2007年11月09日

山岳地の森林ボランティア@ドイツ

モルジブやトルコのSideで休暇を過ごす代わりに 数日間 
森林労働を試しにしてみるという 企画を 16枚の写真で
説明する。
参加費は 無料。朝6時から夜7時15分まで 木を切り 植え 
湿原を回復させる作業をする。
チェーンソーは 使わないで 鋸や斧で木を 倒す。
樹皮を剥ぐのも手作業でする。
この事業でボランティアは 今までに 100万のカバノキ 
ハンノキ ブナなどを植えた。

このプロジェクトにボランティアを投入する目的は
森を改良することにある。働く場は 保護森林、国立公園、
自然に近い森、ビオトープ。
1週間のプロジェクトに参加する人に 専門的資格は求めない。
請負仕事でないから 普通に健康なら充分である。
地元の営林署・国立公園局と 共同で計画し 実施されている。
午前中の休憩に軽食がでて、正午に 火を起こし 
スープが作られる。

山岳地森林プロジェクトは1986年にスイスで始まった。
90年代の初めに ドイツで公益法人としての活動が始まった。
少人数のチームを 素人の森林労働者で つくって 
森を助けるというのが このプロジェクトの理念である。
参加者に 自然と接して 感激を味わってもらう。
短期森林労働者は 簡素な小屋に住む。小屋に料理人がいて、
食事を出してくれる。時には 鹿肉もでる。

プロジェクトは長期計画に従っている。湿原を元の湿原に
戻す事業は200-300年計画である。しかし 短期の参加でも 
少なくても 健康な自然の基礎は作れる。
そのうちに 単一樹林から 自然林になり、乾燥した湿原に
再び水が入り、魚が戻ってくる。
この事業は ドイツの他に スイスとリヒテンシュタイン
でも行われている。
下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/,ra17m1/reise/bildstrecke/57/126857/p0/
  


Posted by jtw at 20:16Comments(0)

2007年11月09日

海南市・日方小学校で和大留学生と話する会

11月8日に 日方小学校は 保護者と職員 合わせて70人くらいを
対象に 和歌山大学の 留学生3人が 「留学生から見た日本」という
題で 一人10分くらいずつ 話して、その後 質問に答えるという 
会を開いてくれました。
マレーシアのマラッカ・台北・大連出身の学生です。
数人の方々が 質問してくれて 留学生は 喜んでいました。
話しして 誰も 質問してくれないのは 辛いです。

11月22日に 別の小学校で 5年生を 対象に 留学生と なにか 
ゲームしたり 話ししたり という 行事があるので また 行ってくれるか 
どうか 帰りの車中で 尋ねてみたら 「今日は 楽しかったから 
また 行きたい」と 言うてくれて 助かりました。

日方小学校の 校歌は 作詞 室生犀星、作曲 益山謙吾という
たいへんな 豪華版です。

♪寄せては 返す 大波の
波の音 清き 文の舎に
一生けんめい たゆみなく
学びの道に いそしまん

★この校歌を読んで 学校は 学ぶ場だったのだと
新鮮な 感動を覚えました。
今の 中学高校の一部の生徒は 授業中に寝るために
学校へ 行っているようで 「学びの道に ....」と 聞くと
はっとします。
室生犀星 先生 大正から 昭和初期に 作詞してくださった
のでしょうか。
  


Posted by jtw at 14:05Comments(0)