目とも言われるしぐさを学
んで、初めて江戸っ子の仲間入りをさせてもらったそう
だ。
雨の日に傘同士かすれ違うときは、互いにしずくのかか
らない方へ傘を倒す「傘かしげ」。 「人の話を耳で聞くの
は失礼、身体でしっかり聞きなさい」 「相手は自分より偉
いと思うのですよ」 「弱い人が、に威張ったりするの趾奈で
すね」 「歳をとったら偉そうにしないで、若い人を笑わせ
ながら何かを伝えた方がイキ七よ」 「太りましたねとか、
身体のことを口にするのも野暮ですね」
要するに他人と接する限り、いかに気分良く共生でき
るかを考えて生きていた。その生き生きした生き方がイキ
なのだ。他人を無視して生きる今の都会人の生き方は、
「井蛙っぺ(せいあっぺ)」と呼ばれた。井の中の蛙と
いう意味だろう。
たくさんある中で好きなのか、「景色はみんなのもの」
である。いい言葉だ。だから ♪ 甍の波と雲の破、重なる波
の中空を・・・なんて歌が生まれてきた。今の都会の建物は
それぞれが「カラスの勝手でしょ!」で作られている。景色
を共有するセンスなど全くない。まさに”井蛙っぺ″の世
界ではないか。
もうひとつ、「三脱の教え」というのがある。入に出会った
とき、年齢を聞くな。職業を聞くな。位を聞くなと教えて
いたのだ。「それを聞くということは、あなたは相手を
先入観で見たいんですね。それは野暮ですよ。自分の目で
しっかり相手をごらんなさい!」という教えである。
相手の血液型を知りたがるのも同じこと。
江戸の都会人から見たら、私などは全くの野暮てんであ
る。そういう時代に育ってしまったことを嘆くしかない
が、せめて次世代にはご先祖の知恵を伝えてやりたい。
「江戸のしぐさ」を知って、その努力をしなかったら、私
の人生はなおさら野暮の骨頂になってしまう。
(俳優、大阪芸大教授)
浜畑賢吉 なにわ ともあれ 連載
産経新聞 2007年9月18日
「てやんでえ、べらぼうめ、こちとら江戸っ子でえ!」
なんて言葉が江戸弁の代表のように言われているが、
実はそんな荒っぽい言葉は「手斧(ちょうな)言葉」と
言って、本当の江戸っ子は使わなかったらしい。
言葉だけではない。毎日の生活で他人と接する都会人
は、そのしぐさを大切にしていた。
江戸時代の商家では、子供はまず講という塾に通わせ
て、しぐさを学ばせる。八百項目とも言われるしぐさを学
んで、初めて江戸っ子の仲間入りをさせてもらったそう
だ。
雨の日に傘同士かすれ違うときは、互いにしずくのかか
らない方へ傘を倒す「傘かしげ」。 「人の話を耳で聞くの
は失礼、身体でしっかり聞きなさい」 「相手は自分より偉
いと思うのですよ」 「弱い人が、に威張ったりするの趾奈で
すね」 「歳をとったら偉そうにしないで、若い人を笑わせ
ながら何かを伝えた方がイキ七よ」 「太りましたねとか、
身体のことを口にするのも野暮ですね」
要するに他人と接する限り、いかに気分良く共生でき
るかを考えて生きていた。その生き生きした生き方がイキ
なのだ。他人を無視して生きる今の都会人の生き方は、
「井蛙っぺ(せいあっぺ)」と呼ばれた。井の中の蛙と
いう意味だろう。
たくさんある中で好きなのか、「景色はみんなのもの」
である。いい言葉だ。だから ♪ 甍の波と雲の破、重なる波
の中空を・・・なんて歌が生まれてきた。今の都会の建物は
それぞれが「カラスの勝手でしょ!」で作られている。景色
を共有するセンスなど全くない。まさに”井蛙っぺ″の世
界ではないか。
もうひとつ、「三脱の教え」というのがある。入に出会った
とき、年齢を聞くな。職業を聞くな。位を聞くなと教えて
いたのだ。「それを聞くということは、あなたは相手を
先入観で見たいんですね。それは野暮ですよ。自分の目で
しっかり相手をごらんなさい!」という教えである。
相手の血液型を知りたがるのも同じこと。
江戸の都会人から見たら、私などは全くの野暮てんであ
る。そういう時代に育ってしまったことを嘆くしかない
が、せめて次世代にはご先祖の知恵を伝えてやりたい。
「江戸のしぐさ」を知って、その努力をしなかったら、私
の人生はなおさら野暮の骨頂になってしまう。
(俳優、大阪芸大教授)
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10:47
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2007年12月03日
スカーフ(イスラム教の)は子どもを孤立させる@ドイツ
学校でスカーフを被る子は集団から離れてしまう、
と元イスラム教徒中央評議会は主張する。
同会委員長Mina Ahadiは スカーフを被らない
