2008年10月09日

イスラム教学者の説:モハメッドは存在しなかったのではないか

ドイツで初めてのイスラム教神学の教授
ムハマドSven Kalischは 預言者モハメッドは実在したか
どうか疑わしいと公言したため 非難されている。
具体的な脅しは無いが、信仰に背いたという間接的な
非難はある。背信は イスラムの伝統的見解によると
死刑になる。
預言者は存在したかもしれないし、しなかったかも
知れないというのが、私の見解だ。存在しなかったという
考えに 傾いてはいるが。

イスラム教徒がそれに関わるか あるいは 伝統的な
形で硬直化するかだ。

ドイツのイスラム教神学の教授であるということは、
イスラム教指導者を養成するということだ。
私の講義では イスラム教をすべての領域で 
明らかにしていくという努力をしている。もし神学が 
基本的な信仰内容の背景を探ることを 許されないなら、
神学に意味はない。

初期イスラム教について長年 分析した 論証は 
まもなくインターネットに公表され、来年 本にされる。

7世紀にアラビア人はイランとビザンチンから 解放され 
独自の国を建てた。このアラビア人はキリスト教徒だった。
ここで キリスト教のアラビア的変種が展開した
のかも 知れない。

宗教を 人に多くを与える 霊的な伝承として把握
している。しかし 宗教は 新しい認識に直面すれば 
批判的に その背景を探る必要がある。
宗教は 松葉杖のようなものだ。役に立つが、
松葉杖なしで 歩けるように なった方がいい。
下記サイトから:
http://www.zeit.de/2008/41/P-Kalisch?page=1
  


Posted by jtw at 15:45Comments(0)