2007年11月05日

女性だけの村@ケニア

女は夫の所有物だった。夫から殴られ 夫から追放された女 
数十人は この運命に もはや 耐えられないと思った。
それで女たちは女村を作り 経済的にもうまく行って 平和に 
みんな一緒に暮らしている。男どもは これを見て 仰天している。
Samburuの女は 伝統的に結婚したら夫の所有物になるのだが、
彼女たちは夫と別れた。
Umojaという村は 東アフリカ唯一の女性だけの村。
Umojaは 「共にする」という意味で、ここでは 共に働く
だけでなく 同じ運命・経験を共にしている。
女たちは 夫から 追放されたか、殴られ 虐待されて 
夫から離れた。「男はセックスと労働を 強制し、挙句の果てに 
こちらは何も悪いことをしていないのに殴る権利を
もっていると 思っている。これでは 男と一緒に
生きられない」と28歳のマルグレートは言う。

○腕の良い女性商人・誇り高い土地所有者

何年も経験を積んで サムブルの女は腕のいい商人になった。
装飾品を売った収入で いい生活ができる。
小屋と土地は ずっと前に彼女たちの物になった。
昔から土地の所有権と相続権は 女には なかったので 
これは異例のことだ。
女性は長い屈辱の後に やっと責任を引き受けることに
なって 溌剌としてくる。

マルグレートはここで育ち ここで人生の最悪の時を耐えた。
彼女は記者に語ってくれたが、もう再び口にすることは 
ないだろう恐怖に記憶なのだ。「この畑でイギリス兵に強姦された。
それで人生が変わってしまった。夫は私を家から追い出し、
家族は私を追放した。すべての身内と それまでの生活を失った。」
夫に「不浄」と罵られたとき 彼女は粉々に砕けたような気がした。
今は 女性権利の主唱者の一人になっている。

○新しいプロジェクト・キャンプ場

いま約40人の女性が 子どもを連れて Umojaに居る。
男と一緒にいた時よりも 金があるので 蓄えた金で 
観光客のためのキャンプ場を作る予定だ。そこは 
サムブルの文化/生活を体験できるような場になる。
サムブル国立公園のなかに あるので いいものになりそうだ。
土地の男どもと いざこざが あるのは 女たちは 
承知している。しかし 小さい店にとって 彼女たちは 
いい客だ。今日は祭で 彼女たちは キャンプ場のための金を 
もって来ていて、山羊を1頭買った。自分達で屠殺するのだが 
屠殺は男の仕事なので これは 古い人には 考えられない事だ。
「昔は 男が食べている間 女は待っていて 後で
女はモツだけ食べた」。
祭の夜なので 隣村から 男を2-3人 雇って ダンスをさせる。
「男には できるだけ高く跳ばせる。高く跳べば 
女は満足することになっている」。
下記サイトから:
http://www.tagesschau.de/ausland/kenia4.html
  


Posted by jtw at 14:41Comments(0)