2007年02月03日

実際に役立つ開発援助を・Jeffrey Sachs 

国連ミレニアム開発援助実行特別顧問Jeffrey Sachsは ボリビアなどの経済改革の
顧問を務めたことでも 有名な 経済学者。
以下は 彼とのインタビュー:
貧困・病気・飢餓を減らすために EUは 2010年までに国内総生産の0.56%を 
開発援助に まわすという目標を 設定した。
36年前に 援助諸国は 国内総生産の 0.7%を 支払うと 約束したが 約束を 
守ったのは 主に北欧の諸国だけだった。もっとも 非協力的だったのは アメリカ。

農業・保健・教育・基本的施設(インフラ)の 優れた技術が 大事である。
もし 援助が 薬・蚊帳・手術器具・病院建設・保健助言者の業務・井戸掘りなど 
実地に役立つことに 向けられたら 成果は 大きくなる。農民の 食料生産を
援助するべきであって、飢饉の後で 食料を 送っても 成果は乏しい。

中国は アフリカへ 水力発電所や病院建設 を 援助している。
道路・電力供給・水道・保健サービスなど 基本的施設(インフラ)なしでは 
商業・貿易は 成り立たない。
世界の 全ての国が 新しい技術と 科学の知識を 携えて 援助に 参加
できるように なることを 念願している。貧しいために 新しい世界経済の 
恩恵を 受けられないという 国が なくなることを 願っている。
ソマリア  スーダンなど アフリカの最貧国には 指導者が いない。
まず指導者を 援助して 育てないと いけない。市場の力は 最貧国では 
機能しない。
下記サイトから:
http://www.dw-world.de/dw/article/0,2144,2334193,00.html



Posted by jtw at 12:11│Comments(0)
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