2007年06月04日

芸人Karl Valentin 生誕125年

ことばを自在に解釈した芸人 Valentin は
6月4日ミュンヘンに生まれる。ドイツの生んだもっとも偉大な
コメディアンの一人。ピエロの中に 紛れ込んだ哲学者と言われた。
面倒な日常生活を 生きる 途方にくれた人間の 愛すべき様子を
表現した。
彼の箴言は 今も 忘れられて いなくて 長い間 引用されている。
(このblogの 管理人のドイツ語能力では 分からない 彼の
言葉が いくつも 書かれてます)
はにかみがちで 内向的な人で、体重わずか55キロ。
400以上の 戯曲 2行から成る詩 映画などに 芸を残した。
彼が 戯画化したのは 小市民階級と 小市民が経験する困った
事態だった。
ただ 面白おかしく芸をしたわけでなく、真剣に演じた。
粗野な喜劇と 繊細に人間を演じることとを 結びつけた。
1915年に ミュンヘンのカバレット(社会風刺的演芸。日本の
キャバレーではないようです)の舞台監督になり Bertoll Brecht と
一緒に 働いた。
ナチの統治下で ナチに対して 懐疑的で あったが、公然と
ナチを 批判したわけではなかった。
戦後は 彼の ユーモアは 求められなくなった。
1948年に他界。
下記サイトから:
http://www.heute.de/ZDFheute/inhalt/18/0,3672,5545426,00.html
  


Posted by jtw at 13:28Comments(0)