2010年10月31日

神の名においてわが子を殴る

プロテスタントの自由教会に属する親は カトリックや
プロテスタントの親よりも 子どもを殴る傾向がある。
教育において 自由教会の親にとって 宗教が
もっと重要な役割を果たしているからだろう。
ハノーファにあるニーダーザクセン犯罪学研究所が 
子どもへの暴力について調査した結果である。
Christian Pfeiffer たちは ドイツの61の市や郡の
14~16歳の9年生 45000人を対象に質問した。
親が自由教会の信者であって、宗教が教育のために
「たいへん重要な」役割を果たしている場合に 
子どもが虐待される危険は きわめて高い。この
グループの子どもの5人に1人は虐待されている。

カトリックの親をもつ子の場合は 逆であり、
父母が 宗教を教育にとって 大切でないと 
考えている場合に 子どもは親の暴力にさらされる。

組織的暴力によって 子どもの意思は砕かれ、
その結果 子どもは大人の信念を引き継ぐ
ことになる。

プロテスタントの教会では 牧師が 聖書に書か
れた文章を 文字通りに 手本にして話したり、
行動したりするので 子どもへの暴力的傾向は強く
なる。たとえば「息子を愛する者は 息子のために 
つねに 殴るための棒を用意する」とか
「鞭と厳しい躾が 知恵を与える」という言葉が 
聖書にでてくる。
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/kultur/glaube-und-erziehung-schlaege-im-namen-des-herrn-1.1012765


  


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2010年10月30日

麻薬戦争inフアレス市・メキシコ(米国との国境の町)

下記サイトに写真14枚:
http://www.stern.de/panorama/mexikanischer-drogenkrieg-los-ramones-das-gesetz-gibt-auf-1617846-photoshow.html

写真1. ヤクザ組織は アメリカへの密輸経路を
めぐって闘い続けている。この写真は3月19日に
殺された犠牲者を フアレス市の周辺地区で
探す警察。
2. 麻薬組織は フアレスの周辺を墓場に使って
いる。同市は世界でもっとも危険な町の一つ。
3. 3月22日に殺された犠牲者。フアレスでの殺人率は
10万人あたり173人の死者。(ドイツでは10万人に
つき 0.2人が殺される)
4. 2人の娘を殺された母の嘆き。
5. フアレスの貧しい地区にある墓地。メキシコは
信心深い土地だ。
6. 土産物を売る若者。多くの若者にとって 
麻薬組織で働くことは 極貧の中で生きる選択肢
の一つなのだ。
7. サッカー場を警備する警官。フアレス市民は 
檻の中で生きているようなものだ。兵士と警官が 
つねに監視している。
8. 閉鎖された機械組立工場。
この18ヶ月に 10万人以上の住民が フアレスで
失業した。住民の多くは 隣国 テキサスの
エルパソや メキシコ国内の 安全な町へ
去っていく。
9. バス運転手や食品売りの人も 閉鎖された
工場の前で 露天商をする。
10. アメリカとの国境で 車の窓を拭いて稼ぐ。
2009年にこの国境の町で 2600人が 麻薬戦争
で殺された。2010年に 既に 500人が
殺されている。
11. 殺人現場の テレビ記者。
記者も殺されるのが 怖いから 報道を自己検閲
する記者も多い。
12. 3月22日に爆弾が仕掛けられた医科大学の
前で警備する警官。
13. フアレス市の有名なケンタッキー クラブ。
昔はマリリン・モンローもここで飲んだ。
観光客も減り、観光業界は苦しい。
地元の人も夜、出歩けない。
14. フアレスの大半の店は 閉まっている
(和歌山の元、繁華街のようになった。和歌山市の
アロチでは 覚醒剤が 中高生にまで売られて
いるけれど 対立するヤクザが 戦争している
わけでないから 表向き、平和です。)
  


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2010年10月29日

ネストル・キルチネル(アルゼンチン前大統領)を悼む市民

Nestor Kirchnerは2010年10月27日 心筋梗塞で急死した。
享年60歳。下記サイトに写真6枚:
http://www.stern.de/politik/ausland/trauer-in-argentinien-nestor-kirchner-wird-nie-sterben-1618403.html

写真1. 現大統領Cristina は ネストルの妻。
2. ネストルは 2003年から2007年まで大統領だった。
3. ブエノスアイレスの市民はプラカードと花束で 
前大統領に哀悼の意を表した。国民の多くに敬愛
されていた。
4. 大統領館の前で。
5. 前大統領の死を知って ブエノスアイレスの
中心街に市民は集まった。
6. 2008年6月の写真。
農産物への他界輸出税についての論争は 政府を
分裂させ、大統領の辞任につながった。
しかし 跡を継いだクリスティナは 農産物輸出税を
上げ、危機を乗り越えた。  


