2006年12月07日

故板倉卓造教授・慶応大学/戦時下の命かけた講義

10月6日のblogに 板倉教授の昭和16年頃の講義に ついて 1983年の新聞記事を 孫引きして下記のように書きました。

「この戦争は いよいよ ひどくなる。諸君も工場に動員されて学問は 続けられなくなる。...日本は負ける。当然 敗戦後の日本は ひどいことに なる。だが、諸君が しっかり していれば 必ず日本に自由主義の 時代が くる。しかし 残念なことに 私は 老人だ。その時まで 生きては おれまい。そこで 諸君に頼みが ある。諸君は 生き抜いて 自由主義の時代を つくり 私の墓に やってきて 石を拾って墓石をコツコツ叩き 先生、先生の 時代が来ましたよと 必ず 報告してくれ給え」

これを書いた 記者 中沢道明さんは この板倉先生の講義を 実際に 聞いた方です。もっと 長い記事なのに 手元に 残っているのは 20行くらいしかなく、 何新聞だかも 日付も 書きとめていない のが 悔やまれます。

★ 上記の blogを 見て 12月7日に 次のコメントを いただきました。★

板倉卓造で検索して、このページにぶつかって、本当にびっくりしています。
私の父は、慶應義塾大学で、板倉教授の授業を受けた一人です。それに、板倉教授の話は、ぜひどこかに残したいと願って、下記に投稿したばかりなのです。父の話しなども入れたため、もっと簡単に書いてありますが、ご覧いただければ幸いです。

http://blog.goo.ne.jp/rojinto_goken/

http://yufuu.com/user/goken/
Posted by 珠 at 2006年12月07日 00:13

★★
ドイツ語の会は 和歌山の不景気の お陰で つぶれかかって いまして 若い
会員が タダで 宣伝するのに いいから と 言うて くれて blogを 書き
始めました。
ところが こういうのを 見て 会へ 来る人は あまり なさそうで 、先代 幹事
は 「呆け防止に 書いてると 思えば 腹も立たぬ」と 言うて くれて それも
 そうだと 思いなおし 読む人が あろうと 無かろうと 気にしないで なるべく
 毎日 書くという方針に かえました。
その功徳か どうか わからん ですが こういうコメントを いただきまして
blogを 書いていて よかったと 思います。  


Posted by jtw at 09:41Comments(0)