2006年12月12日

103歳女子アナ天草TV

森シノさんは 去年102歳で インターネットTV(全国で見られる)の レポーターに なった。
有名になり ついに ドイツから TV局が取材に来て 下記サイトにでた。まさか 天草の ことを ドイツ語で よむとは 思わなかった。
http://www.tagesschau.de/aktuell/meldungen/0,1185,OID6179730_TYP6_THE_NAV_REF1_BAB,00.html

以下 その 要約:

家族は TVデビューを どう思っているかという 質問に
「孫の一人は 60になるが こないだ 私に 長生き せんならんから 働き過ぎんように せんと アカンで と言うてた」(これは 和歌山弁です、天草弁で どうなるか 不明)
その日の シノさんの レポートは 閉鎖されている小学校の 調理室から、シノさん 得意の タコの煮物について。
カメラマン:「なぜ このタコは こんなに 柔らかいのですか?」
シノさん:「煮汁は 秘密に なっとる」

34歳の時 夫は 病死し 女手一つで 牛を使って 田畑を 耕し 5人の子を 育てた。
密柑山の 草引きが 今の 仕事で 弁当もって 朝8時から 夕方まで 働く。
この元気の もとは 毎日 飲む 砂糖いり芋焼酎。
目も よくて 針穴に 糸を通せる。
TV映りは どうかと きかれて
「親が 生んでくれた顔は こんなもんや。鼻の 形は ようないが、この歳では 見かけは あんまり 大事でない」

天草TVは 古い方言でも 放送していて これを 話せる人は 少ない。それで、シノさんも 出演することに なった。昔の方言の 聴き取りは むつかしく 視聴者は シノさんの 言うことの 半分も 分からないが 気にする人は いない。

★天草TVは 下記サイトで 無料で 登録できます。
http://www.amakusa.tv/newscas_3.html
  


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2006年12月11日

外国語学習旅行・現地の外国語学校

現地で外国語を学ぶのは 楽しいけれど 質の悪い 学校もある。EUは その授業内容を はっきり示させる 指針を作る 方針である。
ドイツから 年間16万人が 外国語学習旅行に 出かけている。しかし 行ってみたら スペイン語のクラスにドイツ人しか いなくて お互いに ドイツ語 ばかり 話していてたり、能力別 クラス分け 試験も なかったりする。 「楽しみ」と「休暇」で 行くので まぁ いいかと 思ってしまう 参加者も 多い。 おまけに 成績が 悪うても 修了書まで もらえる。
これでは かなわん ので 下記のような 基準が 作られている。
"Gemeinsamen europäischen Referenzrahmen"
"Europäischen Norm für Sprachreisen - DIN EN 14804"

もっとも 確かな 学校選択基準は その学校へ 行った人の 経験を きくことです。

下記サイトから 要約:
http://www.spiegel.de/unispiegel/studium/0,1518,444186,00.html
  


Posted by jtw at 11:20Comments(0)

2006年12月10日

ハイデルベルク観光・ネット+携帯で案内

ハイデルベルク市全域にWLAN無線ネットが12月から 導入され 観光客は 携帯電話か ミニコンピュータで 歩きながら 名所・ホテル・レストラン・行事のどの情報や ナビゲーション地図を 見ることができる。
ドイツでは初の試み。今は 40カ所を 入力して 実験中だが 最終的に 100カ所以上の 情報を 入れる予定。
http://www.spiegel.de/reise/staedte/0,1518,452822,00.html
  


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2006年12月09日

スパイ・ゾルゲ事件

3年前の 先生Jappさんは ハンブルク大学 日本学科を この秋に 卒業し  博士課程に はいりました。ゾルゲ事件の 研究を 続けられます。1941年(昭和16年、太平洋戦争の始まった年)のスパイ事件です。 駐日 ドイツ大使館 顧問 リヒャルト ゾルゲ、評論家 尾崎秀美らがスパイ容疑で 検挙された。
岩波文庫 「ソルゲ事件追跡(上・下)」 河合秀和 訳、 についての 書評は 下記サイトに:
http://www.nhk.or.jp/book/review/review/2003main18.html
  


Posted by jtw at 07:33Comments(0)

2006年12月08日

太平洋戦争開戦日に.回想の板倉卓造教授

★ 間違えて 「板倉卓三」と 以前 カキコミ しました。本当は 「卓造」先生でした。

昨日と10月6日の blogの元に なった 新聞記事は ごく一部しか 手元に 残って いなくて 板倉教授の 御事を 伝えるには 不充分です ので 昨日のblogに 紹介したURL 「護憲+」さんの blogの ご承認を得て 「護憲+」さんの 記事を 下に 貼り付けさせて いただきます。
有り難いです。
他への再転載は お断りと 「護憲+」さんは 言うて おられます。

