2008年09月03日

アフリカからの不法入国者inパリ

Suleymaneという25歳の男はギニア出身。
モンマルトルの芸術家地域で おみやげ売りをする。
こういう物売り人の大半は アフリカやアジアからの
不法入国者だ。ブランド物の偽物製造
をする人も多い。誰も販売許可を受けていない。

彼は昼間 物売りをして、夜はセックスショップでボディ
ガードをする。
故国のギニアは 世界で最も汚職の酷い国の一つ。
8年前に兄を頼り、ベルリンへ脱出した。兄は果報者で 
ドイツ人の養子になっていた。しかし兄は彼をデユセルドルフ
へ行かせた。2004年の掴まり ギニアへ送還された。

2005年に昼も夜も働いた金で 偽の書類を買って
パリへ来た。数ヵ月後に 滞在許可を得た。
パリのBarbes地区に住む。そこは移民の住む
地区で 路上で 数百人の回教徒が 金曜日に 
しゃがんで お祈りをする。絨毯の上でなく、
段ボールの上で。

週57時間労働で 4週間の稼ぎが 800ユーロ(128000円)。
家賃に500ユーロ(8万円)。これで 水道もない 屋根裏部屋だ。
全てが 中央集権のフランスでは 貧困も集中していると
Centre Marc Bloch研究所の移民研究者
Insa Breyerは言う。
それでも Suleymaneは自由な生活だと思っている。
フランスは早く国籍を与える。不法移民も フランスでは 
いい医療を受けられる。5-10年後には 合法的身分を
得られる。
ドイツへの移民の大半は EU諸国からだが、
フランスでは移民の42%は アフリカから、14%はアジア
からだ。
フランスへの移住は フランスでは 普通のことだと
見なされている。

物売りについて彼の言うには、アメリカ人は 最も
金の支払いが少ない、イタリア人は一番 多く 払う。
日本人には 怖がらせないといけない。脅すと 
しぶしぶ金を出す。
下記サイトから:
http://zuender.zeit.de/2008/34/illegale-einwanderer-paris-rom-fliegende-haendler?task=drucken

  


Posted by jtw at 14:41Comments(0)