2007年12月13日

ケースワーカーは経費節減を求められている@ドイツ

青少年保護所の職員は できるだけ多くの支援を
提供すべきだが、同時に 経費は節減しなければ 
ならないと言う ナンギなことになっていると 社会教育学
教授 Ulrike Urban-Stahlは言う。

家庭には多くの圧迫がかかっている:職を確保しなければ
ならないし、子どもにはできるだけ良い教育を受けさせたい。
社会の変化は猛スピードで進む。
そういう状況で家庭は支えを必要としている。
従って 青少年保護事業は 危険な状況の子どもを
支えるという課題を持つだけでなく 本来は 問題を
かかえる人々への援助をしたいと考えている。

Halleでも ベルリンでも 青少年保護所には 職務
行動基準があり、基準を超える要求にワーカーは苦慮している。
(Halleのことに ついて このblogの11月7日の
カキコミを見てください)

この2-3年 子どもの保護について ワーカーに資格を
取らせるという動きが大きくなっている。しかし 経費節減の
環境で ケースワーカーに研修を受けさせても 
あまり効果はない。

個人がより多くの責任を引き受け 国の責任は後退
しつつある。その結果 子どもに負担がかかってくる。

下記サイトから:
http://www.zeit.de/2007/51/Interview-Urban-Stahl?page=3
  


Posted by jtw at 11:51Comments(0)