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2010年10月28日

Over the rainbow ・カマカウィウォの歌う

ハワイの歌手 Israel Kamakawiwo'Ole の歌う 
オーバーザレインボウは 今 ドイツのヒット
チャートで一位にある。
ジュディ ガーランドが1940年に 歌ってから
70年8ヶ月たっている。
カマカウィウォは この世の人ではない。
小錦さんの ような 立派な体だった。13年前に 
亡くなった時、葬儀に2万人が参列した。
生きているときにも ハワイでは 聖なる人と
して敬愛されていた。
下記サイトに彼の歌、動画:
http://www.tagesschau.de/kultur/kamakawiwoole100.html  


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2010年10月27日

オンライン翻訳サイト・無料の・top10

下記サイトに フリー翻訳サービスが紹介されて
いる。どのサービスも 間違いのない翻訳を
提供するものではない。
http://www.bild.de/BILD/digital/internet/2010/10/25/kostenlose-woertbuecher-uebersetzungs-dienste-online/die-besten-uebersetzungs-dienste-sprache-bedienung.html  


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2010年10月26日

ルルドで私に起きた奇跡(昨日の続き)

多くの人にとって ルルドの泉に行くことが 
ルルドへの巡礼のもっとも感動的な瞬間だ。しかし 
私は そうでなかった。私の信仰は もっと抽象的で
あり、物や水につながるものでは ない。
私はプロテスタントなので 他のマルタ騎士修道会士
がミサに参加している時に 私は一人でいた。

1週間 ルルドにいて、列車でドイツに帰って 
みんな疲れはてていた。私は3日間、寝ていた。
しかし ルルドの旅行に介護者として行くたびに 
得ることがあった。最初の年には 神の誠実さを
感じた。2年目には 人を傷つけたという罪悪感に
苦しんだ。
聖書には 罪への答えと 赦しを求める願いに
ついて 多くのことが 示されている。
来年は どんな旅になるだろう。

マルタ騎士修道会士は 3月から11月まで 障碍を
もつ人、健康な人、、病気の人のための ルルド
旅行を提供している。
詳しくは:
www.malteser.de

下記サイトから:
http://www.zeit.de/2010/43/Lourdes?page=3
  


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2010年10月25日

ルルドの泉で私に起きた奇跡

障碍児の付き添いとして マルタ騎士修道会士たちと
共に 1週間かけて行った ルルドの巡礼は 
骨が折れたけれど 思いがけない喜びだった。
プロテスタントの信者が カトリックの巡礼地で 
経験してことについて:
北ドイツに カトリック信者は少ない。私にとって 
大事なのは 生きていく上で 神の誠実さを
感じることだ。

騎士修道会の着物とエプロンを借りたので 
ルルドで目立つことは なかった。
子どもたちを引き継ぐ前の日に 初めて付きそう人の
ために オシメの当て方、癲癇の発作を起こした時に 
どうするか、などについて 話しを聞いた。医師も
2人 同行してくれるので 心配は無かった。
「私たちが 扱われたいように、子どもたちを
扱えばいい」という単純な原則が あるだけだった。

翌日、駅で子どもたちと対面した。腕の短い子、
頭の大きい子、叫ぶ子、上体を動かし続ける子、
口のきけない子などが いた。

Marie-Sohie Lobkowica が 自著で述べていること
には、初めは 子どもの苦しみだけが 見えるが 
1週間後には ただ 子どもが見えるようになる。
介助者として巡礼に付いて行く人は 教育するために
行くのではない。施設で子どもが経験できない 
全面的な配慮・注意を 子どもに与えるために 
介助者は居る。

ドイツをでた列車は22時間後に ルルドに着き、
一行は病院に入った。
毎年 世界中から約600万の巡礼者が ルルドを訪れる。

私たちの理解している世界の外で 他の力が
支配する可能性があると 言うことに 疑いは
ないと思う。
ルルドに滞在中、毎日 同じような生活をした。
5時か5時半に起き、子どもの起きる前に 朝の
ミサに参加した。午後に泉のある洞窟へ行った。
(続く)
下記サイトから:
http://www.zeit.de/2010/43/Lourdes
    


