2007年06月15日

「テキサスドイツ語」絶滅寸前

テキサス大学助教授 Hans Boas は2001年にドイツ語教師として同大学に
赴任した。Fredericksburg という町に 立ち寄った。町の名前は どう考えても
ドイツ語であり、「10月祭り」も あるし、ドイツレストランもあった。
食堂に入って der Hamburger を 食べていると 変わった発音のドイツ語が
聞こえてきた。それが テキサスドイツ語だった。
1840年代に テキサスの中央部にある Hill郡に 入植したドイツ人の子孫の
話す言葉だった。サンアントニオの北、州都オースティンの西にある。
ドイツ人の他に オーストリア人 スイス人 チェコ人も入植した。
昔はなかった物や アメリカ独自の ものを 表すのには ドイツ語と 英語を
混ぜて新語が 作られている。
飛行機は das Luftschiff (飛ぶ船)
スカンクは die Stinkkatze (臭い猫)
cowboyは ドイツにないから そのまま der Cowboy になる。
この話し言葉を 話す人で もっとも若いのは 47歳だが、彼は 例外中の
例外で 大半は 65歳を超えている。
ということは この言葉の死滅は 時間の問題であり、Boas先生は この
言葉を記録し、それを話す人々の生活の 記録を残すのに 時間よ止まって
くれと 念じながら 奮闘している。
第一次大戦のあと ドイツ語を話すことは 好まれなくなり、急激に話す人は
減った。最盛期には 11万人が話していた。
以上 The Daily Yomiuri 6月15日 掲載の APの記事から。
  


Posted by jtw at 13:31Comments(2)

2007年06月15日

バングラデッシュに超大雨・土砂崩れで死者130人

ベンガル湾からのモンスーンによる 地すべりで 400万都市チッタゴンを
中心に 多数の死者がでた。下記サイトに写真が10枚ほど 出ています。
http://www.stern.de/politik/panorama/591003.html?nv=sb

★貧しい国に 大災害が おきて よけい困ったことになります。
日本政府からバングラデッシュへの援助は 毎年 多いそうです。
日本からの 手紙は 書留にしないと 届きません。驚くことでないそうで
そういう国は 他にも 多いらしいです。
バングラデッシュから 和歌山へ 少なくても二人 留学生が 来ています。
極めて厳格なイスラム教の規則を 守って 和歌山でも 生活しないと
いけないらしく、それは 大変です。
たとえば 写真を写されては いけない
幼稚園児と 一緒にであっても 歌を歌っては いけないし、踊るのは
もってのほか、
日本語ができなくても 通訳は 異性に頼んでは いけない、
その他 シンドイくなる から もう近づかないように しているので
詳しい規則は 分からない。 
  


Posted by jtw at 09:27Comments(0)