2007年11月14日

ルワンダの女性と敵兵に産まされた子/写真集7

母親 Annemarie 30歳。強姦されたのは18歳の時。
子ども 11歳。

毎晩 別の男が来て 強姦された。一人も来ない夜は
奇跡だった。息子は1995年7月7日に生まれた。
その日を忘れない。
生まれるまでに 死んでほしいと願っていた。
子どもが どうやって生き延びてきたのか 分からない。
母乳は出なかった。彼は すぐに 骸骨のように痩せて
しまった。子どもが生まれた後も 毎晩 別々の男が来て 
強姦した。
ルワンダから男に無理やりコンゴへ連れて行かれた。
その男はコンゴに隠れたのだ。
今は すべての身内が死んでしまった。生き残った身内は
この子だけ。彼にとっても 身内は私しか いない。
私に もしもの 事があったら、この子は どうなるだろう。
私達がどんな事を 耐え抜いてきたか 世界は知らなければ
ならない。私たちを救うために 何もしなかったのだから。
ルワンダの人々は 大虐殺のために今も苦しんでいる。
私たちが大虐殺の結果から 立ち直るのを 世界は今 
少なくとも手助けして当然ではないか。

★下記をクリックすると 写真がでます。
http://www.stern.de/politik/ausland/583308.html?backref=%2Funterhaltung%2Ffotografie%2F%3APhotographic-Portrait-Prize-2007-Bilder-Afrika%2F602050.html&cp=7
  


Posted by jtw at 08:45Comments(0)