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2010年10月24日

ハイチ・地震とコレラに苦しむ国

下記サイトに写真11枚:
http://www.zeit.de/gesellschaft/zeitgeschehen/2010-10/fs-haiti-truemmer

写真1. ハイチ北部の町 Saint Marc で コレラで
135人が死んだ。1500人が感染している。飲み水に
よって感染した。
巨大地震のあと9ヶ月経った 今も 国の大半は
破壊されたままで、上水道も復旧していない。
2. 首都ポルトプランスの近く。
3. Saint Marc 市の病院の前に 患者と家族。
6. 美容院。
7. 首都の露天商。
8. 首都の大聖堂・廃墟
10. 首都の学校で。
11. 9月末、首都で。
  


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2010年10月23日

フィッシュ・アン・チップス150年(動画)

「魚のフライにフライドポテトを添えたもの」は 
150年前に今の形でつくられるようになった。
階級を超えて 英国人の多くが fish'n'chips を食べる。
このファーストフードの古典は 軽食堂だけでなく、
高級レストランでも 食べられる。
下記サイトに動画:
http://www9.dw-world.de/tagesvideo/index.php?v=de&s=681&l=&o=0&f=FlashHigh

  


Posted by jtw at 08:15Comments(1)

2010年10月23日

Taylor Swift は自分の生活を歌の材料にする

カントリー歌手 ティラー・スィフトは 個人的な
生活について 語りたがらない。独身でいる方が
いいと言うだけだ。
10月29日に発表される 新しいアルバム Speak Now 
に彼女は幾人かの男性とのことに 伴なう 心の痛みを 
歌として扱っている。
下記サイトから:
http://www.n-tv.de/leute/Wie-Taylor-Swift-das-Leben-verarbeitet-article1763406.html

ブログ管理人の蛇足:
ニュージーランドで生まれ、育った女の子(甥の娘)は 
この歌手が好きで、私へのメールにも Taylorの
コトバを貼りつけてきました。
ドイツでも 人気があるんでしょうね。
日本の歌手は 韓国や台湾でも 売れるのでしょうか?  


Posted by jtw at 07:58Comments(1)

2010年10月22日

アメリカ兵士・同性愛について黙っていることに

米軍で 同性愛について 本人は黙っていると
いう義務がやった廃止されたのに、その24時間後、
控訴審裁判所は 廃止を取り消した。
軍当局は 新兵が同性愛であると告白することを
禁止していいという判決を カリフォルニアの
控訴審裁判所は 下し、下級裁判所の判決を破棄した。
それにより「尋ねるな、言うな」という規則が 
再び効力を持つことになった。
この規則について 前の週に ある裁判官が 
憲法違反だと判断した。
軍当局がゲイやレズビアンと付き合う場合に 
米軍に「尋ねるな、言うな」という規則が 続いて
いる。
すなわち 軍は 志願する人や兵士に 自分の
性的志向を 尋ねなくていいことになっている。
一方、ゲイやレズビアンの兵士は 軍隊で 自分の
性的志向を秘密にしなければならない。
下記サイトから:
http://www.welt.de/politik/ausland/article10439951/US-Soldaten-erneut-zum-Schweigen-verdonnert.html  


Posted by jtw at 11:27Comments(0)

2010年10月22日

ヘルムート・シュミットの夫人・逝去

ドイツ元首相 ヘルムート・シュミットの夫人
ローキ・シュミットは2010年10月21日夜、91歳で
他界した。
Lokiは夫のそばで 煙草を吸ったものだった。
この数カ月、公の場に ほとんど出なかった。
9月末にハンブルクの自宅で 転んで 脚の骨を
折った。
彼女の死は ドイツに 深い悲しみと当惑を
もたらしている。
下記サイトから:
http://www.stern.de/panorama/kondolenzbuch-ihre-gedanken-zum-tode-von-loki-schmidt-1616181.html  


Posted by jtw at 09:46Comments(0)

2010年10月21日

世界のメルヘンinドイツ語

下記サイトで 

ブラジル
バングラデッシュ
アフガニスタン(パシュトゥ語のとダリ語の二つ)
オーストラリア
アラビア
のメルヘンを聞けます。
原語に ドイツ語が かぶせているのもあって
聞き取りにくいです(ドイツ語だけの 良い音環境で
あっても 聞き取れない)。
http://www.dw-world.de/maerchen  


Posted by jtw at 12:09Comments(0)

2010年10月20日

ドイツ鉄道DB・サービス改善へ投資

(下記サイトのこの記事の見出しは
Goodbye, saenk ju fo traewelling.