板倉先生は 昭和16年 日米開戦の年に 日本の敗戦を予期され 授業でも そう言われていたのです。
開戦の 日に 転載させて いただけるのは 不思議の御縁 忝ない、板倉先生 太平洋戦争に亡くなった 教え子の方々、万感 胸に迫ります。

★コラム「護憲+語憲」 :珠 (12/05) ★

戦時下の勇気と良識

 12月8日の第2次世界大戦開戦日が近づいてくると、父の話を思い出す。

 昭和16年、父たち文科系の大学生は、3月の卒業を早めて12月に卒業、兵役となることになった。卒業の日も近いある日、法学の授業で、当時の慶應義塾大学法学部長であった板倉卓造教授は、「これが最後の授業だ」と学生たちに「国際法」を教えた。

 そして最後に「この戦いは、日本は必ず負けるよ。英米が勝つ。君たちは命を大切にしなさい。戦後日本の復興には、君たちが絶対に必要なのだから」と言ったそうである。

 2ヵ月後、父は故郷の八幡宮で、入営して出征する父たち新兵を送る町の人々に囲まれ、代表で別れの挨拶をした。

「日本大勝利の上、故郷に凱旋し、再び皆様にお目にかかりたいものです」と。

 駅までの道、川を渡る橋の上で、町長さんが小さな声で父にささやいた。「あんな挨拶をしたのは、あんたが初めてじゃ」。当時は、「一命を捧げ、死んでお国のために尽くします」が、普通の入営の挨拶だったのだ。父は私たちに、「板倉教授の言葉が、心に深く残っていたのだな」と語った。

 翌年の最後の授業は、戦時国際法だったそうだ。「君たちも捕虜になることがあるだろう。戦時における捕虜の取り扱いは・・・」と教授が語りだすと、教室では失笑が起きた。

 当時の学生たちは、戦陣訓で「生きて虜囚の辱を受けず」と教え込まれており、捕虜になることは即ち自死することだった。しかし教授は、淡々と「捕虜の取り扱い」について語り続けた。

 学生たちはやがて咳一つなく聞き入ったそうである。このときも教授は「たとえ捕虜になっても命を大事にせよ。また捕虜とした敵兵は大切に扱え」と教えたのだろう。

 戦時下に、己の信念をもって語る教授の勇気。そしてその話を他に漏らさぬ学生たちの良識。父のクラスには、中将はじめ高級将校の息子たちもいたという。「日本は負ける」の一言で非国民呼ばわりされ、職も失い、時には入牢もあり得たと聞く戦時下にも、こうした場があったのだ。

 父の級友たちは、三分の一が戦地から帰ってこなかった   


Posted by jtw at 13:54Comments(0)

2006年12月07日

故板倉卓造教授・慶応大学/戦時下の命かけた講義

10月6日のblogに 板倉教授の昭和16年頃の講義に ついて 1983年の新聞記事を 孫引きして下記のように書きました。

「この戦争は いよいよ ひどくなる。諸君も工場に動員されて学問は 続けられなくなる。...日本は負ける。当然 敗戦後の日本は ひどいことに なる。だが、諸君が しっかり していれば 必ず日本に自由主義の 時代が くる。しかし 残念なことに 私は 老人だ。その時まで 生きては おれまい。そこで 諸君に頼みが ある。諸君は 生き抜いて 自由主義の時代を つくり 私の墓に やってきて 石を拾って墓石をコツコツ叩き 先生、先生の 時代が来ましたよと 必ず 報告してくれ給え」

これを書いた 記者 中沢道明さんは この板倉先生の講義を 実際に 聞いた方です。もっと 長い記事なのに 手元に 残っているのは 20行くらいしかなく、 何新聞だかも 日付も 書きとめていない のが 悔やまれます。

★ 上記の blogを 見て 12月7日に 次のコメントを いただきました。★

板倉卓造で検索して、このページにぶつかって、本当にびっくりしています。
私の父は、慶應義塾大学で、板倉教授の授業を受けた一人です。それに、板倉教授の話は、ぜひどこかに残したいと願って、下記に投稿したばかりなのです。父の話しなども入れたため、もっと簡単に書いてありますが、ご覧いただければ幸いです。

http://blog.goo.ne.jp/rojinto_goken/

http://yufuu.com/user/goken/
Posted by 珠 at 2006年12月07日 00:13

★★
ドイツ語の会は 和歌山の不景気の お陰で つぶれかかって いまして 若い
会員が タダで 宣伝するのに いいから と 言うて くれて blogを 書き
始めました。
ところが こういうのを 見て 会へ 来る人は あまり なさそうで 、先代 幹事
は 「呆け防止に 書いてると 思えば 腹も立たぬ」と 言うて くれて それも
 そうだと 思いなおし 読む人が あろうと 無かろうと 気にしないで なるべく
 毎日 書くという方針に かえました。
その功徳か どうか わからん ですが こういうコメントを いただきまして
blogを 書いていて よかったと 思います。  


Posted by jtw at 09:41Comments(0)

