2007年02月08日

こども兵士禁止・UNICEF会議

2月6日パリで UNICEFの大会があり、こども兵士の戦場への投入を 
禁止することについて 58カ国の意見が 一致した。
NGOの会議でなく 国の代表者による会議だと言うことに 意義はあるが、
しかし こういう 決議に 法的拘束力は ない。

世界中に 25万人の未成年者が 兵士 スパイ 運搬人 料理人 性的奴隷
として 戦争に参加している。
大会参加国は EU加盟諸国 アジア 中南米 の他に 数千人の
こども兵士のいる シェラレオーネ リベリア コンゴなど。
こども兵士のいる ビルマは 参加していない。
今までに 約10万の元こども兵士は 社会復帰プログラムに 参加してきたが  
その期間は 短く 参加する時期が 遅すぎた という例が 多い。
英国は 2003年から 15人の未成年者を イラク戦争へ 送っている。
アメリカも 未成年の兵士を イラクへ 送ってきた。
ドイツは 17歳で 志願すれば 軍隊に入れる、戦闘には 未成年者は 参加
できないが。
http://www.dw-world.de/dw/article/0,2144,2339465,00.html
  


Posted by jtw at 09:57Comments(0)

2007年02月07日

林業経営@尾鷲・速水林業

速水勉さんは 1月に 「美しい森を つくる 速水林業の技術・経営・思想」
という本を 日本林業調査会から 出版されました。1800円。
戦後の林業を 林業家 自身が 書き綴ったものは 他にないそうです。
その所有 山林は 三重県 紀北町海山区に あり、 1070ha。
速水林業は 2002年に 国際的な森林の 民間認証である FSC
認証を 日本で 初めて 受けた。 また 環境管理に関して 速水林業
独自の 基準を つくっている。
2001年には 朝日新聞社の 「明日への環境賞」森林文化特別賞を 
受賞している。
連絡先は:
http://www.re-forest.com/hayami/

★10月6日 12月7,8日に 板倉教授のことを 書きました。
速水勉さんは 板倉卓造教授の 教え子です。この本は 速水さん 
米寿の記念出版物です。
(前のblogで 板倉卓三と書いたのは マチガイです。これから 
訂正します。孫引きの 元の 読売新聞が 卓三と なって 
いました。その記事を 書いた記者も 板倉先生の 教え子ですが。)
  


Posted by jtw at 15:29Comments(0)

2007年02月06日

後継者求む・4万のドイツ中小企業が廃業の危機に

ドイツ工業商業会議所(DIHK)のアンケートに よると 今年 4万の企業が
適当な後継者が いないために 廃業の危機にある。そうなると 14万人が
失業する。
DIHKの 会長 Ludwig Georg Braun によると、跡を継ぐ能力が あり 
継ぎたいと 思っている 子どもの いない 家族企業が増えている。
従って 企業を 売るほかないが、企業価値が 小さく 収益も 見込めない
ので 買いたい人は なく、売るのも 難しい。
会長は 企業の 相続税を 軽減することを 求めている。

世代交代は 特に 中小企業にとって 重大だ。 去年12月に 1000以上の
中小企業を 対象に した 調査では、大半は 家族内で 経営の引継を
したいと 答えているが、15%以上は 適当な後継者が いない。1/5は
資産を 家族に 渡して 経営は 外部の管理者に 引き継ぐ ことを 
計画している。
★ アンケート結果を pdf ファイルで 読めます。★
アンケートの文章は 複雑で なさそうなので 自動翻訳ソフトで でてきた
日本語でも 間に合いそうに 思います。

下記サイトから 要約。
http://www.tagesschau.de/aktuell/meldungen/0,1185,OID6379092_TYP6_THE_NAV_REF1_BAB,00.html
  


Posted by jtw at 11:55Comments(0)

2007年02月05日

医者はストレスが多い/ドイツでも

医者は 病人の手助けをして 慰め 生命を 救い、そのために 自分の体や
精神をぼろぼろに してしまうことも ある。
ドイツで 医者が どんな 負担のもとで 働いているかを 労働医・精神科医・
心理学者がやっと 調査し始めた。
同僚との競争・同僚からの妬みなど 研究・作業環境の 方が 長時間の労働
よりも 悪い影響を 与える。
Witten/Herdecke 大学の 調査では 多くの医者が 虐めを 受けている。
こういう不都合な状態は 150年の伝統ある 歴史的理由による:プロイセンの
軍医学校で 19世紀に 医長・上級医師・下級医師という 厳しい階級が あり、
それが今も 生きている。
Giessen大学の Herald Jurkat と Katja Raskin は ドイツの病院の
医師の 序列が 医師の 生活の質を 悪くしていると いうことを 示した。普通の
市民と 比べて いいのは 医長(Chefarzt)だけ。
Jurkat の 調査では 実習中の 医師の 精神状態は 慢性病の患者 
よりも 悪い。
Ulm 大学病院の Maxi Braunは 830人の同僚の 健康満足度を 調査した。
そのうち 10%は 燃え尽き症候を 示し、40%は 鬱を 経験したことがあった。

