2009年08月18日

山火事は大麻畑の焚き火から?inカリフォルニア

2009年8月17日発:
南カリフォルニアで 1週間 燃え続けている森林火災は 
不法マリフアナ農場でのキャンプファイアーから 燃え広がった
ものと思われる。この農場はメキシコの麻薬組織に
よって経営されていた。
麻薬捜索当局は 1ヶ月前から急な斜面と深い
谷間のある地域で 大麻栽培農場を探していた。

サンタバーバラの近くのロスパドレス国営林の火事は 
今までに約350平方キロを焼いた。約2100人の
消防隊員を投入し、火災の約70%は鎮火した。

サンフランシスコの南100キロにあるサンタクルス山地の山火事で 
数百人が非難していたが 鎮火し 家に戻れた。

8月初めから カリフォルニアで山火事が続き、47000
ヘクタール以上が焼け(1ヘクタールは約3千坪)、
3100人が家を離れた。
強風と困難な地形が 消火を妨げている
同州での今までで最悪の山火事は2007年に起き、
64万人が避難し、2000軒の家が焼失した。
下記サイトから:
http://www.n-tv.de/panorama/Ausloeser-auf-Marihuana-Plantage-article463494.html  


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2009年08月18日

「ユダヤ人を救った動物園」ダイアン・アッカーマン著

日本経済新聞 2009年8月16日の書評から抜粋:

著者は米ニューヨーク州在住のノンフィクション作家。
(青木玲訳、亜紀書房・2500円)

 ベラルーシとポーランドの国境に広がる、
ビアロウィーザという森がある。1万2千種の
野生動物が生息する。
本書は、森の動物を保護するワルシャワ動物園を
舞台に行われたユダヤ人300人の脱出劇を
ヤン・ジャビンスキ園長と妻アントニーナの手記、
関係者の取材をもとに描いた実話である。

ナチのポーランド進攻後、熱烈なナチ党員である動物園長
ルーツ・ヘックがワルシャワ動物園を訪れ、動物を
奪い去った。ヘックの目的は、ヨーロッパバイソン
など絶滅危惧種の保護。

非ユダヤ系の園長夫妻はナチの動物への偏愛を
逆手にとった。
地下活動のリーダーでもあったヤンは、昆虫好き
の党員に取り入ってゲットーに出入りする通行証
を入手。ユダヤ人に動物の名前をつけて園内の
キジ舎や地下室に匿い、協力者のいる田舎の
農園に避難させた。
民族絶滅を図る一方で希少種は救うという
ナチの狂気が不気味に浮き上がっていく。
 
ノンフィクション作家 最相葉月
  


Posted by jtw at 07:16Comments(0)