2009年03月21日

身体障害者のための娼館inオランダ

ドイツのアーヘンの北にあるオランダの小村 Ten Esschenに
ある古い農家を改装し 豪華な障害者用娼館にするという
計画をアムステルダムの経営者Rietecoが発表した。

障害者のための性保健センターをつくる計画は 
認可を問題なく受けられるが 伝統的な娼館を作ると
言うと認可はおりにくい。嘘を言って認可を受け あとで
普通の娼館にするのだろうと疑って 村人は反対運動をしている。
村人は障害者専用の施設をつくるのに反対している
のではない。女性売買人、麻薬密輸業者、マネーローンダリング
業者など異質の者が村に来られたら困るのだ。

この計画がオランダ最初の障害者用セックス施設なのではない。
1985年にHenk van Kooperenは 施設に入っていて 
地元の売春街の女性に月に一度来てもらっていた。
生活保護費では その金を払えないので 町に請求書を
回した。「セックスは権利だ」という法廷闘争に彼は勝った。
その後 障害者のセックスの代金を国家が払うのは 
オランダでは 当たり前のことになっている。
そのうちに 理想に燃えた女性の中に 身体障害の
ある男性を性的に満足させてあげたい、交通費程度の
報酬でいい と言う人もでてきた。

ロッテルダムのエラスムス大学は 身体障害者を訪問して
性的サービスする男女を養成する課程を展開してきた。
性的治療者、心理士、生理学士の仕事とみなされている。
受講者は義手・義足や医療機器について訓練を受ける。
必要な場合には 重度障害者をベッドから 持ち上げる
には どうするかも学ぶ。車椅子利用者との対応や 
心理的な面についても教わる。

ホステスを務める女性は言う: 技術的な動作に
なってはいけないので 初めから くつろいだ雰囲気を
持ってもらうように心がける。そうすれば自然の
成り行きで進行する。報酬を受け取るのは 副次的なことだ。
下記サイトから:
http://www.stern.de/lifestyle/liebesleben/:Bordell-Streit-Sex-Behinderte-Nobelpuff/636295.html
  


Posted by jtw at 15:50Comments(0)