2008年11月10日
イタリア・ランペドゥーサ島から「国境なき医師団」撤退
同島はシチリア島とアフリカの中ほどにある。
アフリカから毎年数万の難民が来る。今まで 難民は
到着後に「国境なき医師団」の手当てを受けていた。
しかしイタリア内務省は医師団との協定延長をしないので、
医師団は10月末で 活動を中止しなければならなくなった。
医師団は応急手当と 重症患者の収容所への移送を
していた。移動治療車は港にとまり、医師・看護師・通訳
は岸壁に待機していた。
今年既に3万の難民が同島に着いた。難民は増えている。
そのうえ 段々と 難民の状態は悪くなっている。
多くは体温が下がり、火傷を負い、脱水状態にある。
乗ってくる船も小さくなり、旅も長くなり、危険は
増えている。妊婦も増えてきた。
港での専門家による 応急手当が必要だと医師団は言う。
内務省がなぜ医師団との協定を延長しないのか
回答はない。医師団は困惑している。
医師団は無償の活動をしているので 政府の決定に
従わなくても いいが、港は軍事施設であり、許可なく
立ち入ることはできないし、医療行為は政府との
協定が必要だ。
島の医療基盤は不十分だ。病院も無く、X線装置もない。
島の市長は医師団の駐在は絶対 必要だと言う。
下記サイトから:
http://www.tagesschau.de/ausland/lampedusa106.html
アフリカから毎年数万の難民が来る。今まで 難民は
到着後に「国境なき医師団」の手当てを受けていた。
しかしイタリア内務省は医師団との協定延長をしないので、
医師団は10月末で 活動を中止しなければならなくなった。
医師団は応急手当と 重症患者の収容所への移送を
していた。移動治療車は港にとまり、医師・看護師・通訳
は岸壁に待機していた。
今年既に3万の難民が同島に着いた。難民は増えている。
そのうえ 段々と 難民の状態は悪くなっている。
多くは体温が下がり、火傷を負い、脱水状態にある。
乗ってくる船も小さくなり、旅も長くなり、危険は
増えている。妊婦も増えてきた。
港での専門家による 応急手当が必要だと医師団は言う。
内務省がなぜ医師団との協定を延長しないのか
回答はない。医師団は困惑している。
医師団は無償の活動をしているので 政府の決定に
従わなくても いいが、港は軍事施設であり、許可なく
立ち入ることはできないし、医療行為は政府との
協定が必要だ。
島の医療基盤は不十分だ。病院も無く、X線装置もない。
島の市長は医師団の駐在は絶対 必要だと言う。
下記サイトから:
http://www.tagesschau.de/ausland/lampedusa106.html
Posted by jtw at
12:52
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