日本人だけが 英語の TH を Sとして発音する
のでないことが 分かりました。めでたい)
http://www.sueddeutsche.de/wirtschaft/deutsche-bahn-goodbye-saenk-ju-for-traewelling-1.1003924

ドイツ鉄道は 今後5年間に約3億3000万ユーロを 
追加投資し、サービスと質を向上させる。
DBは 基盤と列車に410億ユーロを投資すると 
既に約束している。
昨冬、寒さのために多くの列車が動かなくなり、
多くの乗客が 駅や車内で過ごすことになった。
夏には ICEの列車で エアコンが故障し、乗客の
中に 循環虚脱になる人が何人も いた。


  


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2010年10月19日

年金生活者のアンネリーゼは3本足の犬と買い物に

アンネリーゼさん(80歳)はウェールズ原産の
子犬ビスィ(12歳)を10年前に 動物保護施設から
引き取った。ビスィはルーマニアで重傷を負って 
ドイツに来た。
ビスィは3本足なので 30分以上は歩けない。飼い主は 
疲れた犬を 買い物車に乗せて歩くことになる。
こうして ふたりは 幸せに 暮らしています。

下記サイトに 買い物車を引いて歩くビスィと
 買い物車に乗っているビスィの写真あり:
http://www.bild.de/BILD/news/leserreporter/aktuell/tiere/2010/09/16/1414-tiere-dreibein-hund-macht-oma-anneliese-gluecklich/in-mannheim.html  


Posted by jtw at 09:19Comments(0)

2010年10月18日

森に置き去りにされ足の切断手術を受けた犬

ザールラントのWadgassen町で マルタとチワワの
混血の犬が 30センチの紐で 駐車場の塀に結び
付けられていた。
恐慌状態になった犬は 紐に絡まり 前足の
血行が止まった。
役場の職員が 見つけたときに 犬はほとんど
餓死しそうだったので すぐにお医者さんへ
連れていかれた。
獣医 Majkaさんによると「この子は 痩せこけて
いて 毛はフェルトみたいになって 関節は 
ほとんど動かせなかった」。
紐の絡まった足1本は 切断する他なかった。
今、この子は 動物保護者 Heikeさんに面倒みて
もらっていて、治療費は 彼女の入っている
動物保護協会が引き受けている。
この子は Lotta と名付けられた。
元気になったら Lottaは 別の飼い主のところへ行く。
下記サイトに 包帯をまいたロッタの写真もあり:
http://www.bild.de/BILD/news/2010/10/18/arme-huendin-lotta/im-wald-ausgesetzt-beinchen-amputiert.html  


Posted by jtw at 13:25Comments(0)

2010年10月17日

雪男イェティ出没警戒警報発令inシベリア

下記サイトに 2007年にネパールで発見された
イェティの足跡の写真もあります。このサイト
から抜粋:
http://www.n-tv.de/panorama/Berichte-ueber-Yetis-haeufen-sich-article1725251.html

人のようなイェティという物が 餌不足のため 
南シベリアの村々で しばしば目撃されている。
ロシアの役所が イェティ出没警戒警報をだすのは
初めてだ。
夏の大山火事の後で 餌を求めて 森の外へ
イェティは出る他なくなった。
Kemerowo地域の行政当局は 雪男が家畜を盗んで
いると警告している。
猟師のSergej(78歳)は「身を屈めて歩くことは
なく、確かに熊ではなかった。見た時に 私は
酔っ払っていなかった」と言っている。
羊飼いのAsatは「黒い毛の生えた 人のようなもの」
を見た。
南シベリアでは 郡当局と営林署から 危機管理
スタッフが招集された。
しかし 地元メディアによると「シベリアでは 
気分転換があまり無いので 途方もないファンタジー
を提供してくれている」。
Kabardino-Balkarien でも 不可解な猿男
(コーカサス・イェティ)についての報告がある。  


Posted by jtw at 20:23Comments(0)

2010年10月16日

インドでのドイツによる飢餓援助プログラム

極度の貧困の中に生きている人 4人に1人は田舎に
住んでいる。
インドのSarwan地域の26村で ドイツの「貧困と
空腹への世界飢餓支援」は民主主義と啓発活動に
よって援助している。
コルカタ(旧称 Kalkutta カルカッタ)から列車で
6時間、車に乗り換えて1時間で着く村に インド
経済活況の おこぼれは あまり届かない。
インド国民の55%は 貧困境界以下の暮らしをして
いる。その多くは経済成長から締め出されている
少数派だ。
子どもの半数以上は 低体重であり、子どもの5人に
1人しか 読み書きできない。
貧困との闘い、万人のための教育、女性の権利、
健康は すべて決定的な要因~栄養にかかっている。

