2011年05月03日

ドイツの一般医によるチェルノブイリ被害者診察・20年

一般医/心理療法士であるDoerte Siedentopf(ドイツ、
Dietenbach在住、69歳)は 20年間、白ロシアに通い 
被害者を診察している。チェルノブイリ事故から 
25年たっても、放射能による被害は増えている。
チェルノブイリから約180キロ離れた 白ロシアの姉妹村
Kostjukowitischiの1/3が 放射能の被害をうけた。当時の
人口35000人のうち 8000年は 移住しなければ 
ならなかった。

他の大催事に比べて 放射能の被害は 時を経ても増える。

Siedentopf医師は 被害者に医療を提供する協会を
つくっている。
800人以上の子どもと その世話人が 1991年から 
休養のためにドイツに来た。彼女は「核戦争に反対する医師」
の国際的協会の会員だ。

ストロンチウムとセシウムの半減期は30年であり、
その年数の十倍300年の間、それらは 生物循環の中に
留まる。つまり 8~10代の世代の間、放射能による
病気の増加を 考慮に入れなければ ならない。

白ロシアの沼地や砂地に落ちた 放射能は 地下水に
達した。地下水は 地表から深いところには ない。
放射能は 1年に地表から2センチ入っていく。25年で 
50センチ 入ったことになる。
放射能は 水を経て、植物と動物に入る。
砂の耕地では 放射能は ガイガーカウンターで測定
できない程度である。しかし 森の中では 木の葉や
苔が 妨げとなり、放射能は土中に入って行きにいので
放射能は表層に留まる。木の葉の多い多い場所や 
雨水の集まる窪地ではガイガーカウンターは 反応する。

最初の10年間の支援では 目薬や 耳にいれる薬や 
座薬のもとになる 基礎物質を白ロシアへ もって
いった。10年前から それは許されなくなった。
白ロシア政府が 医薬品の配給を管理するようになった。
政府が どの薬を許可するかは 薬の会社が支払う許可金、
次第である。白ロシア政府が許可した インシュリンは 
2種類しかないが、子どもには 別のインシュリンが必要だ。
チェルノブイリ事故 以来、子どもの糖尿病は 
増えている。中央管理は こういう弊害をもたらす。

セシウムは 食物連鎖の中にはいり、妊婦の腸に到達する。
胎児の膵臓の発達は そのために 妨げられる。膵臓は 
インシュリンをつくり、人間の器官の中で もっとも
感受性の高い器官の一つである。

免疫システムは 損傷を補修するが、子どもは 3歳まで 
免疫システムを持たない。そのうえ 子どもは 大人と
違い、細胞分裂の率が速い。放射能は 細胞分裂の起きる
時に 妨げになる。したがって 放射能に ごく僅か
被爆しても 発達は 妨げられる。

チェルノブイリ以後の 最初の世代において 夫婦の
30%は 子どもが 欲しくても 子どもを もてない。
ドイツでは この率は10%である。遺伝素質の 損傷に
より、流産や 死に至る早産が 増えている。

白ロシアでは 2010年に 癌による死者は ほとんど
ない ことにされている。
白ロシアやウクライナの ような 独裁国家において
 統計は信用できない。他の原因による 病気が多い
ことに すれば 保健制度の維持費が 少なくて済む。
原発推進派の会社と 独裁者は 馴れ合い である。

★★ 福島では 終結が 予測されていないし、毒性の
高いプルトニウムが 問題であるから チェルノブイリ
事故よりも 福島は はるかに危険だと思う。
福島では どれほどの量の放射能が 海にでて、どこへ 
流れていったのか について まったく分かっていない。
また 白ロシアと違い、福島の人口密度は 比べ物に
ならない程、高い。そして 山が 雲の拡散を妨げて
いるので 放射能は 細長い海岸地域に 留まる。
原発の損傷を 9ヶ月で修復する計画だと言うのは
馬鹿げている。内容のない空疎な言葉だ。
下記サイトから: 
http://www.tagesschau.de/ausland/tschernobyl134.html
 





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