女性二人 Guenter WallraffとRalph Giordanoと
共にケルン大学で話した。
熱心なイスラム教徒と ドイツ社会との間の対立が
学校でも表面化している。
イスラム教徒の親は 子が校外授業に参加するのを
禁止する。特に女の子はスポーツや水泳や性教育の
授業から遠ざけられる。
学校は 親に分かってもらおうとする努力をするだけで、
これは大抵 効果がない。
イスラム教のこのような前提の下に教育される子どもは
現代社会に溶け込んで生きていくことは ほとんど できない、
とAhadiは言う。
Ahadiに対してイランで死刑が言い渡されている。
Giordanoは言う:信者がコーランに従って行動しないことを
私は望む。イスラム教の歴史は 女性を辱める歴史であった。
その結果 イスラム教徒の融合は長い間 避けられてきた。
Wallraffは言う:スカーフを思春期の反抗として試してみたり、
流行の一つとしてスカーフを被る女の子も多い。
演壇の三人の話者の意向は 少なくとも学校ではスカーフを
被ることを強制しないようにしてほしい、ということだ。
下記サイトから:
http://www.stern.de/politik/panorama/:Muslime-Deutschland-Kopftuch-Kindesmisshandlung/604192.html
と元イスラム教徒中央評議会は主張する。
同会委員長Mina Ahadiは スカーフを被らない
女性二人 Guenter WallraffとRalph Giordanoと
共にケルン大学で話した。
熱心なイスラム教徒と ドイツ社会との間の対立が
学校でも表面化している。
イスラム教徒の親は 子が校外授業に参加するのを
禁止する。特に女の子はスポーツや水泳や性教育の
授業から遠ざけられる。
学校は 親に分かってもらおうとする努力をするだけで、
これは大抵 効果がない。
イスラム教のこのような前提の下に教育される子どもは
現代社会に溶け込んで生きていくことは ほとんど できない、
とAhadiは言う。
Ahadiに対してイランで死刑が言い渡されている。
Giordanoは言う:信者がコーランに従って行動しないことを
私は望む。イスラム教の歴史は 女性を辱める歴史であった。
その結果 イスラム教徒の融合は長い間 避けられてきた。
Wallraffは言う:スカーフを思春期の反抗として試してみたり、
流行の一つとしてスカーフを被る女の子も多い。
演壇の三人の話者の意向は 少なくとも学校ではスカーフを
被ることを強制しないようにしてほしい、ということだ。
下記サイトから:
http://www.stern.de/politik/panorama/:Muslime-Deutschland-Kopftuch-Kindesmisshandlung/604192.html
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12:42
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2007年12月02日
エイズ患者自助会@ウガンダ
1990年に夫がエイズになった時 ウガンダ北西部のAruaの
中学の同僚の先生たちは Rose Atibunisに対して
奇異な振る舞いをした。同僚は彼女から離れて座ったり
部屋から出て行ったりした。生徒も前とは違った。
翌年 ローズは検査を受け 自分もHIV陽性だと知った。
不安に駆られて 仕事を止めたり 病気を隠したり
しないようにしようと決心した。
「”私はHIV陽性だ、それで どうしたと言うのだ”と社会に
向かって言いたい」。
彼女は校長のところへ行って「仕事を続けたい。時には
難しくなるだろうと思う。支援も要る。」と言った。幸い校長は
彼女を支えてくれた。同僚も彼女を避けなくなった
だけでなく 彼女の勇気に敬服した。
1994年に彼女は エイズにかかった女性の自助グループ
をAuraに作った。「まず希望を分け合いたかった。
情報も共有したかった。」
1996年にドイツのGTZ(技術共同作業協会)に連絡が
取れた。それでウガンダのエイズについてドイツで講演
するように招待された。
女性はこの病気の大きな負担を担っている。女性は自分が
病気なのに 病人の世話をしなければならない。自分も
エイズで エイズのことを良く分かっている女性は
エイズの女性がきちんと薬を飲むように気を配らないと
いけないし、妊婦に検査を受けさせるようにしないといけない。
彼女は今「エイズと共に生きる女性の全国コミュニティ」の
地域調整者である。Aruaだけでも この自助グループに