この地域で水はモンスーンに頼っている。水が 
なければ 収穫はない。しかし 必要な井戸、水の
支援システム、用水路システムを一人でつくる
ことは できない。そこで 支援組織の代表者が
提案して 住民が協力し、自分たちで優先順位を
考えるように 仕向ける。
インド政府は 農村の発展のために多くのプログラム
をもっている。しかし 援助資金は村に届かない。
申請の手続きが複雑すぎるからだ。
だから 村人は どこに どうやって申請して 
どのようにして自分の権利を行使するのかを 
学ばなければならない。
ドイツのプロジェクトの支援により 村人は情報を
得て、旅費も得られた。村人の活動により 水ポンプ、
灌漑設備、新しい野菜畑もつくられた。幾つかの村
には 電機も引かれた。

零細農家のKamdeoは 種を買う金も無かった。
僅かな土地しか持たないので 銀行も金貸しも 
貸してくれなかった。それで 地元のNGOが種の
購入を助けてくれた。お陰で野菜を沢山 つくれて、
家族で食べるでけでなく、市場にも出せるように
なった。
これは ドイツのプロジェクトの支援によって
住民が自分たちで 組織的活動をした結果である。
下記サイトから:
http://www.dw-world.de/dw/article/0,,6111396,00.html  


Posted by jtw at 21:21Comments(0)

2010年10月15日

薬物依存症の親をもつ子を保護するinブレーメン

この保護規則が2006年に実施されていたら 
ケビンちゃんは生きていただろう。
ケビンは2歳の時に 重度麻薬依存症者である継父に
虐待され殺された。
子どもの遺体の毛髪にコカインとメサドンMethadon
などが 見つかった。子どもに薬物が与えられたのか、
皮膚接触により薬物が付いたのかについて 医者は
確定できなかった。
確かなことは、ケビンが薬物と接触があって、
薬物は子どもを鎮静するために使われたのだろう
と言うことだ。

ブレーメンでは この夏に3~11歳の子ども5人
(薬物依存症者の親から引き離された子ども)に
ついて 毛髪を分析したところ、ヘロインか その
代替物メサドンが 毛髪に残っていた。親が
子どもを薬物で静かにさせていたという疑いがある。

子どもが 薬物使用の履歴のある家庭にいる場合、
ブレーメンの社会当局は 2009年から「親の代わり
になる里親や施設と交渉するように 指示」している。
このような親は 治療を受け, メサドンのような
代替薬物をとるように命じられる。このような場合に 
子どもを里親か施設に送るように社会当局は 
家庭裁判所に提議する。
疑いがあれば 子どもの毛髪の分析も 命じられる。
毛髪検査の結果、薬物が見つかれば、親が子どもを
取り戻す見込みは少なくなる。
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/panorama/jugendhilfe-in-bremen-kevins-erbe-1.1012199  


Posted by jtw at 20:46Comments(0)

2010年10月14日

青少年局が娘を家族から引き取るinドイツ

家族と少年局と裁判所の間の協力は難しい。
一家は 母親(27)と夫(49)、子ども 
エヴェリン(7)、ユーリェン(1)、キリァン
(8ヶ月)で、収入は月に4300ユーロ。
子どものうち エヴァリンだけが 家から離される。
エヴァリンはADH(Zappelphilipp症候群)で、2006年
から治療をうけている。
母親は 継父に虐待されたため 今も治療をうけている。
少年局によると 母はエヴェリンを養育するには 
負担が重すぎる。母親自身のトラウマのために 
子どもに負担をかけることになる。

エヴェリンは もう薬はやめていて、特別学校へ
行くことはできる。
今まで エヴェリンは 里親、祖母、精神科の施設、
児童施設をたらい回しされ 一時的に親のところ
に戻っていた。
裁判官の意見:「あっち こっち 行くのは 
もう止めにして しっかりした居場所を 
エヴェリンは得た方がいい」。

ノルトライン・ヴェストファーレン州で 去年 
9932人の子どもが親から離された。
下記サイトから:
http://www.bild.de/BILD/regional/ruhrgebiet/aktuell/2010/10/13/behoerde-will-kind-schuetzen/hier-nimmt-jugendamt-einer-familie-die-tochter-weg.html  


Posted by jtw at 13:52Comments(0)