2008年02月07日

渡り鳥は緯度だけでなく経度も認識している

ヨーロッパ池ヨシキリ(Teichrohrsaenger こういう和名では
ないと思う)は航空術を身につけていて 通常の渡りの道から
1000キロ離れたところへ飛行機で運ばれても 目的地へ向かう。

Oldenburg大学の Henrik Mouritsenとそのグループの
実験によると ヨシキリは自分のいる緯度を認識するだけでなく 
正確な経度も認識している。

彼らはロシア科学アカデミーの学者と共に バルト海沿岸の
カリニングラード地方で 鳥を捕まえた。その時に 鳥は 
エストニア、ラトビア、リトアニアの上空を飛んで、
北東の方向へ渡る途中だった。鳥は 捕まえられて 
東の方へ1000キロ離れたSweningorodへ運ばれ 
そこで放された。そこはまったく別の経度の土地であった。
目的地は 従って 北東の方ではなく、北西の方にある。
しかし ヨシキリは放されると 目的地の方角へ
向かって飛び立った。

鳥は緯度を太陽の位置によって知る。どういう風にして 
経度をしるのかについて これから研究される。
鳥の航空術について 分かれば、鳥の渡りの行動が理解でき、
絶滅危惧種の鳥を保護するのに 役立つ。
下記サイトから:
http://www.n-tv.de/912360.html
  


Posted by jtw at 21:05Comments(2)