入っている女性は400人いる。
ウガンダで エイズ患者の率は 90年代の15%以上
から今は6%に大幅に減った。
彼女が今も働いているキリスト教系の学校に「率直に話す
クラブ」を作った。ウガンダの多くの人にとってsexは
タブーのテーマなのだけれど、そのクラブではsexに
ついて話しする。
16年もHIVと共に生きてきて ローズは多くの経験を
与えることができる。
下記サイトから:
http://www.faz.net/s/Rub8E1390D3396F422B869A49268EE3F15C/Doc~EABD2A60C248B46F1AA4278A23F982EB2~ATpl~Ecommon~Scontent.html
中学の同僚の先生たちは Rose Atibunisに対して
奇異な振る舞いをした。同僚は彼女から離れて座ったり
部屋から出て行ったりした。生徒も前とは違った。
翌年 ローズは検査を受け 自分もHIV陽性だと知った。
不安に駆られて 仕事を止めたり 病気を隠したり
しないようにしようと決心した。
「”私はHIV陽性だ、それで どうしたと言うのだ”と社会に
向かって言いたい」。
彼女は校長のところへ行って「仕事を続けたい。時には
難しくなるだろうと思う。支援も要る。」と言った。幸い校長は
彼女を支えてくれた。同僚も彼女を避けなくなった
だけでなく 彼女の勇気に敬服した。
1994年に彼女は エイズにかかった女性の自助グループ
をAuraに作った。「まず希望を分け合いたかった。
情報も共有したかった。」
1996年にドイツのGTZ(技術共同作業協会)に連絡が
取れた。それでウガンダのエイズについてドイツで講演
するように招待された。
女性はこの病気の大きな負担を担っている。女性は自分が
病気なのに 病人の世話をしなければならない。自分も
エイズで エイズのことを良く分かっている女性は
エイズの女性がきちんと薬を飲むように気を配らないと
いけないし、妊婦に検査を受けさせるようにしないといけない。
彼女は今「エイズと共に生きる女性の全国コミュニティ」の
地域調整者である。Aruaだけでも この自助グループに
入っている女性は400人いる。
ウガンダで エイズ患者の率は 90年代の15%以上
から今は6%に大幅に減った。
彼女が今も働いているキリスト教系の学校に「率直に話す
クラブ」を作った。ウガンダの多くの人にとってsexは
タブーのテーマなのだけれど、そのクラブではsexに
ついて話しする。
16年もHIVと共に生きてきて ローズは多くの経験を
与えることができる。
下記サイトから:
http://www.faz.net/s/Rub8E1390D3396F422B869A49268EE3F15C/Doc~EABD2A60C248B46F1AA4278A23F982EB2~ATpl~Ecommon~Scontent.html
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12:15
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2007年12月01日
南アメリカ路上サッカー大会@パラグアイ
「反則した方が負け」という第2回南米路上サッカー大会の標語は
「みんなでプレーし、みんな勝つ」。
11カ国から百人の青年男女が集まった。
試合の前に別々のルールが決められる。
ペナルティキックはない。
ルールを決める話し合いは簡単でない。身振り手振りをして、
ともかく何とか分かり合う。
1週間 首都アスンシオーンで試合する。参加者は16-22歳。
その多くは貧しい地域の出身で、大抵の人は外国へ
行くのは始めて。
Luis Ramirezは南米路上サッカー連絡網の調整者で,
この大会の指揮者でもある。路上サッカーはただのスポーツ
でなく、サッカーによって自立して行動することを学ぶ
その手段である。
ルールは自分たちで決める。審判員はいない。男女一緒に
プレーする。ゴールの数だけで 勝ち負けを決めるのでなく、
フェアプレーと対人関係についての振る舞いも 追加点に数える。
たとえば ペルーとブラジルの対戦は0-0だった。
15分の試合の後に両チームは木陰に座って、ルールを
守ったか どっちのチームが対人関係のポイントをもらえるかを
話し合う。誰が とっさに手伝ったか。フェアであるというのは
どういうことか。そういう事が話し合われる。話し合うことが
この大会の目標だと Luisは言う。
Carolaは21歳でアルゼンチンから来た。3年間 路上サッカーを
したお陰で 社会を見る目が変わったと 彼女は言う。
