2009年03月25日

貧困の中の子どもについての調査@ドイツ

Bielefeld大学の研究者たちは ベルリンで約200人の
子ども(「箱庭」という子ども支援事業に 休暇の時に
参加する子どもたち)について調査した。貧困の中に
生きている子どもは 特に暖かい愛情(心遣い)と
支援を望んでいる。
「良い生活」のために何を望むかという問いかけに、
6-13歳の子は 特に「両親に愛されていること」、
「食べ物が十分にあること」、「いい友達」、「いつも
気にかけてくれる人がいること」と答えた。
子どもは 愛情の他に 学校教育を受ける権利、
暴力のないこと、余暇、医療を受けること などを 
「良い生活」にとって大事だとしている。

多くの子にとって のけ者にされることは 大きな不安だ。
1995年に「箱舟」ができた。参加する子どもの箱舟への
信頼は 確かなものになっている。子どもは持続的な
人間関係を持てる人を必要とする。「箱舟」の人に 
子どもが最初に尋ねることは「いつまで(どれほど長く)
ここに いてくれるの?」ということだ。
だから このような課外の教育機会の提供を 惜しんで
切り詰めることは ゆゆしいことだ。
多くの子は 家庭や学校で得られない信頼でき、
感情ゆたかな関係を このような場で経験する。

ドイツで7人に1人の子どもは貧困だ。そういう子は
約3百万人いる。
詳しい最終報告は3ヶ月後に公表される。
下記サイトから:
http://www.n-tv.de/1125569.html  


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2009年03月25日

ダライラマ抜きで平和会議はできない

南アフリカ政府がダライラマに対立する姿勢を示している
ことに抗議し、平和会議の組織者たちは 
会議を取りやめた。
会議は2010年のサッカー ワールドカップ開催国で 
外国への敵意と人種差別主義の克服について 
スポーツの力を示すはずだった。

南アの元大統領ネルソン マンデラの孫 マンドラ マンデラは
「政府がダライラマのビザを拒否したのは 民主主義を
傷つける」と述べた。開会の数日前に ビザを拒否
するのは 公平でない。

政府は外部からの圧力なしに決定したと言って
いるけれど、中国大使館の職員の一人は 影響力の
行使を認めた。南アは アフリカ大陸における中国の
貿易の21%弱を占める。南アは 来年のワールドカッフ
゚まで中国との関係を良好に保つために ダライラマの
入国を拒否したいと 南ア大統領のスポークスマンは述べた。
ダライラマは チベットのより大きい自治権を求めて 
尽力している。国家としての独立を要求しているわけ
ではない。中国は ダライラマが中国からの分離を
求めていると非難している。
下記サイトから:
http://www.tagesschau.de/ausland/dalailama176.html  


Posted by jtw at 15:44Comments(0)