2007年07月18日

回教徒のスカーフについての闘い

ノルトラインヴェストファーレン州の女性教師 Selma Yavasは
スカーフ禁止令があるので ひさし/つばのない帽子で 髪の毛を隠したい。
しかし 労働法は それも認めない。
彼女はHauptschuleで 教えている。
2006年5月に ドュセルドルフ州議会で スカーフ法が可決された。
それによると 教師は世界観において中立でなければならない。
スカーフは女性の抑圧の印しであり、偏狭と理解される。
スカーフをかぶる人の 見解は認められない。それを見る人が
どう考えるかの 問題であるようだ。
そこで 彼女は 帽子をかぶれば済むと考えた。校長も そう
考えた。
ケルンのイスラム教女性センターで 毎月「信仰と付き合いに
おける自己決定のための会合」という 州内でスカーフをかぶる
女性教師の自助グループが 集まっている。
ある州では すべての信仰表明を禁止しているが、別の州では
キリスト教の信仰表明を 許すが 他の宗教に ついては
禁止している。
ある女性教師は 譲歩して ヘアバンドを することにした。
スカーフは 宗教的戒律であり、それが どういうものかを
すべて 説明しろと 言われても できない。
トルコ系移民の子どもに 生まれ 家族で始めて 大学へ
進んだ 女性にとって スカーフは 家族とドイツの間の
バランスをとる行為である。スカーフは 彼女にとって 大学で
学んだという女性解放の 印しであった。宗教的義務であり、
そのうえに トルコ系の家族から ドイツの教師の一員になった
という 印しでもある。
彼女は 困り果てて 鬘を 買うことになった。
下記サイトから:
http://www.zeit.de/2007/29/C-Kopftuchlehrerinnen?page=all



Posted by jtw at 17:42│Comments(0)
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