2008年11月09日

エイズ薬・証明書なく売れずinコンゴ

戦乱のコンゴでドイツ人兄弟 Dick と Michael Gebbers
は製薬会社を経営している。重要だとされる証明書を
作れないのでエイズ薬を売ることを許されない。

コンゴのBukavuに戦闘はない。しかし北Kivuの戦争は
南Kivu県の中心都市にも及んだ。だから北から物を
運べない。マラリア薬も搬出をまっている。
この会社の別の薬、エイズの薬は 戦争のせいでなく、
お役所仕事のために患者に届かない。3年後に
この薬は製造中止される。証明書を作れないのだ。

東コンゴで再び 戦争が起こり、人道的大惨事が再発した。
難民の流出は止まらず、人々は飢餓と伝染病の
危険に曝されている。兵士は女性を強姦し、エイズを
広める。だからエイズ薬が望まれるが 空港は使え
ないので送れない。

この会社の経営者は 専横と暴力と 戦争の様々な
派閥との付き合いを2005年から してきた。
Bukavu市は Kivu湖の岸にあり、難民と大量虐殺者
の避難所になっている。
会社の薬草栽培地は湖の両岸にある。
2004年に反乱軍は コンゴのツチ族を ルアンダのフツ族
から守るという理屈で、Bukavuへ侵攻し、民兵による
大虐殺がおきた。薬会社の社員は 家族が殺され 
強姦されるのを見て、今もトラウマをもっている。
この会社は年10万トンのキニーネ塩を生産する。
マラリアの薬の原料だ。世界市場で30%を占める。
そのうち40%はBukavuでマラリア薬に加工される。
後は輸出される。
60万人の人口のこの町で 社員は1800人いる。

会社はエイズの安い薬も 国内市場のために作った。
その薬は 会社の付属診療所で だけ使われた。
薬の有効期限が切れ、償却処分しなければならなく
なった。全国に600万人のHIV感染者が居ると言うのに。
「事前鑑定証明書」が無いという理由で 使われない
うちに有効期限が切れたのだ。
その証明書を作るには 百万ドルかかり、薬の価格は
高くなり、競争に参加できなくなる。このエイズ薬は
 タイの女性 Krisana Kraisintuが発明した。他の
薬よりも安いうえ、他に薬を飲まなくても済むものだった。
(つづく)
下記サイトから:
http://www.zeit.de/2008/46/M-Aids-im-Kongo
  


Posted by jtw at 19:22Comments(0)

2008年11月09日

アクセス異常増加はgigazineのせい

gigazineというメディアに また中国の大気汚染の
カキコミ(2年くらい前に書いた)が引用されたらしく、
普通の日の5倍くらいアクセスが増えました。

普通1日に80人も 読んでくれるというのも 多すぎ
というか 最盛期で会員10人くらいだったし、つぶれる前は
3人しか いなかったので 信じがたく 有難いです。  


Posted by jtw at 07:22Comments(0)