2007年06月11日

中国/極度に安い生産費・立派な成長率の代償

(7の連載物の第1部。2007年3月7日付)
◎21歳の縫製工 Zhangさんは 一月の給料が未払いになった.
その時 ある同僚が 給料が払われないなら 職場に来ないと言ったら 
工場長は やめたければ やめろと答えた。
工場の門は 鍵がかかっているから、鍵を盗んで皆で逃げた。
彼女は1か月分の給料をもらえなかったが 同僚の中には4ヶ月
タダで働いた人もいた。

◎好景気の代償を人間が払っている。
初期資本主義の暗黒時代を 思い起こさせる労働条件を 共産党政権は
黙許している。
温家宝 Wen Jiabao 首相は全人民大会で 中国の 社会的平等と
公正を 「保持」しなければならないと述べた。
好景気の都市や沿岸地域へ 田舎から 引き寄せられる出稼ぎ労働者は
1980年の2百万人から 今は2億人に増えている。2015年には 3億人に
なると見られる。
安い労働者の大群の お陰で 中国は急成長した。
彼らは北京の高層ビルを 危険を冒して 建て、南の沿岸地域の
工場では 辛い交替制労働を 支えた。
危険な 困難な 労働をしているにも かかわらず、彼らの基本的権利は
拒否されていると アムネスティ インターナショナルは強調する。
多くの出稼ぎ労働者は 低賃金で、病気への扶助もない。
子どもは 公立の学校へ入れない。
下記サイトから:
http://www.manager-magazin.de/unternehmen/artikel/0,2828,470389,00.html
第2部は また あした。
  


Posted by jtw at 17:11Comments(0)