2007年12月15日

カントリー音楽の古里・バージニア州

アパラチア山脈の山中 南西部バージニアで 音楽は
日常生活の一部である。ブルーグラスと 
Old Time Mountain音楽はここに生まれた。
この地方に音楽以外に気晴らしはなかった。アフリカからの奴隷、
スコットランド アイルランド ドイツからの農民、後には イタリア 
ポーランド ロシアからの鉱山労働者が もたらした音楽は
Old Time Mountain音楽と呼ばれるようになった。

町や村は ほとんど無い。農家は時には お互いに数キロ
離れている。小さい町の 大通りに 床屋 時計屋 鍛冶屋 
ギター屋 安いレストランがある。そういう食堂は 
少なくとも50年は 改装したこともなく、メニューを変えた
こともない。食堂へ行くと 1920年代の マウンテン音楽
の歌手 Kelly Harrellの ”Charlie,He's good Old Man"の
歌詞に 出てくる老人と会えるような気がする。
南西バージニアは 人口の少ない割りに 音楽をする人は多い。
「店で売っているパンと比べたら 家で焼いたパンの方が美味しい。
それと同じで 音楽も自分でやった方がいい」と 
歌手でバンジョー奏者のDorothy Rorickは言う。
彼女は 女性には こう忠告する:バンジョーを弾けないなら 
少なくともバンジョーの弾ける男と結婚しろ。

楽譜を読める人は ほとんどいない。聞いて演奏する。

毎日 自然発生的にセッション(ジャンボリー)が開かれていて、
夏の間は観光客も来るが 他の時期は シロート衆が
自分の楽しみに演奏する。

FloydとGalaxの間に Blue Ridge音楽センターが
まもなく開館する。
Galaxの大通りの床屋で1920年代に ヒルビリーと
名乗るグループが演奏して、それが ヒルビリー音楽という
名の元になった。

Galaxには 出演料なしで演奏している芸人もあり、入場は無料。
オールド フィドラー大会は 年に一度あり 最高に盛り上がる。
2千人の若い芸人とシロート音楽家が参加する。
音楽をする人には 楽器が必要なので アパラチア地方には 
町の交差点の二つに一つに 楽器製作所があり、森の中にも ある。

Bristolという小さい町は 「カントリー音楽の生誕地」と
いわれている。Jimmy Rodgers とCarter Familyは 
Bristolで 生まれた。Carterの小さい店は その後 
900席のホールになり 1976年から そこで 土曜の夜 
カントリーのショーが開かれている。
A.P.Carterの姪と結婚したJohnny Cashは そこで 
最後のショーを開いた。

Hiltonという村の酒場は ブルーグラスと 
Old Time Mountain Musicの巡礼地になった。
この村の50キロ四方に 泊まる所もないのに 毎週土曜に
少なくとも 500人はここに来る。入場料は数ドル。舞台の脇に 
台所があり、Carter家族が パンを焼き ホットドッグを作る。
カントリー音楽は家族でするものである。
下記サイトから:
http://www.faz.net/s/RubB4457BA9094E4B44BD26DF6DCF5A5F00/Doc~E26911955265941C38D328551D678A94D~ATpl~Ecommon~Scontent.html



この記事へのコメント
Mountain Music はHillbilly Musicとも呼ばれ、ヨーロッパ各地から来たいろんな人種が持ってきた楽器で演奏を楽しんだ。その音楽が重ねあってRockabilly 、Rock'n Roll と派生していって、やがてElvis やBeatlesを生み出した、いわば今のロック音楽の源流ですからね。
アイリッシュ風あり、ゲルマン風、ポーランド風あり、また、南部ではフランスの植民地だったせいかクリーオール風となりました。
日本では興味を持つ持つ人があまりいないので残念です。
Posted by M.M. at 2007年12月16日 21:52
へ~ Beatlesさんのご先祖やったんや。
バージニアへカントリーを聞きに行くパッケージツアー
は無さそうです。
シベリアへバードウォッチングに行くツアーの広告は
みたことあります。
それに南部へ行くと クレオール語も 話されてるんでしょうか?
Posted by jtw at 2007年12月17日 08:02
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