2008年09月24日

スーダンの友人の大半は戦争で死んだ

Dave Eggers(カリフォルニアの作家)はスーダンの戦争難民
について小説を書いた。小説の主人公(難民)と
二人で南スーダンに学校を建てる計画だ。
小説の主人公 Valentinoはスーダンの内戦による難民で 
6歳の時に イスラム教徒の民兵として 古里の
Mariel Baiを襲い それから長い放浪の旅に出た。
最初は一人で 後は 家族と別れた数百の少年と
一緒に歩き、エチオピアを経て ケニアのKakumの難民
収容所に入った。2001年に国連はValentinoを難民
として受け入れた。

以下はナイロビに居るValentinoとのインタビュー:
来年2月に学校は開かれる。3千人の生徒が見学に
来たが、最初の受け入れは300人。

スーダンでの逃亡生活は とても危険だった。
野生生物や軍隊、イスラム教の教徒の攻撃、飢え、
病気などのうち最も辛かったのは友達が死ぬのを
見ているだけで何にもできないということだた。
多くの人が食べ物と泊まる場を提供してくれた
ので生き延びた。

アトランタにMary Williamsという友達がいて、彼女は
スーダンからの難民支援のグループを作っていた。
彼女にDaveを紹介された。4年ほどかかって二人で
この本を書いた。2003年にDaveと一緒に Marial Bai
へ行った。昔の町ではなかった。多くの人は戦争の
ために町を離れていた。町の社会は変わって
しまっていた。戦争はほとんどすべてを壊すもの
だと分かった。
16年ぶりに家族と再会した。まだ戦争は終わって
いなかった。
2006年に私の本が出版された時に多くの人が
興味を示してくれた。
Daveと私は本の収益をスーダンの人を手伝うのに
使いたいと思ったので Marial Baiに学校を建てる
ための財団を作った。
社会を変えるには 教育よりも良い方法はない。
Marial Baiには既に 幾つかの小学校はあるが、
その上の学校はない。NGOも南スーダンの行政も 
小学校に資力を集中している。
2011年に南スーダンは独立する予定だ。しかし 
南スーダンの大統領 Omal Al Baschirは新たな
内乱を計画していると心配する人は多い。
下記サイトから:
http://jetzt.sueddeutsche.de/texte/anzeigen/447965

  


Posted by jtw at 13:14Comments(0)