2009年08月01日

子どもは同性婚の親のもとで育っても不自由しない

同性愛のカップルは 養子を迎える権利を許される
べきだ。同性カプルが養子を迎えたと言って、伝統的
な異性夫婦に何の害も与えないし、人間関係の質は 
性に左右されるのでもない。

(下記サイトの写真は レズのカップルが ベトナムから
迎えた養子4人と一緒に写っていますが、普通の
同性婚カプルの養子は 以前の異性結婚による
子どもや 人口受精による子どもです)

社会階層の透明度・恵まれない境遇の子どもが
高等教育をうける機会を持つことなどに 
ついて、ドイツは他のEU加盟国と比べ、うまく
いっている わけでない。同性婚のカプルが
養子を迎える権利についても 遅れている。

現行のドイツの法律では 養子はカプルのうちの
片方に属する。カプルが共通の養育権・養子を
迎える権利を持つのではない。

EU加盟国の内 11国は 新しい欧州養子条約を
批准した。この条約は 同性カプルが 養子縁組
する権利を 擁護する。カプルの片方が 養子を
迎えるのではない。

ドイツでは 同性婚カプルの子ども16000人がいて、
その94.5%は 女性同士のカプルの子どもだ。

カリフォルニアの調査でも、ドイツのBambergの調査
でも 同性婚の子どもは 心理的な発達において
も、成長してからの生活の成就においても 
不利な発達は確認されていない。

Volker Kaunderのような指導的政治家さえ、
人間関係の質は 信頼性・誠実・慈しみなどに 
左右されるのでなく 関係者の性によって決まる
と信じているのは 驚きである。保守主義者の
理屈によると、悪い一人の生物学的な父親は 
人間関係において母親になった 質の良い女性
(実の母でない女性)よりも 優れていると
言うことになる。胸毛があるとか、太い声だとか 
いうのがそれ程 大事であるものか。

保守政党は 同性婚に養子を迎える権利を
認めると、伝統的な家族に悪影響を与えると
言うが、法律を改正すれば、少数派の権利を
擁護することになるだけであり、多数派に
悪影響を与えない。
同性婚の人間関係の中で成長するのは 子どもの
「しあわせ」のためにならないと言うのは 
腹立たしいだけでなく、人間を軽蔑する理屈である。
保守政党は 不寛容で 時代遅れで 人間を
敵視する人々に 協力を申し出ている。少数派の
人々と 寛容な心で付き合うことに 配慮しない
のだ。こんな理屈が通るなら、トルコ系移民は 
子どもを生むなとか、障害者や年寄りの男は 
子どもを持つなということになる。
この考え方は 社会の先入観・偏見を取り除く
のでなく、助長することになる。
母子家庭の子も父親がいない。一人親による養育を
禁止せよと言うのか。
下記サイトから:
http://www.zeit.de/online/2009/31/homosexuell-adoption  


Posted by jtw at 14:00Comments(0)

2009年08月01日

逃亡者・穴の中に16年@ポルトガル

脱走した囚人が北ポルトガルで穴の中に16年間
隠れ住んでいた。
ラジオと犬を友にして。
警察によると、彼は逮捕された後、休むことなく
オウムのように話し続けた。
1991年に10年の刑をうけた。村の住人と山羊数頭
について けんかになり、相手に致命的な怪我を
させたために。
2年後に刑務所から逃げて、穴に住み始めた。
食料は 身内の人が決まった場所に置いてくれた。

故郷の村の住人たちは いい弁護士を彼につけて
やるために 募金を始めた。
村長は「16年も穴の中にいたのだから、もう
刑に服したようなものだ」と思っている。
下記サイトから:
http://www.n-tv.de/panorama/Fluechtiger-lebte-in-Hoehlen-article441186.html  


Posted by jtw at 07:34Comments(0)