ドイツ語を楽しむ会

反ユダヤのプロパガンダを広め　ユダヤ人を脅す極右主義者と　
過激なイスラム教徒の間の同盟を　警戒せよと　
Ralph　Giordano　は　言いたかった。
しかし　不運な表現のために　極右から賛同を　得るという結果になった。
ケルンに おけるようなモスクの建設は　異文化の宗教的表現であり、
そのような大モスクを建てる基本権は　存在しないと彼は　言った。
少年の頃に　ゲスシュタポの地下室で拷問された　この作家にとって　
極右に賛同されるのは　奇妙なことだ。
ここ数年　ドイツ全土で　イスラム教の国粋的な動きが　広まり、
2000年10月には　Duesseldorfの　ユダヤ教寺院に　
若いイスラム教徒が火炎瓶を　投げ込んだ。
ドイツの反ユダヤ人主義は　ユダヤ人への　長年の生物学的
憎しみから　生まれている。
一方　イスラム教徒の　ユダヤ人への憎しみは　近東の危機を　
抜きにしては　考えられない。
そういうことを　考えると　Giordanoの意見は　現実的でなく　
両者は　同盟することから　遠く離れている。
極右は　モスク建設に　なじまないし、
無信仰のネオナチと　永続的同盟を　結ぼうを言う　イスラム教徒は　少ない。
下記サイトから：
http://www.sueddeutsche.de/deutschland/artikel/596/115481/