以前は 自分の生活や将来や 住んでいる地域の状態について
考えたことはなかった。路上サッカーをして ゲームの前後に
話し合っているうちに、自分の気持ちと考えを表現し 物事を
尋ねるという 自分への信頼が生まれた。
街角の売店でアルバイトするのだけでなく、幼稚園の先生に
なるための教育を受けるようになったし、クラブの若い人の
トレーニングを指導するようにも なった。
Jessicaはドイツ人で17歳。ゲストとして招待された。
ドイツでも路上サッカーがあると言うと驚かれるが
ドイツにも同じ問題がある。ドイツには上級学校Hauptschule
という小学校に続く義務教育後期課程の学校があり
卒業後直ちに就職する者を対象にしている。その生徒は特に
将来への見通しを持ちにくい。青年が 今 置かれている
状況に甘んじてしまわないようにするのが大事である。
Jessicaは10歳の時に路上サッカーに出会った。
2年後にもう 試合の運営を手伝うようになった。今は
後輩の面倒をみている。
南アフリカの3人の若い女性と3人の若い男と 3人の調整役も
大会に招待されている。南アは2010年に開かれる次の大会
の主催国。
Luisは言う:道路は誰でも利用できる場であり、そこに
ずっと居てもいいし、そこで人に会えて 一緒に生きる場である。
家に閉じこもっていては いけない。そういう事を伝えたい。
下記サイトから:
http://www.dw-world.de/dw/article/0,2144,2978373,00.html
「みんなでプレーし、みんな勝つ」。
11カ国から百人の青年男女が集まった。
試合の前に別々のルールが決められる。
ペナルティキックはない。
ルールを決める話し合いは簡単でない。身振り手振りをして、
ともかく何とか分かり合う。
1週間 首都アスンシオーンで試合する。参加者は16-22歳。
その多くは貧しい地域の出身で、大抵の人は外国へ
行くのは始めて。
Luis Ramirezは南米路上サッカー連絡網の調整者で,
この大会の指揮者でもある。路上サッカーはただのスポーツ
でなく、サッカーによって自立して行動することを学ぶ
その手段である。
ルールは自分たちで決める。審判員はいない。男女一緒に
プレーする。ゴールの数だけで 勝ち負けを決めるのでなく、
フェアプレーと対人関係についての振る舞いも 追加点に数える。
たとえば ペルーとブラジルの対戦は0-0だった。
15分の試合の後に両チームは木陰に座って、ルールを
守ったか どっちのチームが対人関係のポイントをもらえるかを
話し合う。誰が とっさに手伝ったか。フェアであるというのは
どういうことか。そういう事が話し合われる。話し合うことが
この大会の目標だと Luisは言う。
Carolaは21歳でアルゼンチンから来た。3年間 路上サッカーを
したお陰で 社会を見る目が変わったと 彼女は言う。
以前は 自分の生活や将来や 住んでいる地域の状態について
考えたことはなかった。路上サッカーをして ゲームの前後に
話し合っているうちに、自分の気持ちと考えを表現し 物事を
尋ねるという 自分への信頼が生まれた。
街角の売店でアルバイトするのだけでなく、幼稚園の先生に
なるための教育を受けるようになったし、クラブの若い人の
トレーニングを指導するようにも なった。
Jessicaはドイツ人で17歳。ゲストとして招待された。
ドイツでも路上サッカーがあると言うと驚かれるが
ドイツにも同じ問題がある。ドイツには上級学校Hauptschule
という小学校に続く義務教育後期課程の学校があり
卒業後直ちに就職する者を対象にしている。その生徒は特に
将来への見通しを持ちにくい。青年が 今 置かれている
状況に甘んじてしまわないようにするのが大事である。
Jessicaは10歳の時に路上サッカーに出会った。
2年後にもう 試合の運営を手伝うようになった。今は
後輩の面倒をみている。
南アフリカの3人の若い女性と3人の若い男と 3人の調整役も
大会に招待されている。南アは2010年に開かれる次の大会
の主催国。
Luisは言う:道路は誰でも利用できる場であり、そこに
ずっと居てもいいし、そこで人に会えて 一緒に生きる場である。
家に閉じこもっていては いけない。そういう事を伝えたい。
下記サイトから:
http://www.dw-world.de/dw/article/0,2144,2978373,00.html
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17:45
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