2009年02月04日

「スーパーレジ係の悩み」本・ベストセラーに@フランス

Anna Samは長年 レジで働き 客から屈辱を
受けるのに耐えてきた。ついに その経験をブログに
書くことにした。それを本にしたところ、フランスで10万部も
売れた。「若いレジ係の悩み」という本はドイツ
でも出版される。
1日に250回「いらっしゃいませ」と言い、
500回「ありがとうございます」と言ってきた。
レジ係はロボットであり、顔のないレジの付属品である。
客はレジ係に敬意を表すことはなく、したい放題する。
「学校でちゃんと していないと、あんな女のように 
なるんやで~」と言われたのは最悪だった。
この仕事をする人は すべてを飲み込んで 働ける
程のアホでなければならない。
「もう耐えられなくなって、ブログを書き始めた」その時 
すでに7年 レジで働いていて、大学でも勉強していた。
そのブログに同僚も書き込んで くれるようになり、
客も参加するようになった。アンナは有名になり、
テレビからも出演依頼がきた。
職場で最悪なのは 上司でも 労働条件でもなく、
客である。マヨネーズのしたたるサンドイッチや 
開封したポテチを レジにもってくる客がいる。
罵る客のことを読むと 文明は スーパーの入り口で
停止しているような印象がある。
同僚には 生き延びる助言を与え、客の言った 
おかしな表現も紹介した。
彼女は大きい小売業コンツェルンで レジ係の教育を
したい。そして あつかましい客からの 自尊心への
攻撃に対抗できるように レジの女性を支援したい。
そうすれば 雇用主も この職業を 価値あるものだと 
思うようになるだろう。
「入り口で グーテンタークと言うと 客は 予期しなかった
ことが起きて 呆然としている、しかし これで 
生活の質は 少しだけ 良くなるんだ」とアンナは言う。
下記サイトから:
http://www.stern.de/unterhaltung/buecher/:Bestseller-Frankreich-Die-Leiden-Kassiererin/653553.html


  


Posted by jtw at 14:06Comments(0)