Martin Resch と Susanne Roscher は 健康サービス/福祉サービス
組合の 委託を 受け、苛め防止と 精神的葛藤管理の プロジェクトに おいて 
その 解決策を 示した。
Juelichの Malteser 病院 St.Elisabeth では 上級医師(Oberarzt)が
つねに 携帯電話を 持ち、精神的葛藤に 助言できるように している。

新しい医師免許規定では 医師と 患者の 対話を練習するように 求めている。
Muenchen, Heidelberg, Witten/Herdecke などの 大学では 
悪い知らせを 患者に 伝えるための 訓練を 俳優の助けを 借りて 
している。練習しておけば ストレスも 少なくなる。

以上 下記サイトから 要約。
自動翻訳ソフトを使って みてください。長いから わけの 分からない 
日本語が でてきて 嫌になると 思いますが ないより ましです。
http://www.zeit.de/2007/05/M-Aerztegesundheit

  


Posted by jtw at 12:32Comments(0)

2007年02月04日

中国のおもちゃ産業・ニュルンベルクでおもちゃメッセ

ドイツで売られる おもちゃの半分以上は 中国からの輸入品。
毎年の 「ニュルンベルクおもちゃメッセ」は 今年も2月1日に開幕した。
中国の おもちゃ下請工場は 第三者に遮断されていて、週に7日、
1日15時間労働で、残業割り増し手当も なく、社会保険給付もない。
250-300万人が この業界で 働いている。
 
10年前に バンコックと 中国 Shenzen市で おもちゃ工場が 火事に
なり 250人が 亡くなったのを 機に、業界は 改善を約束したが、
ほとんど 改善は されなかった。
やっと 2001年に 国際おもちゃ業界会議(ICTI)は最低限の要請を 
示す規定を 作った。 しかし おそらく1万はある 中国の おもちゃ工場の
うちで 600だけが この規定に 合っているという 証明書を 
受けているに すぎない。
ドイツおもちゃ産業連合(DVSI)の加盟社のうち 1/4が中国の下請工場に 
上記の規定を守るように 要請している。

下記サイトから:
http://www.sueddeutsche.de/wirtschaft/artikel/300/100200/2/

  


Posted by jtw at 12:03Comments(0)

2007年02月03日

実際に役立つ開発援助を・Jeffrey Sachs 

国連ミレニアム開発援助実行特別顧問Jeffrey Sachsは ボリビアなどの経済改革の
顧問を務めたことでも 有名な 経済学者。
以下は 彼とのインタビュー:
貧困・病気・飢餓を減らすために EUは 2010年までに国内総生産の0.56%を 
開発援助に まわすという目標を 設定した。
36年前に 援助諸国は 国内総生産の 0.7%を 支払うと 約束したが 約束を 
守ったのは 主に北欧の諸国だけだった。もっとも 非協力的だったのは アメリカ。

農業・保健・教育・基本的施設(インフラ)の 優れた技術が 大事である。
もし 援助が 薬・蚊帳・手術器具・病院建設・保健助言者の業務・井戸掘りなど 
実地に役立つことに 向けられたら 成果は 大きくなる。農民の 食料生産を
援助するべきであって、飢饉の後で 食料を 送っても 成果は乏しい。

中国は アフリカへ 水力発電所や病院建設 を 援助している。
道路・電力供給・水道・保健サービスなど 基本的施設(インフラ)なしでは 
商業・貿易は 成り立たない。
世界の 全ての国が 新しい技術と 科学の知識を 携えて 援助に 参加
できるように なることを 念願している。貧しいために 新しい世界経済の 
恩恵を 受けられないという 国が なくなることを 願っている。
ソマリア  スーダンなど アフリカの最貧国には 指導者が いない。
まず指導者を 援助して 育てないと いけない。市場の力は 最貧国では 
機能しない。
下記サイトから:
http://www.dw-world.de/dw/article/0,2144,2334193,00.html
  


Posted by jtw at 12:11Comments(0)

2007年02月02日

ソマリア・混乱の続く国

ドイツのメディアのサイトに アフリカの 紅海への 入り口に ある国 
ソマリアのことが よく 出てきます。
ソマリアには 16年間 統治する人が いなくて、破滅状態の 今
ゲリラ戦争が 続いています。
どうして こうなったか に ついて 下記サイトに 12枚の 地図と写真に
短い文章が ついて ます。文は 自動翻訳ソフトに かけて みてください。

ソマリアは 土地も肥沃でなく、資源も乏しい国なのに 四つの大国が 
植民地としての 権利を主張した。
1869年のスエズ運河 開設に伴い このアフリカの 東端の岬は 
戦略的意味を 持つようになった。
フランスは 今の ジブチを 取り、エチオピアは オガデン地方を 取り、
英国は北部を、イタリアは 南部を取った。
イタリアだけが 今も その南西地方を ソマリランドと して 植民地にしている。
http://php.diezuender.de/gallery/gallery.php?gid=164&nr=0
  


Posted by jtw at 13:37Comments(0)

2007年02月01日

ミュンヘン案内サイト

ミュンヘンに住む 日本人が 下記のサイトを 作ってくれています。
やまねこの物語という 詳しいサイトです。
リンクも 多くて いいです。 
レンバッハ市立美術館も 紹介されて います。ここには 
カンディンスキーの作品だけでも 約400点 あるそうです。
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/7569/
  


Posted by jtw at 12:47Comments(0)