2006年12月06日

煙草箱に戦慄の写真を印刷

ベルギーでは 煙草のパッケージに 目を背けたくなる ような 写真を 2007年6月から 印刷しないと いけなくなる。
タバコのために 瘢痕のできた舌と 腐食した歯の写真・ のどの潰瘍の写真・ 手術中の 心臓の 写真など。パッケージに 掲載予定の 写真を 見たい方は 下記サイトへ:
http://www.spiegel.de/wissenschaft/mensch/0,1518,452394,00.html

文書による警告や 統計数字を 箱に 書いたところで 効果は 少ない。喫煙者に 衝撃を 与えないと いけない。
EUでは 毎年50万人が たばこ が 直接・関節の 原因で 死んでいる。
タバコに関連する 病気による 年間の経費は  1000億ユーロ。 一方 2003年の タバコ税からの 収入は140億ユーロに すぎない。(今 1ユーロは 153円くらい)
ドイツ連邦政府は 公共の場 や レストランでの 喫煙を禁止している。
  


Posted by jtw at 12:53Comments(1)

2006年12月05日

クリスマス市inミュンヘン

南ドイツで 11月末から12月に かけて 
Christkindlmarkt (幼児キリストの市)が 開かれます。
下記の サイトで 写真を 見ることが できます。
http://www.sueddeutsche.de/muenchen/bildstrecke/626/93533/p0/

  


Posted by jtw at 11:53Comments(0)

2006年12月04日

障害者就職援助事業inドイツ

12月3日の「国際障害者の日」に ドイツ身体障害者協議会は 重度身体障害者の 失業率を 減らすように 連邦政府に 要請した。
身体障害者の失業率は 非障害者の 約1.5倍。
オランダの事業を 模範として 2005年に 「仕事の橋渡し」という 事業が 創設された。これに 基づき ベルリンで 300人を 超える 無給の 「仕事上の代父」が 身体障害者・感覚障害者に ついて 企業へ 失業者と 一緒に 出向き 適職に 応募する書類を 調えるのを 助け 職業進路指導を している。
プロテスタント社会福祉組織は 「仕事の橋渡し」の調整を している。
http://www.heute.de/ZDFheute/inhalt/23/0,3672,4085463,00.html

  


Posted by jtw at 15:48Comments(0)

2006年12月03日

環境を考えたinドイツ・口井隆史さん

ニュース和歌山2006年12月2日に 口井隆史さんが 標題の記事を 書いておられます。これから10回 第1、3土曜に連載されます。口井さんは NPO紀州えこなびと発起人で 県庁 環境管理課 水担当。
太陽光発電・空き瓶の再使用・環境NPOの活動・自転車優先の町つくりなどに ついてです。

ちょうど 今日の ドイツのメディアの下記サイトに 緑の党(環境の専門家?)について 記事が でています。自動翻訳に かけると 笑える日本語に なるかも しれません。英語への 翻訳の方が まとも かも しれんです。
http://www.tagesschau.de/aktuell/meldungen/0,1185,OID6150498_NAV_REF1,00.html
 
  


Posted by jtw at 09:37Comments(0)

2006年12月02日

独パン屋in神戸

ドイツパン屋・カフェ 「ルロイント リープ」 のパンは ドイツ人が 美味しい と言うそうです。
詳しくは 下記サイトへ:
http://www.doitsujapan.jp/blog/DoicheInJ.php?itemid=452
4年前の先生は 日本のパンは まずいと 言うておりました。
去年の先生は 日本の 魚ソーセージは 美味しいと 言うておりました。どういう風に 料理したら あれが 美味しくなるのか 不思議です。魚肉ソーセージ業界組織の サイトに 料理法が でている かも知れません。
  


Posted by jtw at 09:09Comments(2)

2006年12月01日

異質の隣人・イスラエルのアラブ人

11月26日のカキコミの続き:
イスラエル人口の 1/5は アラブ人。しかしアラブ人は 人口の割には 政治的・社会的に 力を持たない 少数派である。
120人の 国会議員の うち アラブ人は 3人にすぎない。
アラブ人と ユダヤ人が 混ざって 住んでいる 地域では 別々に 別れて 住んでいる地域と 比べて 多くの 犯罪が うまれている。失業と 両派の対立による 緊張の 結果 そういう地域の 一つ Lod市で 犯罪者は 全国で もっとも 多い。
双方の 生活水準の 違いが ひどいので 双方が 混ざって 住む地域では アラブ人は ユダヤ人から 盗もう という 誘惑が 大きくなる。
アラブ人は 兵役から 免除されて いるが それは 特権でもなく ハイテク部門の職や 給料のいい職につく 道を アラブ人に 閉ざすことに なっている。
ただし 双方の敵対関係にも 関わらず 個人的な友人関係は あると 下記の記事の 最後に 述べられて います。
http://www.heute.de/ZDFheute/inhalt/17/0,3672,3997873,00.html

  


Posted by jtw at 15:28Comments(0)