2008年10月20日

貧しい子どもは将来の見通しをもてないinドイツ

内閣は子ども手当てと子ども控除を増やし、家庭の負担を
軽くする意向だが、一人当たりの金を増やすことについて、
子ども支援組織Arche(ノアの箱舟)の創始者
Bernd Siggelkowは疑問を持つ。
教育だけが 社会的に不利な状況にある子どもに
将来の見通しを与えると彼は信じている。

一人の子どもに一月に10ユーロ 子ども手当ては増額される
予定だ。1日に30セント。これは 牛乳の値上げ幅と同じ。
これでは意味がない。その金をまとめて 教育制度に
つぎ込んだ方がいい。

親が子を養育できないか、養育する気のない子どもに 
十分な金が使われていない。
ドイツでは すべての子どもが 子ども手当てを受け取る。
金持ちはその金で 子どもを私立の学校へやったりする。
そんな金は公立校へ回せばいい。
無料の教科書・補習授業・給食・地域のクラブ加入の
ためのクーポン制度は あまり良いと思えない。と言うのは 
困っている家庭でも 誇りが許さなかったり、のけ者に
される心配をしたりして、困っていると言わない人も多い。
教育を無料にすべきだ。スカンジナビア諸国は無料にしている。

最も弱い社会的背景をもつ子どもにとって、教育だけが
役に立つ。
Archeで 世話している子どもに「将来 何になりたいか」
尋ねたら、多くは「生活保護(Hartz IV)を受けて暮らす」と
答えた。親が子にそうするように 見本を示していることも
あるが、他にチャンスはないと子どもは思っているのだ。
次に多い回答は「Archeの職員になる」と言うもので、
三番目に多いのは 「タレントになる」と言うものだった。

○Hartz-IV:
IVは四です。必要最低限の生活維持ができるように、
2005年1月1日に導入された。失業保険と生活保護を
統合したもの。

下記サイトから:
http://www.tagesschau.de/inland/kindergeld106.html
  


Posted by jtw at 19:00Comments(0)