2009年03月03日

ゲイへの暴力inミュンヘン

ミュンヘンの「ゲイ・コミュイケーション・文化センター SUB」の
Christopher Knoll(心理士)とのインタビュー:

ベルリンはドイツのゲイの首都とみなされている。ミュンヘンにも
標記のセンターがある。
ゲイへの暴力事件の数が 犠牲者の思っているよりも
少ないのは 犠牲者が恥だと思って届け出ないからだ。
ゲイに暴力を振るうのは 普通 男の若い人で、
16~22歳が多い。
ゲイを攻撃する理由は
1.ゲイを襲撃したら 自分はゲイでないと言うことを示す
ことになる。男らしさを 女の子にも示せる。
2.攻撃する人は ゲイへの嫌悪感をもつ。

SUBは暴力を受けたゲイの回復の場として大事だ。
たとえば 21歳の男の子は 公園で男性と性的接触を
しようとしていたところ、襲われた。ゲイ同士が公園で
会うのは 目立たないからだ。警察は公園を巡回するが 
それは ゲイを守るためでなく、ゲイを追い払うためだ。
公園でのセックスは文化的行動とは言えないけれど、
暴力を正当化するものでもない。
公園でゲイは無防備な状況で襲われるし、公園での
セックスは禁止されていると思い込んでいるから、
警察にも襲われたと届けにくい。

ゲイへの敵意は身体的暴力だけでなく、言葉による
暴力もある。

田舎でゲイでいることは 辛い。ミュンヘンに来ると
隠さないで済む。市長がクリソトファー・ストリートの記念日
(ゲイとレズの日)のパレードで先頭に立っているのだから。
下記サイトから:
http://jetzt.sueddeutsche.de/texte/anzeigen/467053

  


Posted by jtw at 13:44Comments(0)